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【web3/NFT】NFTプロジェクトの将来はどうなる!?

8ships Twitter Space(8/20/2023)-Part3
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl

前記事では、本物の人たちが残っていく今のweb3/NFT界で、再度「自分はなぜweb3/NFTに入って、本当は何をしたかったのか?」を見つめ直すことの重要性などをトーク!最後は、今週話題となったOpenSeaの新たな発表についてや、今だからこそ見えるもの、日本人が持つ強みからのポテンシャルについて熱く話していくよ!

OpenSeaの発表について

今週OpenSeaが、8月31日からOpenSea Operator Filterの廃止するって発表して、それによってクリエイターが二次流通のロイヤリティ収入を強制できなくなるっていうのが話題になってた。

俺は正直、OpenSeaは消えると思う。
OpenSeaって最初からあの形のプラットフォームだったわけじゃなくて、たまたまラッキーで多くの人たちが今の形で使ってるだけで、本当はゲーム寄りのプラットフォームとして作られたんだよね。
別にそれが悪いってわけじゃないんだけど。

もちろん、買う側は払わなくていいお金なら払わないのよ。
それが人間の心理だしね。

だけど、そこに対して、もうちょっとクリエイター寄りの、二次流通のお金を払った方がいいシステムっていうのを作ったらいいのになって思うし、「こういう風に作ったらいいのに」っていう仕組みは全然いっぱいあるから、そういうのが作られるとは思う。

OpenSeaの動きって、てんやわんやっていうか、後手後手じゃん?
基本的に運営側がビジョンを持ってやってるわけじゃなくて、何か起きたことに対してアクションを起こしてるだけなのね。
そもそも普通にビジネスモデルとかを考えたら、こうなるのよ。

ロイヤリティの問題に関しては、最終的に、 ちゃんとしたマーケットプレイスをスマートコントラクトで管理すればいいと思うけどね。
簡単に言ったら、例えば、価値があるNFTアートが「ここでしか買えません」ってなったら、絶対的にみんなそこに対するお金を払うのよ。
もしくは、ここで買ったら、「その絵を描いたアーティストの次の作品の優先権が与えられます」とか。

NBAだったら、プレイヤーアソシエーションって言って、選手たちの労働組合みたいなものがあるんだけど、それと同じように、価値があるクリエイターがちゃんと手を組めばいいのかなと思う。

今回OpenSeaがやったことに関しては、多分そうしないと潰れるからだとは思うんだけど、「今後のために」とか「クリエイターのために」、「web3/NFTのために」っていうのは全く考えてないと思うけどね。

OpenSeaのあんまり好きじゃないところは、あまりコミュニケーションを取ってなさそうなんだよね。
「連絡取りづらい」って話も聞くし。

この3年間で覚醒して「うちらはこういうスタンスで、こういうのでやっていきます!」ってなってない限りは、普通に考えたら潰れるだろうなって思う。

これからのアーティスト/クリエイター収入はどうなる?

最近、日本のIPを持ってる企業とか色んな人と話すと、やっぱり日本はお金をもらってなさすぎる。

収益の分配モデルとかに関しては、何がベストかっていうのを常に話すべき。

正直、オープンエディションでボロクソ稼いで、そのあと何もしないアーティストとかクリエイターもいるし、今NFTで勝ってる人たちって、本物のクリエイターというよりも、比率で言うとマーケターが勝っちゃってるから。
例えば、日本っぽいアートとかを出してるのって、もうマーケティングそのものだし、「日本知ってるよ」とか言ってても、正直本当に知ってるかどうかは分からないわけじゃん。

だから、そこに関して、何が正解か?どうあるべきか?っていうのを、今後うちらが話さないといけない。

NFT界にはなんちゃってクリエイターもいるわけじゃん。

NBAが来年から、ある程度実績のあるトッププレイヤーにオーナーシップの権限を付与するシステムを始めるんだけど、俺はそういうのが大事だと思ってる。

オープンになるのも大事だし、全員に同じチャンスがあるべきだけど、入った人全員が甘い汁を吸えるんじゃなくて、ちゃんとした人だけにっていうのは超大事だなと思うよね。

そもそも、自分の絵が1000円でも売れたらハッピーみたいなアーティストも多かったわけじゃん。
アートがNFTを通して世界に売れるってだけでもすごいわけ。

みんな踊らされてるだけで、大事なのはそこじゃなくない?みたいなところは常に俺は思う。

日本のクリエイターは能力が高いと思うけど、本当にビジネスセンス、マーケティングセンスがないっていうことを自覚してほしい。
日本のクリエイターが凄いのは、不器用だから、1つのことに専念するわけ。
だからすごく能力が高い。

