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イグナイター~マッチ売りの老女~

(画像の出典: いらすとや)
いや、売りたいものはマッチそのものではないんだが……

今年の夏頃書いたnoteで、『私はシンデレラ』という歌を取り上げた。
でもつらつら考えてみるに、私は、実際の私はどー考えてもシンデレラではない……なと。
シンデレラではない。じゃー何なんだと、これまたつらつら考えてみるに、まあ、マッチ売りの少女、いや老女といったところなんだろう。

次のネタこそ、いやその次のネタこそバズるかな(しかし「バズる」という言い方も何だか…私らの世代だとバズというと『ケンとメリー』を思い浮かべますね。あの頃のNI〇SANはよかった…)と、次から次へと一所懸命点火させようとしてもさっぱり。

それでもやっぱりマッチをすり続けていくしかないんだと思う。
やがて力尽きて、クリスマスの朝あたりに路上で野垂れ死んでる、というのが私の運命なのでしょうね。

つまり売りたいのはマッチそのものではなく、マッチをすった時に見えてくるビジョン、だ。
それらはとても興味深いものであるという信念はあるけど、多くの人にそう思ってもらえる、多くの人に広める、術がよくわからない。
それでも点火し続けるのさっ。

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