通院日

2011年の3.11から9年が経った。友達も黙祷をしたらしい。僕も震災が起こった14時46分に合わせて黙祷をした。そんな中、今日は僕にとってはもう一つ大切な用事がある日だった。


今日は3ヶ月に一度の通院日だった。

診察の結果、今回も前回と同じくウイルス量は安定して検出限界値未満だった。

CD4の値も安定していて、大きな問題はないと言われた。過去からのCD4の値の経過を見ていると、だんだんとCD4の数値が大きくなっている。

採血して結果を言われるまでは、今でも緊張する。今回の採血で次の受診のときにどういった結果が出るのか。そして、前回の受診ではどういう結果だったのか。いつも受診の時には緊張してそわそわしてしまう。

採血で出る他の内臓の数値も悪くはなく、むしろよくなっていた。よかった。

安心した気持ちで病院の外に出て近くのコーヒースタンドに行った。僕はそこで黙祷をしていた。

検出限界値未満になるまでは、病院からの帰り道にコーヒースタンドに寄ることも、他の人たちのことを思って黙祷を捧げることもできなかった。

いつも心の中では「いつ病状が悪化するだろう?」とか「いつか薬の副作用が出てくるのかもしれない」と不安に思っていた。

ここまでくるのは長かった。本当に長い道のりだったと思う。

これからもこの生活を、長く続けられますように。

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