✅大阪杯の最終予想


今回も予想を見ていただきありがとうございます。
4月に入り、G1シーズン到来。

一つも無駄にしたくない。と言うのが今の気持ち。
レースによって当然見方も変わってくる。

ただ今まで私の軸となっていた「ラップ適正」から考察するスタイルは変わらずにやっていきたい。

それでは予想のほうに。



今年の大阪杯のメンバーをみて。
有力勢とそれ以外の馬のレベルの差がどうも開いている印象。

とは言うもののこの阪神2000m戦という異質なレースで買いたい馬はいる。

このレースはツイートしたように「消去法、過去傾向、ラップ適正」を組み合わせれば馬が導けることに気づいてしまった。


まずは過去傾向

以下はTwitterでも紹介している内容。

大阪杯の過去6年勝ち馬

・4歳 or 5歳
・栗東所属
・前走4人気以内かつ5着以内
・重賞2着以内実績


上記に該当する馬は現在6連勝中という破格の成績をおさめているのも事実。

この法則を全てクリアする馬は、

ジェラルディーナ
キラーアビリティ

なんとこの2頭しかいない。

頭固定でも使えそうな傾向。
ワンツーフィニッシュならばこれほど感慨深いことはないだろう。

おすすめな過去傾向馬券

2頭の単勝と馬連とワイド

※上記は勝ち馬傾向を検証しているだけで私の本命馬券ではありません



このレースのポイント

①過去3年全てを見ても「6番手以内に4コーナーを通過」した馬での決着

②G1昇格後の大阪杯で「関東馬」は2020年ダノンキングリーの3着を除いて一切馬券に絡んでいない。

③有力勢の優劣

このレースにはおおまかにポイントが3つあると思っている。


まず①=中団より後方から折り合いそうな馬は差し損ねることにも当てはまる。

前にとどきそうもないので素直に後方からの馬は見送りたい。

中団より後ろからレースしそうな馬は、

ラーグルフ
ヒンドゥタイムズ
ワンダフルタウン
モズベッロ

大まかにこの4頭で今回は見送りたい。


そして②の要素から関東馬は、

スターズオンアース
ノースブリッジ
ヒシイグアス
ラーグルフ

この4頭が該当。
ラーグルフは①でも該当し差し馬なので見送る。
それ以外の3頭はラップ適正を見てから考えたい。



次に③の有力勢の優劣が特に鍵になってくるだろう。

有力勢とはこれまでG1.G2で結果を残してきた馬が主となるが

スターズオンアース
ジャックドール
ヒシイグアス
ジェラルディーナ
ヴェルトライゼンテ

この5頭がメインとなるが、能力の差で言えば均衡している。

ここで各馬の「ラップ適正」を見ていきたい。


まずスターズオンアース。
秋華賞では3着の結果。12.2 - 11.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.3 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.8のラップタイムでラスト4Fからゴールまで11秒台連発の持続力戦。
阪神2000mは持続力勝負になりやすいのも特徴でかつ中盤は中緩みも発生しやすい。

勝ち馬のスタニングローズはその後G2で敗戦、ナミュールはその後勝ち切れていないことからも今の4歳牝馬のレベルはどうなのか?
という疑問符までついてしまうのは正直なところ。

オークスではラスト4F 11.6 - 11.3 - 11.7 - 11.8のラップ。やはり減速持久力戦になると展開利はありそうで今回も適正面は問題なさそう。

この馬は1600〜2400mと幅広い距離適正をもつ。
出走馬を横に並べて今回に必要なスピード力から中団より前のポジションを果たして外枠から取れるかどうかという懸念材料がある。

距離は長ければ長いほど良いタイプで後半直線でのバテ差しで多く台頭してきた。
基礎スピードが他馬に比べて見劣りすることからも差し損ねという展開が想定されるので、馬券の軸にはなりにくい。


ジャックドール。

海外帰りのこの馬はこの阪神2000m戦で狙いたいと思っていた。

札幌記念では12.6 - 10.9 - 12.0 - 12.1 - 11.9 - 12.2 - 11.8 - 12.4 - 12.6 - 12.7のラップタイムで勝ち切り。
3番手追走という番手で控える形をとってラスト4F最速の減速持続力戦でパンサラッサを交わした。

この馬には変わり目があったようにも思える。
それは初めて札幌記念の重賞でハナを奪わず控える形をとったことだろう。

これまでの勝ちパターンとしては無理矢理でもスピード力を活かし先頭に立って後続を出し抜く競馬であったが、札幌記念で一皮剥けたように思えた。

実はこの馬天皇賞秋で4着と検討している。
ラスト4F11.8 - 11.6 - 12.4 - 12.7の3F最速のそこから減速戦。
パンサラッサが大逃げをかましたがここでも4番手からじっくり折り合い33.5秒の上がり3F。

瞬発力タイプのイクイノックスとダノンベルーガには32秒台の上がり3Fを発揮され出し抜かれたが今回の大阪杯については上がり3Fの持ち時計は必要がない。

むしろスピード力を活かして前から出し抜ける馬に展開利あるレースなのでチャンス到来で2000mはこの馬のベスト。
これ以上距離が長いともたないだろう。

昨年の大阪杯はハナを奪う競馬をした。
今年はこれといった逃げそうな馬はノースブリッジくらいで、無理に先頭に立たなくてもレースができるようになったので前目から出し抜ける有力候補。
点も早いので内枠に入れば文句なしの本命でもあった。


