✅有馬記念の最終予想

まずはじめに。

今年一年、予想を見ていただき本当にありがとう。
年始から毎週投稿できたのもみんなのおかげです。
独自のラップ理論、そして過去傾向から渾身の◎を導くというスタイルは今後も変わらずにやっていきたいと思う。
今後もよろしくお願いします。


さて、
今年最後のnoteになる有馬記念。
中山競馬場のレースといえばリットマンの見せ場でもある。

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少しでも参考になれば「スキ」を押してもらえると嬉しい。

それでは予想の方に入りたいと思う。



ラップ適性

中山競馬場・芝2500m・右内回り

2022年
7.0 - 11.3 - 11.7 - 12.1 - 12.5 - 13.1 - 12.7 - 12.4 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.3

2021年
6.9 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 12.5

2020年
6.8 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 12.8 - 12.9 - 12.8 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 12.6

2019年
6.9 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.5 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 12.3 - 13.4 - 12.2 - 12.0

過去4年のレースラップ。
中山競馬場芝2500mの右の内回り
を使用。

コーナーを6度回るアップダウンの激しいトリッキーなコース形態。
ある種宝塚記念のコース形態とも似ている。
中山適性はもちろん、このコースを経験している馬にも注目していきたいところ。

前半400m地点までは11秒台が刻まれ先行争いの影響でポジション取りも激しくなる傾向。
今年の逃げ馬はアイアンバローズ、タイトルホルダーの2頭が中心。
昨年同様にタイトルホルダーが逃げる形になりそうで1000m通過は60〜61秒のスロー寄りの平均ペースを想定したい。

過去のレース映像をみて、高低差も激しくロスなく直線までに脚を溜めたいことからもパンサラッサやバビット、タイトルホルダーのような逃げ馬がいても中盤のペースが激化することは考えにくい

また東京競馬場とは違い中山競馬場はアップダウンもあり、外に振られないコーナリングも重要になってくるので 残り1000mを切るまでは隊列、ポジション重視で落ち着く傾向にある。

ペースが上がるのはラスト1000m地点。
ラップも11秒台へ突入し仕掛けどころを探る形になる。昨年はそれが顕著に現れた展開。
直線は約310mと短いためその直線に入る前の3コーナーから4コーナーにかけてスパートすることを頭に入れておきたい。

わかりやすい例が3年前のクロノジェネシス。
3コーナーから4コーナーにかけて押し上げ差し切ったレース。
コーナー通過順位が「12.12.3.3」と数字を見ても歴然だ。

直線に向くラスト3F→ラスト2Fにかけて加速し、ラスト2F→ラスト1Fにかけては減速する。

まとめのポイントとして
①前半1000mはスロー寄りの平均ペース
②ラスト1000mからギアチェン開始
③残り600mを切り、4コーナー地点のラスト2Fが最速となり、ラスト1Fは減速していく持久力勝負

一瞬の切れ味というよりかは、残り600mを切るあたりからジョッキのー手が動き始めるので4コーナーからジリジリと長い脚を使える馬に展開利のあるレース。
短い直線なので直線入る段階では中団〜好位に位置しておく必要はある。

坂の影響もあり残り200mが減速するタフな減速持久力戦と想定したい。

中団やや前あたりからロングスパートを活かせる後半要素の高い馬を狙っていくのがベストか。


以上の展開予想から、狙いたい馬が「4頭」


1頭目はソールオリエンス。
中山2500m戦で期待している馬。
皐月賞では12.3 - 10.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8 - 12.4 - 12.5 - 12.7 - 12.5 - 12.0の前傾ラップで後半に時計のかかるタフな展開で差し切り勝ち。スタミナと瞬発力を評価したい内容。

「4角17番手から勝てる馬はそうそういない」

タイトルホルダーを中心とした前にいきそうな有力勢も多く、例年よりは流れる見立てもできる。

京成杯ではメンバーレベルに疑問はあるものの大外ぶん回しで楽勝。
ドスローに流れても好位からきっちり差し切り。

ダービーは直線狭いところからラストまで伸び切り勝ちに等しい内容で長い直線でもロンスパを見せた。

菊花賞は立回りも文句なしで3着と健闘。
適正距離ではない長距離にも対応。

早仕掛けになりやすく直線の坂で1脚使いスタミナ問われやすい今回のような条件は展開利もあるとみている。

得意の中山内回りに替わり、持ち味を最大限に活かせそうな点は何より強調材料。
土曜の中山の馬場を見ても内枠有利には変わらない。

中山適性は高い。そして川田にも期待。


2頭目にジャスティンパレス。
今回最も期待している馬でもある。

今年の阪神大賞典から複勝率100%と距離の幅が広く安定した成績をおさめている。

昨年の有馬記念は凡走したが、今では全くの「別馬」になっている。

天皇賞秋はイクイノックスに次ぐ2着。
ハイペースになり展開も向いたが最速の上がりを使えた瞬発力、そして「時計」を評価したい。
展開が向いたとはいえ1分55.6秒はなかなか出せない。

