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各キャッシュレスの取扱高推移(~2022/09版)

カンムのアドベントカレンダーのやつです。明日だと思って忘れてましたので、いつものやつを、、、

各社IRから、主要キャッシュレスの取扱高を更新して、注目ポイントを列挙します。

各キャッシュレスのQ単位取扱高推移
2022年3Qの取扱高(億円)と伸び率

感想としては、楽天カードはこの規模(年18兆円ペース)で、+27%はすごいですね。PayPayの伸びも言わずもがな。実はd払いも着実に伸び続けています。ZHDのPayPayとPayPayカード、ドコモのdカードとd払いどれも25%前後以上の伸びを示しており、KDDIも実数値は開示されていいないものの伸び率は公表されており、au Payは上期+53%、クレカも上期+27%(IR資料)と通信キャリアの強さを感じます。
※エポスカードは、2021/09/30期からサービスセグメント(家賃払い)がカードクレジットセグメントに含まれるようになり、グラフ上は伸びが鈍化しているように見えます。+19%成長は説明会資料より抜粋。

出典: 三井住友カード「カード買物取扱高

なお、キャッシュレスの巨人、三井住友カードも21年度は、+19.1%成長されてました。年間20兆円からの19%成長は素直にすごい。もちろんクレジットカードは、2020年がコロナによる穴の年で、その反動が来ている=2年分の成長を取り込んでいる部分もありそうですが。

出典: 経産省「2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました

ちなみに2021年のキャッシュレス比率の伸びは、29.7%->32.5%(YoYで+9.43%)です。決済はかなり季節要因に左右されるので、Q単位のYoY伸びと比較しても微妙なのですが、年次+10%弱というのがキャッシュレス市場全体の伸び率だと考えて差し支えないかな、と。

クレジットカードが伸びている背景としては、エポスカードの伸びの内訳がわかりやすいです。家賃払はエポスカード特有の部分ですが、ECは順調に伸び、トラベル&エンタメ、飲食が戻ってきている印象です。

出典: 丸井グループ「IR資料: カードクレジット取扱高

なお、このまとめはこの記事を書いたときからやっています。当時は公表されていない数値は予測を立ててましたが、今は発表されている数値だけ取ってます。なのでSuicaとかnanacoとかがない点ご容赦。

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とまあ、今回は時間がなくて淡白な記事でしたが、鋭意採用してますので、よろしくおねがいしますね!


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