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【web3/NFT】価値があれば、お金はついてくる

8ships Twitter Space(8/27/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

GM!!

今週はどんな1週間だった?

Terryはまた日本に来たんだけど、めちゃくちゃ動いてるよ。
これから世界が、日本が変わっていくのがどんどん現実味を帯びてきてる。

今朝も世界の色んな人と話して、「今までにないものを作ろうね」って面白いトークをした。

何をどう動いてるのかっていうのはまだ全然言えないんだけど、それは中途半端に出すよりも、本当にちゃんとしたものを出したいからだし、どんどん形になっていってる。

ゲームがNFTを引っ張る...?

「これからはゲームがNFTを引っ張っていく」って言われてるけど、基本的にインセンティブでお金儲けをするわけだから、正直そんなわけねえじゃんと思う。

「ブロックチェーン技術を使うことによって、もっと楽しくなる」だったら、みんな来るとは思うけど。

お金っていうのは、価値があるから生まれるわけ。
価値のないところにお金を生むためには、誰かからお金をもらわなきゃいけなくて、例えば、歩いたらお金が儲かるっていうシステムも「なんで君が歩くことに価値があるんだ?」って思う。
スニーカーの会社がデータを貰うためとかだったら分かるんだけど、それも限界があるし。

ゲームの中で、レアなアイテムに数千万円の価値がつくっていうのは現段階でもあるけど、お金っていうところにフォーカスしすぎると失敗するかなと俺は思う。

学生時代が1番楽しかったのは、なぜ?

さっきKevin RoseとかGaryVeeも知ってる人とミーティングしたんだけど、面白かったのが、お金持ちすぎて「一般人の感覚が分からないのが大変」って言ってた。

でもやっぱり日本に来て色んな人と話すと、すごく便利でいい国が故に、日本人は心が欠落してるよね。
“何かが足りてない...” “何かを埋めなきゃいけない...”っていう、「何か」をまだ求めてる感覚があるように感じる。

何かに対してワクワクする感覚って、お金持ちになればなるほど、逆に少なくなっていく。

Kevin RoseがNFTに対して「子供心に戻った、あのワクワク感」って言ってたこととか、ほどんどの日本の大人が言う「学生のときが1番楽しかった」っていうあの感覚っていうものが、みんな無くしていってる。

NFTをやっていくのも、「ワクワク」「楽しい」「圧倒的にお金で買えない感覚を感じられる」「最高の楽しみ」っていうのが凄くキーポイントになるんだよね。

最初にディズニー行ったときみたいな感覚になれれば、人はそれをもう1回求めるから。

なんでお金が無かった学生時代が、1番楽しかったのか?
そこに答えはあるのに、何故みんな「お金」が答えだと思うのかが、俺は全く分からない。

あのときは食べ物とかが高価なものじゃなくても楽しかったし、「もう終電ないから歩いて帰ろうぜ」みたいなのが心に残ったりするわけじゃん。

もちろん、便利は便利でいいときもあるんだけど、やっぱり「心に残る日々をどれだけ過ごせるか?」っていうのが俺の課題ではある。

色んなところと話してて、俺は人生で、今、この瞬間が1番楽しい。
実際、仲間がどんどん増えていってて、こんなのドラゴンクエストそのものだから。

みんなも8shipsでそれができるような感じに作ってはいるから、面白くなりそうだなっていうのはある。

人生ワクワクするような生き方がいいし、仕事はまさしくそうあるべきだと俺は思う。

ワクワクとドキドキをNFTで作れるか?っていうところに関しては、凄く解題でもあると思う。

作り手がその仕組みを作れるか?っていうのもそうだけど、NFTのコミュニティにいる人たちのマインドセットとかそういうのも大事になると思うってEmilyが言ってたけど、そもそもNFTは「一緒に作る」っていうのがキーポイント。

web2の考えを持ってる人たちって、その感覚が無くなっちゃってる可能性もあるんだよね。
その感覚を1回失ってしまうと、失ったことにすら気付いてないから、本当にダークサイドに行ってしまうみたいなもの。

