8ships Twitter Space(3/3//2023)-Part2
Host： Terry T
Main Speaker：Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

前回に引き続き、NFT Parisと日本の未来についてトークしていくよ。

AIが出てきてビジネスも変わる

テキストから動画を合成する「Sora」のすごいところって、「物理」を解釈してアウトプットしてるところだと思う。

今までは「人間の髪とか骨はこう動く」みたいなことを全部インプットしなきゃいけなくて、世界のPixarでさえも、何十年という時間と莫大なお金をかけてアニメーションを作ってきたわけだけど、Soraだったら一瞬でできる。

こういうAIが出てきて、エンジニアが0になるわけではなくとも、末端のエンジニアの人たちはAIに変わっていくだろうし、産業革命がもう起きてるんだよね。

これから囲い込みのビジネスには価値がなくなっていくとも言われてるけど、AIとかNFT、ブロックチェーン全てを考えた上で、どのビジネスモデルを作っていくのが大事になる。

Web3単体でなく、いろんな産業に関わってくる

Art Baselではアート寄りのイベントをやってるところが多かった印象だったけど、NFT Parisでは、パリのファッションウィークもあったから、ファッションで来てる人とweb3で来てる人がいて、ファッション寄りのイベントが多かった。

web3は何にでもひっつけられるツールで、アニメやゲームもだし、ファッションや教育も全部にくっつけられるものになっていく。

Web3を「どう使うか」がキー

Apple Vision Pro をパリに持っていってみんなに試してもらったんだけど、みんな多分言葉で言い表せないのが、今までにない体験だからだと思うのね。

MetaのOculusとApple Visionの違いは「リアル感」だと思う。

Oculusで見る映像はあくまで「作られた世界」っていう感じで、ヘッドセットも「着けてる感覚」があったけど、Apple Visionの場合は「実際にそこにいる感覚」で、Oculusより400グラムくらい重いんだけど、ヘッドセットを「付けてる感覚」がなくなるのよ。

Web3ってあくまで「デジタルの最先端」じゃなくて「人間のライフスタイルを良くしていくためのツール」なんだよね。

今はまだ、AIとかブロックチェーンを「使ってる」ことをアピールしてる企業が多い印象だけど、AIとかNFT、ブロックチェーンは全員使えるようになってくるから、それを「どう使うか」がキーになると思う。

日本の強みで世界と戦う

みんなが楽しめる「空気感」を作るのは日本人の大得意技。

アメリカとか海外のやり方から学べるところもあるけど、彼らを真似しようとしても叶わないから、日本は日本の強みにフォーカスするべきだと思う。

なぜSAKAZUKIがいろんなチームからオファーが殺到してるかって言ったら、SAKAZUKI
がいることで彼らのイベントの価値がめちゃくちゃ上がるからだと思う。

ただ単に箱を借りて、DJを雇ってドリンクもそこらへんのバーテンダーを雇ったりしてるNFTプロジェクトが今は多いけど、なんだかんだ言って「そこにいく理由」とか、「魅了されるようなもの」がないと、パリまでわざわざ行かないよね。

日本人はそういうところに努力を惜しまないタイプで、「おもてなし」というか、「来てくれた人が喜んでもらえたら嬉しい」みたいなところがあって、こういうところが日本の強みだよね。

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