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【リクエストにお応えしちゃうよ/あの幼虫の色】~世界もココロもグラデーションでできている~358

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回「絵本の読み聞かせ会」で感じた幸せについてお話しました。子どもたちが優しくて可愛くて幸せでした。

さて今回はある方からのリクエスト?にお応えしようかと・・・ちょうど色について書きたいなというタイミングでもありましたので、ヒントをいただきました。


それはある方からのこのようなコメントです。

【エビガラスズメ?🤣私も苦手
それでも綺麗な色ですね🟢伝統色で例えるとなんと呼ぶのかな😉】


ということで

ちょっとまたこの画像苦手な方いるかもしれませんが・・・

エビガラスズメの幼虫は何色?

伝統色『夏虫色』(なつむしいろ)

虫の写真
はじめはでっかくしたけど
やっぱりちょっとインパクトあり過ぎ(笑笑笑)
ちっちゃくしちゃった

暑い夏の日差しの中で輝く虫の涼やかな緑色。


今回たくさんある色の中からなかなかピッタリが見つからず、はじめは別の色名をチョイスしました。でも、納得いかないなぁともう一度🔍ときに、この「夏虫色」がヒット。名前も色もピッタリだと思いました。


夏の虫と聞けば、カブトムシやクワガタなどが真っ先に思い浮かびますが、
実際夏は草木が生い茂り、バッタやカマキリなどいろんな虫と出会える時期。
夏虫色が指すのはホタル、またはセミではないかと言われています。ホタルはともかく、セミは茶色では?と思うかもしれませんが、私も実際そう思いました。しかし、羽化したてのセミは、実は綺麗なエメラルド色だそうです。羽根が乾くとともに、あの見慣れた茶色に変化していくようです。また、心地良い鳴き声のヒグラシも美しい緑色を持っています。

夏虫色というのはヒグラシや羽化したてのセミのような薄い緑色。こんな夏の一瞬の色を切り取り色名にした昔の人はなんと繊細な豊かな感性をもっていて、本当に素晴らしいと思いました。

「エビガラスズメ」もきれいな色でしたが、成長すると茶色ぽい黒っぽく形もちょっと(ブルブル)なのです~思い出したくな~い😭ごめんなさ~いm(__)m


朝ドラ「半分、青い。」のセリフに出てきた「夏虫(なつむし)色」の電車。京阪のあの車両を指すのでは、と話題になったそうです。

なるほど~夏虫色だ~
「エビガラスズメ」の色
「エビガラスズメ」の背の部分は少し濃い緑ですし・・・
だんだん「エビガラスズメ」に見えてきた~(笑)


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。







お・ま・け


今回「夏虫色」を🔍すると


同じ「夏虫色」でこちらの色も出てきました。平安時代の頃の色でタマムシ色と同じ色とされる。タマムシのハネは光の角度によって緑や紫、あるいは虹色のようにも輝いて見えますが、この昆虫のもつ特有の光沢です。とありました。

夏によく見かけますが
その光沢は涼を感じさせる色でもあったようです。

清少納言は『枕草子』で暑い時期に身に付けるさしぬきのことを「夏むしの色したるも涼しげなり」と語っています。次第に暑くなってくる気候の中、涼を感じさせてくれる色のようです。小さな生き物たちを優しい気持ちで愛でることができたら豊かなココロになれそうです。



コメントを下さったトンボさん、ヒントをありがとうございました。


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。


午後に凄い雷雨がありました。その後の空です。やっぱり撮りました(笑)


大切なお時間をありがとうございました。

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