次にヒシイグアス。

前走の中山記念では12.7 - 11.7 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 11.4 - 12.4のラップで差し切った。
道中に中緩みが発生しない11秒連発の澱みない展開でラスト2F最速の瞬発力戦。
休み明けとは思えないレースぶりで34.6秒の上がりタイム。

昨年の大阪杯では4着の実力者で、レース映像を見ると前3頭がそのまま馬券内で、完全にポジション差の敗因。同時に1000m通過が58秒台でも前が残るこのレースには驚いた。

特別に上がりは使えるタイプではないがスピードに乗ってジリジリと脚を伸ばしてこれるタイプの持続力型で今回の適正に当てはまりそう。

14番という枠順で立ち回りが鍵になりそう。真ん中枠を引けば絶好枠でもあったと思う。

休み明け前走の上積みはさらに見込めそうでひと叩きした今回は前回以上に力を発揮してきそうな有力候補。


続いてジェラルディーナ。

最内に入りこのレースは1枠の成績が良くないのも結果としてある。

有馬記念の時に本命にさせてもらった馬でもある。その有馬記念では出遅れて4コーナー通過11番手から35.7秒の上がりタイムで3着。
出遅れていなければ勝ち負けまであったのではないかとも思う。

この馬は昨年の鳴尾記念から全て馬券内と安定感でいえばNo.1。

昨年のオールカマーでは12.3 - 11.6 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1のラップで勝ち切った。
内枠から抜け出してラスト4Fから加速ラップを踏んでラスト1Fで減速する持久力戦。

みなさんは既に気づいていると思うがこの馬は一度も東京競馬場を走っていない。

個人的な見解としては阪神、中山の2000m以上の時計のかかりやすいタフ減速持久力戦が得意なタイプ。
そして上がりを特別使えるタイプではないのでスピードを活かしつつ上がり3Fを出すような瞬発力向きタイプではない。
これに尽きる。

このレースで大事なのは前に取り付ける追走力。
後半要素では抜けている印象だがこの枠順ならポジションは中団やや後方になりそうで4コーナー過ぎた地点をイメージするとやはり前にとどくのかという不安がある。


そしてヴェルトライゼンテ。
この馬について言いたいことはいくつかあるが買い要素なのはスピード力を活かした追走力。
そして前から出し抜ける後半のロングスパート。
この2つは特徴で持ち味でもある。

6番という絶好枠を引いた今回、ジャックドールが外にいることで基礎スピードあるこの馬は内に取り付いてロスなく立ち回れるポジションが確保できると思っている。

今回の最終追い切りを見てもフットワークもよそさうで右回りの伸びという面に関して克服してきそうな印象はある。
AJCCで右回りは走っているので正直問題はない。

鳴尾記念では前からジェラルディーナを出し抜いているように能力の物差しでは十分。

ジャパンCの一戦では上がりを発揮するタイプではないが好位から3着に残す後半要素の高さは評価したい。
1.2.4着馬は全て後方からの馬で展開利があるようには思えなかった。

あれだけ長い直線で4コーナー4番手から出し切ったロングスパートは阪神内回りで前から出し抜けそうなところまでイメージできる。

日経新春杯のようにラスト4F 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.4のロンスパ戦になれば前から後続を振り切れる展開へ持ち込める。

59kgを背負ってあのパフォーマンスなので今回の58kgでも十分に対応してくるだろう。
川田騎手も前のポジションをとっていきたいことは一番理解していると思う。

前走使った上積みも大きそうで阪神2000mの持続力戦のラップ適正にはまる。

そして前述のポイント①にあったように4コーナー通過6番手以内を確保できる最有力候補。


以上の有力勢5頭の見解。

マリアエレーナは前にいける筆頭でスピード力があり阪神2000mは得意とする舞台。
内枠に入れば馬券には確実に入れたい一頭。

陣営サイドのコメントで「負ける気がしない」この言葉には惹かれるし関西馬、阪神2000m、先行できる基礎スピード、この3つの点からも狙いたい。
前走からの見直しに期待したい一頭。

ダノンザキッドに関しては東京競馬場で好走するタイプの瞬発力型の一頭。
阪神2000mの持続力戦では合わないとみて見送る。

ノースブリッジは初の阪神2000mだが先行して粘り込める脚質はプラス。
やはり関東馬という不安材料を見てもこれ以上馬券は広げられない。


以上のラップ考察から、


近年を見てもやはり前目にポジション取れるかつ4コーナー通過で前から直線をむかえられそうな馬を狙っていきたい。

ジャックドール
ヴェルトライゼンテ
ヒシイグアス
マリアエレーナ

この4頭がこぞって4コーナーを通過しそうなイメージまで想定できる。

2連系はプラスαでラップ適正あるジェラルディーナまで加えたい。


その後ろに構えそうなスターズオンアースはやはり差し損ねるとみた。


阪神2000mのラップ適正を満たすそして全ての要素をみて決まった。

いや、確信した。


今年の大阪杯


本命は、


ヴェルトライゼンテ




推奨相手

○ジャックドール
▲ヒシイグアス
☆マリアエレーナ
注ジェラルディーナ


推奨買い目

単複→◎

馬連流し(4点)
◎→○▲☆注

ワイド流し(3点)
◎→○▲☆

3連複フォーメーション(5点)
◎→○→▲☆注+スターズオンアースとキラーアビリティ

◎の単複はもちろんのこと、
馬連4点、ワイドは3点、3連複は5点で仕留めたい。

この激絞り馬券で、この大阪杯をむかえたい。

少しでも参考になりましたらスキを押してもらえると嬉しいです。


この記事をお読みいただいて的中した際にはぜひよろしくお願いいたします😁