宝塚記念はラスト4F11.9 - 11.7 - 12.0 - 11.8からのロンスパ戦となりイクイノックス、スルーセブンシーズに0.2差は物差しにもなるし自在性を活かした中で直線持続力も確認できた。

神戸新聞杯では12.7 - 10.6 - 11.4 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.2 - 12.1の中緩んでラスト4Fから仕掛けが始まりラスト1Fは大きく減速するロンスパ戦。
差し馬が台頭する展開で好位からロンスパを発揮して圧勝。非根幹距離への対応も問題なさそう。

ここ2戦をみてもイクイノックスに勝ち負けできる現役最強牡馬なのでは?とさえ思える。

物差しには十分すぎる実績の裏付けもある。

中山2500mというこの絶好な条件で1番頭を想定できる1頭。

適性No.1の最有力候補。
週中にもツイートさせてもらったが、この馬を「馬体覚醒枠」としても指名させてもらう。



スルーセブンシーズ。
中山牝馬ステークスから馬が変わったのかと思えるほど成長が著しい。

「覚醒」という言葉が相応しい。

宝塚記念ではイクイノックスよりも早い上がりタイムを使いタイム差なしの2着で勝ちに等しい内容。

中山牝馬Sでは12.4 - 11.7 - 12.6 - 12.0 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.2 - 11.3のラスト2F勝負になり33.8秒の上がりを使っての勝利。

中山競馬場でのレースでは複勝率100%と圧倒的な中山巧者であることは間違いない。

好位からジリジリと脚も伸ばせるし、後方から上がり3Fも使える「瞬発力にも長けた馬」ではないかとも思う。

持続力の要素が求められやすい舞台で瞬発力も発揮している。
展開に左右されにくく確実に末脚を活かせる点が強みでもある。


非根幹距離の実績もありで中山2500mで買わない手はない。

全頭診断では限りなくSに近いA評価。


最後にタイトルホルダー。
ラストランが見物。
昨年はハナを奪って9着と凡走。

今年は海外戦を使っておらず昨年と違うローテ。疲労度、臨戦過程を考慮しても状態も条件も良い。

ジャパンCからの臨戦で「最終目標がこの舞台」との陣営サイド。
前走は適性外の条件で2番手から掲示板に残す内容。地力を評価。

スタミナ問われるタフなコースが適性舞台というのは日経賞、オールカマー、宝塚記念を見ても頷ける。
オールカマーではラスト6F 12.4 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.5 - 12.4の5Fからのロンスパ戦とラスト1Fは減速しているように早仕掛けでタフな展開となったが持続力を評価したい内容。
この流れで残したので今回の展開にもハマりそうな候補でもある。

何より大切なのが「枠順」であったが、2枠4番という絶好枠でスタート次第ではハナを主張できる。

持ち味でもある巧みなコーナーワークを活かしマイペースに落とし込めばチャンス。
前から粘り込めるならこの馬を想定。

適性は高く評価も高い。


以上が狙いたい4頭だ。



コーナー間で機動力を生かした中で持続力を発揮できそうな馬を狙っていきたい。
短い直線での急坂対応も鍵になるこの一戦。



ラップ適性から決め打ちして狙うのが私のスタイル。


今年の有馬記念
最も展開利ありそうな馬を導く。



本命は、
ジャスティンパレスだ。



本命馬と対抗

◎ジャスティンパレス「馬体覚醒枠」SS評価
○ソールオリエンス S評価
▲スルーセブンシーズ A評価
☆タイトルホルダー A評価

この4頭の印で狙っていきたい。

推奨買い目

単複◎

馬連流し
◎→○▲☆

ワイド1点
◎ー○

3連系を狙うなら◎○の2頭軸で3列目にライラック、ドウデュースを加えて狙う予定だ。

最後に、少しでも参考になりましたらスキを押してもらえると嬉しい。

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