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チセについて

理人の記事では完全な書きすぎだったのでチセの記事では抑え気味に行きたい。いけるか……?
記事タイトルを「チセ」にするか「祥來千勢」にするか結構な時間迷ったがやはりチセはチセなので、これで。

恒例のモーメントはこちら。
チセ2020誕生日
私個人としてはここからリアルタイムになるので「懐かしい」の感情が強い。

チセのプロフィール

チセ(祥來千勢)CHISE ( SHORAI CHITOSE ) CV:駒田 航
Birthday:1/2
Age:21
Height:181cm
Blood type:AB
Image color:Yellow
In charge:ビジュアル担当
Hobby or Speciality:ファッション、新しいもの
Personality:
The マイペースな自由人。気を抜くと異空間に魂が飛んでいる時がある。
社交的で天真爛漫であり、誰とでもすぐ仲良くなれるフレンドリーなコミュニケーションお化け。
モデル体型のメンバーも認めるイケメンだが、自身のビジュアルに自信を持ちすぎているナルシスト。
方向音痴ですぐ道に迷うおちゃめな一面も。

公式プロフ動画と公式サイトプロフページからの引用(2020/04/09)。

救えていたら。愛せていたら。
一番信じたいもの。
一番愛したいもの。
その感情は時に正反対のものとなる。
ある日から彼は彼であることが怖くなった。
そして彼は自分ではない「夢」を
追うようになった。
13.25.19.5.12.6

私がポスターポエムと言っているもの。ブックレットvol3で確認できる。

咲いた花はお腹にスイセン。花言葉は全般に「うぬぼれ」「自己愛」「報われぬ恋」、黄色限定で「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」

チセについての簡単な考察

「13.25.19.5.12.6」は「MYSELF」。MYSELFとは「チセ」のことだろう。チトセではない、チセという人格。なりたかった自分のこと。好きになれる自分のこと。
また、彼の抱える秘密は「Call my name.」だと思っている。自分自身がテーマになるのならば、個を識別する名前はかなり大切だろうという推測ではあったが3巻……良かったな……(崩れ落ちる)

ネーミングについては未だ何も思い当たらない。

チセについての感想

やはりチセを(真面目に)語るときはその自己肯定感の低さがテーマになってくる。チセはかなり早い段階で過去を話してくれているので、いろいろと掴みやすいがそのすべてが自己肯定感の低さに帰結していくのだ。
そもそも「チセ」という人格が「チトセ」の全否定から始まっているのだから当然と言えば当然なのだけども。
チセの自分嫌い発言について遡ってみるが、彼の根幹のテーマなだけあってそもそも1巻の最初の最初、オーディション時の発言からすでに片鱗が見える。本名を言い淀んだり「はやくチセになりたい」と言ったり、だ。しかし最もわかりやすいのは2巻の過去を自ら語るシーンだろうか。次がCYWの歌詞割り「I Hate my life」。

チセは自分を愛したかった。「一番信じたいもの。一番愛したいもの。」が自分であってほしかったのだ。だから「チセ」を作り出した。だからこそ……もしくは、そうしてなお。まだチセは「チトセ」のことが嫌いだった。

なのだが、たぶん、チセが「チセ」以外に最も愛する人――理人には肯定的に受け入れられているんだろうなとは思う。これは3巻「よくやった、チトセ」がわかりやすくて、これは理人なりの愛情表現であったことを踏まえればあの瞬間確かに「チトセ」は愛されていた。チセからも愛されない「チトセ」は愛された。
顔の傷を、いじめられた過去を、俯いて生きた20年の人生を、理人は愛した。「よくやった」と、「チトセ」と、名前を呼んで褒めた。それにチセも「うれしい」と返した。

このときチセとしても「チトセ」を肯定的に受け入れられるようになったんじゃないかと思う。
チセは確かに「チトセ」が嫌いだが、昔ほど嫌いではない。断定する。根拠は4巻「また自分のこと嫌いになっちゃいそう」の「また」だ。このときチセは「もっと」とか「なおさら」ではなく「また」を選んだのだ。ほんの少しと言わずとも、チセは自分のことを好きになれていた。
きっかけを考え直してみても、それは開花の瞬間しか思い当たるものはない。そしてその場に理人という光があって、チセの視界が照らされていたことを思えば「よくやった、チトセ」の重みが増す。