もちろん、ビジネスのことも両方できる人もいるかもしれないけど、ほとんどの人がビジネスサイドが弱いから、そこに関しては本当に日本はチーム制が重要になってくる。

チームの方向性を見た上で、どこに賭ける?

web3に賭けるなら、本当に今だと思う。

やっぱり今イベントに行く人って、本気の人が多いから、良いイベントには、今こそ行くべき。
中途半端に入った人は絶対に元の生活に戻ってるけど、NFTのイベントは本当に良い人が絶対に今こそいる。

多分、今こそチームがどういう方向性かをちゃんとみるべき。

Garyは人を大切にするし、最初のVeeConからGaryは「VeeFriendsのNFTを1つ持ってようが、超高いものを持ってようが、10個持ってようが、VeeConではみんな同じです」っていうのを言ってた。
そういうのも持ってる人たちからしたら「なんだよ!」ってなるけど、そうしないといけないっていうのを知ってるわけじゃん。

そういうところがGaryは長期的だし、最初から「これは50年間にわたるプロジェクトだから」っていうのを言ってたのね。

フロアが下がる可能性も全然あると思うけど、1番大事なのが10年後にどのプロジェクトが残ってるか?っていうだけ。

アメリカでは、サンドボックスは本当に終わってるっていう話しか聞かないけど、日本の企業は未だにサンドボックスを買ってる。

サンドボックスが絶対的にダメかって言ったら分からないけど、個人的な意見としては、誰もそこに意味があると思わないから、買わないわけじゃん。
正直言って、価値がないと思われてる土地を買ってどうすんの?みたいな感じなわけよね。

ただ、アメリカ側で誰もサンドボックス使ってないっていう現実を日本の企業に話したりすると、知らない人が多くてびっくりするの。
そこに関しては、今サンドボックスが日本にいるからと言って忖度するのも違うと思うし、ちゃんとリアルなことを話さないといけない。

web3/NFTを全体的に見たとき、アップダウンのサイクルがあるから、普通に考えれば、これから2〜3年は上がってこないだろうけど、俺は日本のこれから出るNFTプロジェクトたちが1番可能性があるのかなとと思う。

でも、お金的にどのチームに賭けるか?って言ったら、俺はKevinとかGaryがやってるチームに賭ける。

あとCryptoon Goonzのチームは、1番人間的に良い人たち。
Cryptoon Goonzの人たちはポリシーがあるから、揺るがないのよね。

特にweb3/NFTは、お金に揺らいでポリシーが曲がらないかとか、揺るぎない精神力、本当の気持ちっていうところが1番試されると思う。

Cryptoon Goonz:有名なタトゥー アーティストSean Morganによってデザインされた 6,969 のノスタルジックな「ゴムホーススタイル」のキャラクターのコレクション。これまで数多くのアパレル商品をマーチで販売している

みんなもっとできる

人間は弱さもあるから、流されたらその分戻ってくるのが大変なだけで、ミスしたらまた同じ場所まで戻ってくれば良いじゃんって思う。
俺も流されないか?って言ったら、俺も超ミーハーだし。

俺が「日本を知ってる」っていうのは、日本人ほど心優しい人はいない。
「人に合わせる」がベースだと、やっぱり流されやすいんだけど、逆に「人のために頑張れる」っていう強みでもある。

うちらは日本のやり方っていうのを知ってるし、俺はアメリカのやり方を知ってて、そこをうまくやっていければ良いかなと思う。
俺にとって人生かけて作るものは、そこだからね。
「日本の良さを世界に伝えられるプラットフォームや仕組みを作れるか」っていうところだけだから。

そこにしか興味がないし、それが俺にとっての人生の挑戦。
なんでweb3やってんの?って言ったら、楽しいからと、自分ができるかチャレンジしたいから。

みんなは自分たちが思ってる以上にもっとできる。

日本はもっと凄い国で、日本人は本当に自分たちを過小評価しすぎてる。
「安パイでいよう」っていうのも過小評価なんだよね。

安パイっていうのは最低限で、最高を目指すべき。
日本の人たちってやっぱり気が弱いっていうか「自分はできない」って思う人たちが多いから、俺がエスカレーターみたいなのを作ってあげられれば、みんな乗るのかなって思ったりするし、みんなでもっと違う景色を見れたら良いなと思う。


今回のTwitter Spaceでは本編の後に、8shipsメンバーもスピーカーに上がって引き続きトーク!上のSpotifyリンクからチェックしてみて!

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