子供のころはキャッキャ笑って、アホなことして、多くの人たちが「学生時代が楽しかった」って言うと思うのね。
だけどあのときって、お金のことはほぼ考えてなかった。

だから、お金のことを考えてなかった時代っていうのが、逆に言うとピュアなのよね。
ただ単に楽しさを追求してるというか。

もちろん、お金がないと生きていけないし、社会人になって色々やらなきゃいけないっていうのは分かるし、俺はお金が悪ではないと思うけど、お金が目標ではない。

「楽しさ」とか「ワクワク」が目標だから。

最終的に、どうやったら人生もっとワクワクするか?っていうだけだから。

高い車を買ったり、100億円を稼いだりしても、感覚が死んじゃってたら終わる。

Kevin Rose:「web2.0の申し子」とも呼ばれる世界的な起業家。ブルーチップNFTプロジェクトPROOF/Moonbirdsのファウンダー。Twitter、Facebook、Medium、Blue Bottle Coffeeなどにも投資しており、Google Venturesのゼネラルパートナーを務めた経歴も持つ
GaryVee:ブルーチップNFTプロジェクト「VeeFriends」のファウンダー。彼1人の力でCryptoPunksを有名にさせたほど、NFT/web3界での影響力を持っており、「NFT界に1番一般人を入れた人物」と言われている。バドワイザーやペプシなどの一流企業をクライアントに持つ世界的なマーケティング会社のCEOを務めるなど世界的起業家でもある

お金じゃない価値がそこにある限り、手放したいとは思わない

払った値段よりも価値が常にあれば、NFTを売らないわけよね。
お金じゃない価値っていうのがある限り「お金に変えたくない」ってなるわけじゃん。

それが多分CryptoPunksが作り上げたものなのかなって思う。
「いくら出されても、僕は売りたくない」っていうファンの人もいるわけよね。
そういう文化の方が、残る。

お金じゃないんだよね。
ウォーレン・バフェットが何十年か前に買った家に今も住んでるっていう話も、そっちの方がよくね?って思うし。

CryptoPunks:10000点の24x24のピクセルアートNFT。ほとんどが人物のイラストだが、猿やゾンビ、エイリアンなどもあり、現代のクリプトアートムーブメントにインスピレーションを与えたプロジェクト

子育てとコミュニティ作りは繋がってる

コミュニティ作りって、子育てとも凄く繋がってくると思う。
子育ては、教育だから。

「自分を見てくれ」って思ってる人って、基本的にはやっぱり子供のときに親とかから見てくれてなかった人なわけよね。
人間は自分の存在意義と存在価値っていうのをすごく求めていく生き物だけど、もちろん親自身も自分の存在意義とかを分かってないわけよ。

俺は親が「自分が親だ」と思った時点で、もう試合終了だなとは思う。
子供ができただけで、なんで親だからって凄くなってんだよ!みたいな感じなわけじゃん。

親が「いい親であり続けるためにこれから頑張ろう!」って思わなきゃいけないのと、子供に自信を持たせるのが、凄く大事だなと思う。

3月にあったGaryVee x 8shipsイベントで、Garyが「子育てで1番大事なことは何だと思う?」っていう質問に対して、“Eliminating fear(恐れを取り除くこと)”って答えてたけど、俺はそうじゃなくて“Be friend with that fear(その恐れと友達になること)”だと思う。

Fearは敵じゃないのよ。
俺とか自分に自信ないし、コンプレックスの塊だけど、アメリカは「俺すげえぜ!」みたいな人が多いわけよ。
それはそれで日本人から見たら、「いやいやいや...」みたいになるわけじゃん。

“It’s okay to be not perfect(完璧じゃなくてもいいんだよ)”というか、弱さとか怖さがあるのが人間だから。


続きは、【web3/NFT】結婚生活などとNFTとの繋がり/テイラー・スウィフトの件から

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