スープパスタではなくナポリタン

三連休の中日。妻の体調が芳しなく、家族での外出は控え、自宅でゆっくりと過ごしていた。妻は途中で寝室で横になったため、遅めの昼食は僕の担当。冷蔵庫にチラホラある野菜の残りを使い何か調理することとしよう。肉・卵がないため、何をメインに据えるか・・考えていた時に目に入ったのがトマト缶。これだね。玉ねぎ、にんじん、ピーマン、椎茸が野菜のメンバーである。あ、ここに妻がふるさと納税でゲットした冷凍エビも加えておこう。さあ調理開始だ。

まずは、オリーブオイルを弱火で熱してスライスしたにんにくをいためる。たってきた香りがオイルに充分に染み渡ったタイミングで、野菜を豪快に全部入れ、にんにくの香りを感じながら勢いよく炒めていく。全体がしんなりしてきたら、冷凍エビを投入。さらに炒め合わせていく。全体に油が廻ってきた段階でトマト缶をドバドバと。味付けはコンソメの素のみ。1袋分を入れる。あとは適当に煮込むだけ。最初はおかずのつもりで作っていたが、うーん、ここにパスタを入れてしまうか。その方が炭水化物の用意も省略できて手っ取り早い。

冷蔵庫にちょうどよく余っていた、パスタ一束を半分に折り、そのままグツグツ煮込み中のフライパンに放り込んだ。さらに水を適当に投入。ここからは野菜たっぷり海鮮スープパスタのつもりで進行。こうなると味付けの追加が必要な気がしたので、ウースターソース、ケチャップ、粉チーズを迷いなく入れる。そのうちにパスタがどんどん水分を吸って、ソースが少なくなってきた。だんだんナポリタンのようになってきたぞ、、

パスタゆであがり時間の5分が近づくにつれて、スープパスタ感は消失、麺がソースを吸収し、「煮込む」から、「炒める」に近い状態になってきた。これはこれで美味しそうである。炒められた具材たちを見て、何となく醤油で香ばしさをつけたくなり、回し入れた。あとは全体をひたすら炒める。ちょいと味見すると、うん悪くない。やっぱりナポリタンだね。

完成して、こどもたち二人へ盛り付け。エビは大ぶりだが一人二尾。野菜もたっぷり入れた。なかなか美味しそうではないか。妻が就寝中だったので、三人で「いただきます」

二人とも粉チーズをあとがけしながら、勢いよく食べてくれた。(長女はエビが大きすぎたようで残したが・・)冷蔵庫もきれいになって、気持ちの良い調理だったね。トマト缶、こいつがいると強い。日持ちもするし複数常備が正解であることが認識できた昼下がりであった。

調理の執筆。習慣回復のリハビリにはちょうど良いね。

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