支配者スイッチ 「お冷や」

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今回は支配者スイッチ。冷たい飲み物の話です。以前通常回では取り上げたことがある内容ですね。

寒くなる前にやれよ!って話ですよね。私もそう思います(^^;)

ただ、季節問わず、いつでも冷水って出て来ますよね。そのあたり、どんな意図があるのでしょうか。

それでは、今日もポチっとな♪





「ゴクゴクゴク、っぷはー。あー、このために生きとるな。」

「…のっけから何をなさってるんですか、閣下。」

「見て分からんか?キンキンに冷えたビールを片手にナイター中継を見ておるぞ。」

「そんなもの見れば分かります。何故庶民のような振る舞いをなされているのかと聞いているのです。」

「そうは言うてものう、たまには良いではないか。余も人生を楽しみたいぞ?」

「閣下は毎日人の気も知らず楽しんでいるでしょうが。まあそれはともかく、その冷え過ぎた飲み物はやめておきなされ。」

「何故じゃ?こんな素晴らしい物を。」

「この冷えし飲み物は、かの米国が我々大和民族を恐れ、弱体化を謀るために持ち込んだ習慣ですぞ。」

「こんなに美味しいのにか?」

「この際美味しいかそうでないかはさておいて下され。話が進みませぬ。」

「ふむ、ではいつものように説明を頼む。」

「単純な話ですよ。体温が下がり身体が弱ります。」

「それだけか?」

「それだけです。病に対する抵抗力が下がりますからな。」

「体温が下がると、免疫力が落ちるのであったな。」

「左様です。そのため、暑い季節でなくとも、飲食店ではまず氷水を出すよう仕向けられております。」

「確かに、冬場だろうが気にせず冷えた飲み物を飲むようになってしまったの。」

「冷蔵庫のおかげでいつでも冷たい物を用意できるようになりましたからな。弱体化が捗っておるようですぞ。」

「そんなに恐れられておったのか。」

「それはもう。忠誠心、精神力、肉体の屈強さ、敵に回してこれほど恐ろしい民はおりませぬ。」

「欧米の言いなりになっている場合ではないな。」

「そうですぞ。有事に備え、いつでも爪を研ぎ、牙を磨いておかねばなりませぬ。いつか天下を取るので御座いましょう?」

「勿論であるぞ!」

「ならば、まずは君主らしき趣を身に付けて下されよ。」

「ぜ、善処するぞよ。」





PS:大好評にお応えしてマガジンにまとめてみました。

良ければバックナンバーも是非!


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