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【世界もココロもグラデーションでできている】⑥ 「虹についてのエトセトラ」

こんばんは 八彩理絵子です。
「色」について、いろいろお話をしています。
今日から「虹のひみつ」について
お話したいと思います。

虹といえば、英国のエリザベス女王がお亡くなりになった9月8日、
ロンドンの上空に二重の虹がかかったということは記憶に新しいことと思われます。
エリザベス女王が、70年の在位期間のほとんどを過ごされた場所である
バッキンガム宮殿の上空に二重の虹。

虹はテムズ川沿いの大観覧車「ロンドン・アイ」の上空や、半旗が掲げられた
ウィンザー城の上空にも虹が現れたそうです。

「女王が渡るための橋」
「女王がサインを送ってくださった」
「フィリップ殿下が、愛する人を待っている」など様々な投稿があったということです。

なんと、国葬を翌日に控えた2022年9月18日、ロンドンの空(女王の棺が安置されていたウェストミンスター宮殿)にまた同じように虹がかかったのだそうです。

この素敵で不思議な虹について
虹のひみつ】①
虹の原理
虹とは、簡単にいえば空気中の水滴が
太陽光を反射して見える現象。

光が空気中の水滴の屈折して入り、
水滴の中で一回反射して、さらに
屈折して水滴から出ていったときに現れます。
この時、光は波長によって屈折率が異なるので、7色に分かれます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は七色の虹の素敵な非常識についてお話ししたいと思います。


温泉大好きな私。

今日は夕方露天風呂から空を見上げました。
夕暮れ時から夜にかけての時が止まったかの
ような静かな時間
徐々に山々が夜に溶け込んでゆく。
見える空一面がグラデーション。
そしていつしか空全体が夜に
のみ込まれていった。

なぜか物寂しく切ない感情が湧いてきました。

さて、今日の伝統色はそんな夜の色を表す
「桔梗色」です。

「桔梗色」(ききょういろ)

「幻想的な青紫が開く、異なる世界への扉」

晩夏から早秋にかけて冴えざえとした
青紫の花を実らす桔梗
大人の魅力を孕んだ色合いは、
優美という表現が似合います。

「桔梗色」は明治に入り、
文豪たちの心を鷲づかみにしています。

中でも宮沢賢治は夢中になり、
『銀河鉄道の夜』などで、
たびたび空の形に用いています。
この幻想的な色の奥にどんな世界を見たのでしょうか・・・

最後までありがとうございました。


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