見出し画像

RTAファンが「RTA in Japan」へ行ってきた【Winter 2023】


はじめに

 自分はたくさんゲームをやる人ではないのだが、1年ほど前からRTAの動画が好きになり、2023年夏から『RTA in Japan』(以下RiJ)の一般入場をするようになった。今回も参加したので、その一部始終をお話したいと思う。

参加1日目

 会場へ行くまでに歩道橋があり、自分は地図を読むのが苦手なので「迷うかも…」と思っていたが、有志の方が攻略法をあげていたおかげでスムーズに進むことができた(マジで助かりました)。

 まず受付に、以前「たまRUN」でお話したことのあるてつはとさんがボランティアをされていたのでご挨拶をした。(余談ですが、たまRUNは第2回を1/20(土)、21日(日)にやるそうです!)

 「RTAイベントで、話したことのある人に会う」というのはおそらくこれが初めてで「ソロ参加3回目で、ついに知り合いができた」と勝手にドキドキしていた。

 (逆に「知り合いができたということは、廊下ですれ違った時にきまずくなるかも…!」と不安にもなったが、スポンサーの無敵時間さん(RTAinJapanのチャリティグッズなどの販売を手掛けるアパレルブランドさん)がすれ違ったときに「お疲れ様です!」とさわやかに挨拶してくれたので、それをマネして、知ってる人に会ったら会釈をするようにした。)

 会場を見渡すと、とにかく人が多く、そして、いろいろなものがあった。

ラウンジ(青色の場所)は他にもいろんなゲームをやっており、太鼓の達人のTVゲーム版をやってる方がいたので「そういえば…太鼓の達人にもRTAってあるんだろうか…?」と思った。
その後すぐ「…まぁ多分あるんだろうな」と思った。

 事前に想定していた自分の行動パターンとしては、

1、ラウンジに人が少なそうだったらせっかくなのでラウンジでウロウロする(ラウンジはすぐ混むため)

2、ラウンジに人が多い時は観覧エリアに座る

3、"RTAの動画で見た&今話しても大丈夫そうな人"を見つけたら、感想を伝えて去る(自己紹介が必要な場合は、自分は名札がないので、Twitterのホーム画面を見せる)

の3パターンを考えていたのだが、今回はいろんな催しを教えてもらったおかげで、想像以上に楽しむことができた。

RTA道場

 ラウンジに、RTAの体験(ゲームの1面までやらせてもらうとか、壁抜けを体験させてもらうとか)ができるスペースがあった。大盛況だったので、それをジャマにならないように後ろから見るのがおもしろかった。

 前回の参加の時「自分は走者ではないから(知り合いもいないし)、ラウンジでどう過ごすのが正解なんだ?」とオドオドしながら、ほぼ観覧エリアで座っていたのだが、「ラウンジで観覧」という形もアリなんだな~と思った。

 後ろから見ていると、走者さんが 技の説明をとてもスムーズに説明していること自作の資料や認定証を準備している人もいることに気づいた。

 「ご自身のRTAの練習をしつつ、この日のためにいろいろ準備したのかもしれない…」と思った。出店していた走者のみなさん、そして主催のCabbage(キャベツ)さん、楽しい時間をありがとうございました。
ラウンジがより好きになりました!

集合写真撮影会

 「〇〇のゲームの走者で集まって写真撮りましょう!」みたいな感じで廊下のところで撮っていたようだ。走者さんが情報を教えてくれたので偶然知ることができたのだが、なんかコロナ禍のこととか思い出しちゃって「集まれて良かったなぁ」と、勝手に廊下で感動していた。見れてよかった。

 写真といえば、無敵時間さんに写真を撮っていただけた(照れありがたい)。詳しくは無敵時間さんのTwitterを見てみよう!君は見つけられるかな?

 また、会場ならではの気づきも多々あったので紹介したいと思う。

会場ならではの発見

1、カウント後の手はいろいろある

 走者さんがゲーム開始前に「3、2、1…スタートです」とやるのだが、その「スタートです」の時の観覧者のみなさんの手を観察していた。グー派と、パー派(手を上に差し伸べるような感じ)が多かった印象。

 ちなみに自分はグー派で、やる時はアントニオ猪木のことを思い出している。

2、RTAちゃんぬいぐるみ、後頭部めっちゃふんわりしてる

観覧してる時に気づいた。

 ふわふわのおもちみたいな、動物のおしりみたいな。もしお持ちであれば、確認してみてください。

 余談だが、他の方のぬいぐるみと区別するために、自分もRTAちゃんぬいぐるみをコスプレさせたかったが、特に何も思いつかなかったため、うちのRTAちゃんは髪の結び目に金色のビニタイ(パン袋とかを結ぶ針金)を付けられている。