そしてまた「よくやった、チトセ」で狂うオタクが完成、ってね!
チセの開花シーンで思考が止まったり崩れ落ちたりしたAntholic何人いるんだろう。とりあえず一人、私はここにいます。

ところで冒頭で「チセを(真面目に)語るときは」と書いたので不真面目に語るときの話をしたい。もうわかると思う。チセちゃんのかわいさについて語らせてくれ。
チセのことをチセちゃんと呼ぶだけで気持ち悪いオタク認定されているんだろうなと最初から思っている、自覚はある、あったのだが、もうチセのことはちゃん付けでないと呼べない。助けてくれ。なんだこのかわいい生き物は……なん……えっ……なに……かわいい……

チセちゃんは何もかもがかわいいのだが、かわいさの究極だと思うのは一人称の「ぼく」。僕、という音だけでもうかわいいのにそれひらがな表記しちゃうー!? かわいー!

チセちゃん、はたち、ロリ……(ニコッ)

1巻の初見感想に残っていた一文がきもちわるさの極みでありチセちゃんに狂わされたオタクとしていちばんわかりやすいと思ったので引用して貼って、チセちゃんについての感想をおしまいにしたい。
チセ、マジで人間を軽く一人は狂わせてるから自信を持ってくれ……

歌声については高音部分のハリのある強い歌声が本当に好きで、その声で「I Hate my life」と歌ったあの瞬間私の情緒はめちゃくちゃになった。CV駒田航のクソデカボイスで地獄を歌うな。
中音域や抑え気味の歌唱をするところでは割と薫と声が似てくるようで、このふたりのハモをもっと聴いてみたいなあと思う。

チセを演じる駒田航について

このプロジェクトのCDを買うきっかけのひとつが「CV伊東健人とCV駒田航の絡み確定」だったことは考察メモ眞紘の記事で触れた通りだが、そもそも一体どうして伊東健人と駒田航の組み合わせが気になるようになったかというと、こちらは完全に見た目の話だ。他コンテンツでどうのこうのの話ではない。
ご本人の写真などを眺めるうちに「へぇ……伊東健人180近くてかなりデカいけど駒田航は185あってもっとデカいの……駒田航と並ぶと伊東健人が小さく見えるの……へえ……」と思っていただけだ。
声の相性も、演技の相性も、何も関係ない。見た目の話。たぶん声優の推し方としては最低の部類なのだが事実はこう。

駒田航単体で気になり始めたのは正直なところ華Dollに触れてからかもしれない。友人の推しキャラではあったので気にはなっていたし、そこで歌った曲がかなり好みの曲調だったこともあって結構リピートしていた。歌声についてはよくわかっていたつもりだ。
だから初めてJulietを聴いたときも「ああ駒田航……安心感……」と思っていた。でもビジュアルを当てるほどではなくて、最後まで駒田航のキャラはわからなかった。
ツイートが発掘できたので引用しておく。

「この髪ボサギーク系クール眼鏡はCV伊東健人やろ」って思ったら本当にCV伊東健人で笑うしか ちなみに濱野大輝も当てた 山下誠一郎だと思ったキャラは増田俊樹だった 二番目に山下誠一郎かなって踏んだキャラがあたりだった 土岐隼一かと思ったキャラは駒田航

だそうだ。そうか濱野大輝も当ててたのか……

なお、駒田航の歌声で安心感を覚えていたのは最初だけで、ドラマパートを履修し終えた今は歌詞割りのせいかチセの歌が一番ダメージ大きい。

まったく関係ない話だが、チセのことをチセくんと呼ぶ駒田航が好きだ。

おわりに

もちろんチセにも幸福を願おう。あなたと、あなたが否定していた昔のあなたにも幸福が訪れるように。光の色が満ちた未来を歩めるように。それだけを、ただ強く願う。

無題a

黄色のスイセンの画像を探してみて、2つ映りこんでいることと、目立つ方のスイセンに影が下りていること、この2点があまりにもチセだなと感じてこちらを借りてきた。

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