東京マラソンと美容室

就寝は24時30分、起床は8時25分、本日は妻と子どもたち二人が美容室に行くためその付き添い。いつもならば、タクシーで九段下の美容室まで直行なのだが、3月3日は東京マラソンによる交通規制が大規模にしかれており、電車で移動を選択。9時過ぎに自宅を出発して、都営新宿線の駅まで散歩がてら家族全員で歩いた。最近は2歳の長女がすぐに抱っこを要求してくるのだが、本日も例にもれず、歩き始めて数分で「抱っこー」と僕に要請してきた。長女の体重は既に15㎏をオーバーしており、抱っこ紐の補助なしに抱えながら歩くのは中々にハードな行程だ。最近のオーバーカロリー、体重増解消へのトレーニングと自分に言い聞かせ、何とか15分程度歩ききった。

抱っこを要求してくれるのも、あと数年だろう。甘えてくれる時に思いっきり甘えさせてあげるのもたいせつだよね。どこかで、「こどもがちいさい時期は意外と短く、早く過ぎ去ってしまう」と書いてあったが、長男の成長を見ていると、その指摘は正しいと感じる。

都営新宿線に乗り、九段下まで到着。地下鉄から地上に出ると、明らかにいつもより車両や人が少ない。近くが東京マラソンのコースに指定されており、外出を控えているのだろう。皇居脇の超都心部、人手が少ない街並みは、気持ちの良い快晴も相まって、普段と異なるくうきが流れていた。早起きして散歩をしているときのような清々しさ。人が多いとやっぱりくうきって変わるよね。もちろんポジティブ・ネガティブ双方あって、人のエネルギーが正の勢いを持つこともあれば、負の淀みを生むこともある。日常の東京では、常にそのエネルギーがぶつかり合ってるようなイメージなのかな。だから、エキサイティングとも言えるし、落ち着かないとも言える。

僕の妻などは、東京の混雑した街にでかけると、すぐに気が疲れてしまうが、その「気」にやられてしまうんだろうね。かくいう僕も人より自然の比率が高い田舎で育ったので、人のエネルギーが見当たらない場所の方が心が落ち着く。今年は転居を予定しているので、このあたりも踏まえて腰をすえる場所を選定しよう。次に住む場所は、こどもたちの地元となるくらい長く暮らすつもりだから、深く丁寧に考えるつもりだ。

興奮より穏やかさ、変化より心地よさを。

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