✅桜花賞の最終予想


今週も予想を見ていただきありがとうございます。
そしていつも温かいコメントありがとうございます。

「ラップ適正から馬を導く」という変わらないスタイルで考察していきます。


まず、今年の桜花賞のメンバーをみて。

リバティアイランドは能力面でいえば抜けているが、この桜花賞という阪神1600m外回りの舞台ではどうかという印象。

リバティアイランド以外で狙いたい馬が4頭いる。

今年の桜花賞はリバティアイランドに加えてその「4頭」を推奨したい。


それでは考察のほうに。

ラップ適正

阪神1600m・右外回り


阪神1600m右外回りは、Bコース使用で直線距離は約470mと長いのも特徴。

枠に関して内外はフラットで過去レースを見ていると真ん中枠より外枠の方が競馬もしやすい傾向。

淀みない展開になっても脚を溜めて直線でしっかりと末脚を出し切らないと勝ちきれないのがこの桜花賞。

直線で勝負する馬は、内で揉まれたくないことからも、外目の枠の方が競馬はしやすいだろう。

逃げよりは中団〜後方から脚を溜めて長い直線で末脚を活かせそうな馬を中心に狙っていきたい。

実際ベストなのはある程度前の位置から上がり3Fタイムを持ち合わせた馬だろう。

個人的に思うのは広げて買う必要もなく少数組で絞って取りたいレース。

弥生賞、金鯱賞、阪神大賞典同様に激しぼりとまではいかないが、ある程度絞って狙っていきたいと思う。

2022年レースラップ(良)
12.4 - 10.8 - 11.4 - 12.2 - 12.0 - 11.1 - 11.5 - 11.5

2021年レースラップ(良)
12.1 - 10.8 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9

2020年レースラップ(重)
12.4 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.7 - 12.6 - 13.8

過去3年のレースラップ。

明日は良馬場想定なので近2年をより参考にしても良いかもしれない。

G1のマイル戦のため、スタート後の2F目は10秒台のラップも刻まれそのペースのまま中盤まで淀みなく流れていくのが特徴。

とはいうものの最後の長い直線へ向けて足をためたいためスピード力だけでは到底敵わない。

残り800mをすぎてペースが上がるのはラスト3F地点。
ここでギアチェンジしてラスト1Fのゴールまで11秒台の脚が問われる非常にタフなレースでもある。
逃げ馬はほぼ全滅で中団あたりからの馬に展開利があるのも頷ける。

後半はラスト3Fもしくは2Fが最速になりやすい。
かつゴールまで末脚を求められるので1脚使って出し抜くというよりはロングスパートで差し切る馬に展開利がある持久力戦と想定したい。

展開イメージとしては
中盤までは平均ややハイペース。
そして後半ラスト3Fから加速し、ゴールまで持続力求められる持久力戦。

この展開で戦績をあげてきた馬、展開利ありそうな馬を狙っていくのがベストか。



まず前走のチューリップ賞で外枠から地力を見せつけたペリファーニア。

12.5 - 11.0 - 11.7 - 12.3 - 12.4 - 11.3 - 10.9 - 11.9のラップタイムで3着の結果。
ラスト4F→3Fにかけて1秒以上ギアアップし、ラスト2F最速のラップでゴールまで持続力問われた一戦。

外枠からスピード力を活かし33.9秒の上がりタイムを発揮する後半要素の高さ。

ただ1着から6着まで4コーナー通過6番手以内の馬の決着で、前残りの展開であったことは忘れてはいけない。

新馬戦では12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 12.3 - 11.5 - 11.7のラップタイムで3番手から出し抜き勝ち。
ラスト2F最速で残り200mまでほとんど減速しない持久力戦で前目から出し抜けた直線でロンスパは評価できる。

