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1990年代について

このnoteは、当初、8cmシングルのことを書くつもりで始めたのですが、8cmシングル=ほぼ90年代という関係性になるので、どうせなら90年代についても書いてみようと、急に思い立ちました。

僕は1990年4月に社会人になり、1990年4月から2006年5月末までCDショップに勤務していました。
2000年からはヘッドオフィス勤務になったので、1990年から2000年くらいまで、約11年、CDショップの店頭に立っていたことになります。

僕が入社した頃は、まだバブル期だったので、あまり深いことを考えることなく働き始めたのですが、当時は音楽業界にとってCDショップは重要な媒体のうちのひとつでした。
その役割のようなものを知ったのは、実は働き始めてからで、音楽好きの自分にとっては毎日が天国のようでした。
発売前の新作をいち早く聴くこともできたし、ディーラーコンベンションと呼ばれる集まりに呼んでいただいたり、コンサートもたくさん招待していただきました。
1991年はコンベンションを含めると100本くらいのライブを見ていて、今のようにSNSがあれば、結構貴重な記録になっていたかもしれませんね。
何といっても、社会人になったのがすでに34年前のことですから、かなり遠い記憶です。
しかし、せっかくnoteを始めたのですから、その曖昧な記憶の引き出しを開けていく作業をしていきたいと思っています(開かない引き出しばかりかもしれませんが)。

近年、昭和歌謡やシティポップに続き、平成レトロなるワードもちらほら聞こえてきます。
年明けには、某媒体で『90年代ガールポップ』の監修をさせていただいたものが公開になるのですが、最近、8cmシングルをコレクションしていることで、急に仕事が舞い込んできたり、仕事の相談受けることが増えてきました。
それは、90年代の現場感覚を知っている、自分ならではの強みでもあるように思えてきました。

このnoteでは、こんな風にポツポツと90年代のことを思い出しつつ、自分史のようなものも綴っていけたらな、と思っています。

今年のクリスマスイブは空気の綺麗な場所で迎えました。皆さまも、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

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