愛しきみへ

この楽曲に関しては、あまり多くを語れそうにないです。

私が仮に第三者として、初めてこの楽曲を聴いたとしたら「長くお付き合いした方とお別れしたのかな。未練がまだありそうだから、時間はそう経ってなさそうだな。」と感じると思います。

時間の経過により記憶が美化されることを強く願うと共に、どこかまだもう一度、という気持ちが伝わってくる歌詞の構成になっています。

別の道を歩むことになる、つまり交わることがなくなるとしても、それは悪いことではないと思えるのは、その道が自分とつかず離れず、平行していると感じられるからです。見ている方向が同じという、それだけが唯一残ったその方との共通項なんです。気持ち悪いです。

これも私の恋愛観に強く影響を受けていそうです。お付き合いが終了しても仲良く関係性を保てる方もいらっしゃいますが、私は終わりを考えない分、終わりは終わりなんです。若さも出ていますね。

最後に悲しみの雨を落としたのは、昇華することでまとまった悲しみの雲をいつまでも抱えずにすっきりしたいという想いを込めたからです。

《歌詞》
自分勝手で本当にごめんね お互いの夢のために
あの日描いたこの道を2人で一緒に歩き出す

どんなに辛い想いだって共に泣き笑いあった日々も
ここに忘れたことはないよあの空へ歩ける日々を

ずっと待っているよ あの場所で君とまた
高く飛んでゆこう いつまでもいれるように

この世界は本当に広いね どこまでも続いている
それでも足りないものがある時間と毎日戦ってる

そんなに思い悩んだって 交わることはない2人でも
それが悪いことでもないよ同じ空を見つめる君と

笑顔で居れるかい?限りない空想の中で
立ち直ることで 懐かしい記憶がほら

ああ、こんなにも 幸せな日々を生きる
果てしない空に悲しみの雨が落ちた

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