ここ2戦を見ると外回りでのコーナリングも器用なタイプ。
スピード力と直線でのロングスパートを兼ね備えた有力候補。

中距離戦でジリジリと長い脚を使っていけそうなのでベストは2000m〜2400mだとも思える。



2頭目にチューリップ賞で33.7秒の上がりを発揮したコナコースト。

前目が残る中、6番手からジリジリと脚を伸ばしての2着。

エルフィンSでも33.6秒の上がりを発揮しているようにこの馬もポジションを取っていけて、上がり3Fを出し切れる点はプラス。

チューリップ賞組はこのレースに直結するのは強調材料。
しっかりと上がりを使ってロンスパを出し切った点からもこの馬は、チューリップ賞組の中ではこのレースにつながる競馬をしたと思う。

スピード力もあるタイプなのでこの枠なら中団ポジションは確実に確保できそうで持続力勝負の展開になれば展開利がありそうだ。



3頭目にドゥーラ。
前走のチューリップ賞では直線で前が壁になり全く伸びない競馬。
4コーナーから直線へ向かう段階でなぜか隙間のない内を選択し自身のレースを発揮できなかった点がある。

2走前の阪神JFでは負けて強しの内容。
16番の8枠から出遅れて17番手で折り合う形。

直線では最速の上がりタイムで気付けば6着と11馬抜きしていた。
この末脚には驚いたし後半要素の高さを素直に評価したい。

前半ハイラップが刻まれ直線で減速するラップの中、ジリジリとロングスパートをかけれた脚質は良さそう。
出遅れなかったレースを見てみたいとも思えた。

札幌2歳Sでは12.8 - 11.5 - 12.4 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 11.9 - 12.1のラップで勝ち切り。
ラスト2F最速でラスト1Fまで12.1の脚が求められた展開の中35.7秒の最速の上がり。

さらに重賞で活躍するドゥアイズは4コーナーで抜群の手応えであったが外から被せるように差し切った末脚は見事で能力の物差しには十分。

未勝利戦は2番手からレースしてドゥラエレーデを負かしている点からもポテンシャルは高く右回り性能も良さそう。

ドゥーラの過去レースを見ているがスタートさえ出ればスピードを活かして中団あたりに取り付けることができる。

さらにこの馬は上がりタイムも確実に発揮できることから阪神マイル外回りで追い比べ勝負になれば分がある。

今回は外枠すぎず揉まれない枠なので絶好のチャンスだと思っている。

淀みない流れで持久力戦になれば中団やや外目からこの馬に展開が向きそうで最有力候補。



最後にハーパー。

枠がかなり良い印象で、この枠なら基礎スピードを活かして好位をとっていけるとみている。

今の阪神馬場なら絶好ポジションを取れそうだが各馬が取りたいポジションで、どこに取り付けるかが鍵。

前走のクイーンCは12.2 - 10.9 - 11.4 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 11.6 - 12.2のラップで勝ち切り。中盤も中緩みしないラップでラスト3F最速の早仕掛けの持久力戦で5番手から出し切った。

2着はドゥアイズと能力面では物差しになる一戦で中団やや前目からロンスパを活かせた脚力は評価したい。

2走前の未勝利戦を勝ち切ってクイーンCも勝利するなど素質の高さには驚く。

今回ルメールに乗り替わりで鞍上強化とポジションを確実にとっていける点からもこの阪神マイル外回りでぜひとも狙いたい一頭。



積極的に買いたい4頭の考察。


リバティアイランドに関しては能力とポテンシャルはこれまでのレースやタイムを見てもわかる。
2連系、3連系の馬券を買う上では外せない一頭で相手には入れておきたい。


今回の想定される展開から中団やや前に位置した中で、上がりを使って後続を出し抜きたい。
この舞台で確実に上がりを使えそうな馬。

勝機はこれに尽きるだろう。

ラップ適正からハマりそうな馬を狙うだけ。
そして最も展開利ありそうな馬を導きたい。




今年の桜花賞


本命は、


ドゥーラ


本命と推奨相手

◎ドゥーラ
○コナコースト
▲ハーパー
☆ペリファーニア
注リバティアイランド


推奨買い目

単複→◎

馬連フォーメーション
◎○→○▲☆注

ワイド流し
◎→○▲☆注


◎の単複が本線。

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