CR-Zは、中途半端なクルマです。
中途半端と聞くとネガティヴなイメージを思い浮かべる方が多いと思いますが、普段使いの道具という視点から見ると、中途半端は、一番使いやすく素晴らしいこと、最高の誉め言葉なのです。

よくネット上で『遅い』とか『86』の敵では無い、などと悪口を書き込まれていますが、CR-Zは世界初のスポーツハイブリッドなのであって本格スポーツカーでは無いのです。
コンセプトが違うのだよ、明智くん！

ただ、CR-Zの名誉のために言っておくと、『そんなに遅くない！』

CR-Zは、飽くまでスポーツカーです。たしかにエンジンはDOHCではありませんが、IMAのモーターアシストで勢いよくスタートダッシュ出来ますし、エンジンとモーター合わせて120馬力。車重は1,160kgと軽いので、街中の信号が多く、ゴー・アンド・ストップが多いシーンでは軽快そのものです。
ただ、所詮1500ccのSOHC。高速道路では本格スポーツカーのような走りは出来ません。しかし法定速度をしっかり遵守しながら走る上では、何の問題もございません。

コーナーリング性能は、さすがスポーツカー。
ワンボックスカーから乗り換えたせいか、そこそこ急ハンドル切っても外に膨らまずにクルッとコーナーを回ってしまう回頭性には感心します。
自分のCR-Zは7速オートマチックですが、ハンドルの左右にあるパドルシフトがとても便利で、コーナーリング性能に一役買っています。

もちろんトヨタ86や、ニッサンGTRなどと比べたらスポーツカーとしての性能は低いでしょうが、レースに出る訳でもなく峠を攻める訳もない。法定速度を守りながら軽快に走る上で、この中途半端さは最高なのです。
あと、ハイオク仕様でなくレギュラーガソリン仕様であることも嬉しいポイント。
通勤では燃費が悪いですが、それでも約15km/l
。少し遠出をすると約20km/l くらいに伸びます。本格スポーツカーではあり得ないことでしょう。

次回に続きます。

ばいなら👋

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