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デザイナーが経営思想を学ぶ勉強会【経営リテラシー】

執筆・編集 山村光春(BOOKLUCK
撮影 松村 隆史

ブランディングデザイナー西澤明洋が主宰する「株式会社エイトブランディングデザイン」。戦略やコンセプト開発、グラフィック、プロダクトなど幅広いデザイン活動を行う彼らが大切にしていること、実践していることを外から目線でちょいちょいレポートする企画。第一回目はデザイナーが経営思考を学ぶ勉強会を取材しました。


デザイナーは、デザインのことばかり
考えていればいいと思っていたけれど。


餅は餅屋。
僕はこの言葉が好きで、餅屋はペッタンペッタンひたすら餅をついていればいいように、人は自分の生業のことだけ突き詰めるべき。デザイナーは、デザインのことばかり考えていればいい。そう思っていたクチ。
そんなアタマがごっそりと剥げ落ちたのは、とある冬の日の朝。「エイトブランディングデザイン」というデザイン会社の「経営リテラシー」という社内勉強会なるものを、コソ見させてもらってから。

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「これまでは経営戦略、商品計画などをテーマに勉強会でやってきましたけど、今回ちょっと志向を変えて、お金のそもそもの話です。その成り立ちとか道徳的なことと、お金が絡んでいる本を選びました」

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陽に灼けたザ・ハツラツなルックスと、ソフトタッチの関西弁。気さくな雰囲気の「エイトブランディングデザイン」代表・西澤明洋さん。とはいえ勉強会の内容はおカタい、経営のこと?お金のこと?それ一番ムリなヤツ!と、うっすら遠くなるこっちの目とは大違いの、真摯な眼差しで頷くスタッフたち。
デザイナーにとって、なぜ経営やお金の知識が必要なのか。大事なことがここで語られようとしているっぽい。

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お金儲けは生き方。
デザインは投資。


この勉強会は毎回テーマが設けられ、西澤さんが挙げた課題図書をあらかじめ参加者全員が読破。各自3000字以上(!!)書いたレポートを発表しあい、みんなでやんやと議論する。

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今回の課題図書はおカネの教室」「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」「知らないと損する、池上彰のお金の学校と、まさにお金づくしの3冊。
「優秀な経営者は、キャッシュフローで動いている。企業だけじゃなく個人も、お金は血液のようなものなんで、それを理解する必要がある」と西澤さんは豪語する。

>> この続きは、エイトブランディングデザインWEBサイトにて無料公開中!『【経営リテラシー】デザイナーが経営思想を学ぶ勉強会』へ


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執筆・編集

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山村光春

1970年東京生まれ。雑誌「オリーブ」のライターを経て、2000年に雑誌や書籍、広告の編集・執筆を手がけるBOOKLUCK設立。暮らしまわりや旅まわりのジャンルをおもに活動中。編著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)「おうちで作れるカフェの朝食」(世界文化社)など。現在、東京と福岡との二拠点生活中。http://bookluck.jp/


撮影

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松村 隆史

写真家

1975年富山生まれ。大学中退後に上京。スタジオフォボスに勤務。2000年、フリーランスとして独立。自然物、暮し、料理、ポートレイトなどの撮影を中心に活動。http://www.matsumuratakafumi.com/


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