3、ライブタオルの意味を考える

 途中、ハンカチを忘れてしまったことに気づき「あっ…無敵時間さんのところでハンカチとかタオルってあったっけ?」と考えてしまった(今回はなかったようだ)。音楽ライブとかのグッズによくタオルがあるのは、こういう人のためなのかもしれない…と思った(真相は不明)。

 さて、夜になり、ラウンジが空いてきたっぽいので覗いてみたら、なんと推している走者さんがいらっしゃった。

 自分としては結構たくさん話せたので「話すのうまくなってきたかもしれない」とルンルンになりながらその日は帰った。

参加2日目

 ラウンジに行ったら、またとんこつさんに会えた!
(そしてこちらに気づいていただけた!)

 …のだが、緊張でカチカチになり何も話せなかった!!

 昨夜ドンキーコングやってた時の饒舌な自分はなんだったのか。

 すっかりおちこんでしまい「はぁ…うまく話せなかった…もうラウンジ戻れないよ…」と、ションボリしながら観覧エリアで座っていたのだが、RTAを見ていたらだんだん元気が湧いてきて、

 「あ、そうだ。街森(街へいこうよ どうぶつの森)の『金のオノが出る瞬間』を生で見たい」と思い、また懲りずにラウンジに戻った。
(※これぞ"RTAから元気をいただくオタクの図"である)

 ラウンジで腕組みをしながら街森を見ていた。

 すると、後ろから誰かに話しかけられた。

???「…あの、間違ってたらすみません。昨日の夜ラウンジでドンキーコング走ってた人ですか?

 これはもちろん(昨夜の)自分のことなのだが、突然のことで頭が回らず

「えっ…?もしかして、どこかの走者さんと奇跡的に顔が似てて、ま、ま、間違えられてる!?」と完全に勘違いしてしまい、

 「いやいや!自分は走者さんじゃないです!」と照れながらトンチンカンな回答をした。

 落ち着いて話を聞いてみると、その人は昨夜とんこつさんの隣に座っていた人で、なんとRTAのファンアートをよく描いてるユウキノさんだったのだ!

 自分がいるのを見かけて「あ、昨日ドンキーコングやってた人じゃん」と思って声をかけてくれたようだ。そんなうれしいことある???

 声をかけていただけたこと自体がうれしかったのだが、「これも縁だから」ということでイラスト付きの差し入れをいただけた。その気持ちがすごく嬉しく、ついついはしゃいで、周りの人たちにイラストを自慢してしまったのであった。(※ラウンジで 急に騒いで すみません。)

 「いや~…声をかけられるってすばらしいことだな」と思いながらパワーが全回(←全回復のこと)し、また調子に乗って走者さん・解説さん数人に声をかけに行ったのであった。

 うまく話せなくても、走者さんから「バーボン!」と言ってもらえたり、キノピオ隊長のぬいぐるみを見せてもらったりしたので、まぁよしとしよう。
終わりよければすべてよしってね!

おわりに

 毎回書いているが「どう過ごして良いか分からなくて気まずい」「自分が話すの下手で恥ずかしい」と感じる時間もあったので、リラックスしながら見たい人はオンラインで応援するのも良いと思う。

 思い返せば今回は、人と話した回数が増えたので、前回よりいろんなことができた分、うまくいかなかった思い出も多々あったアジーンさんとこ行ったけど全然言葉が出なかったりとかさ)。

 あと、走者さんに話しかけるときに、他の人もちょうどその走者さんに話しかけようとしてたようで「「アワワ…どうぞどうぞ!」」となる場面もあった。

 結果的に機会を譲っていただいたのだが、もし次の機会があれば譲る側の人間になれるようがんばろうと思う。あの時譲ってくださった方、本当にありがとうございました!

 最後に、この場を借りてお礼を言います。
 運営さん、ボランティアさん、走者さん、解説さん、協賛さん、関係者のみなさん、来ていたみなさん、素敵な体験をさせていただきありがとうございました。

 今回、ボランティアに応募しようと思っていたが、自分の年末の予定が全然確定せず、応募ができなかった。関係者の方は、技術力はもちろん「予定を確保する」力もすごいと実感した。

おまけ:名刺ギャラリー

 RTAイベントで名刺をいただけたのがうれしかったので、今持ってるもの全部描いた(下に新しい分を増やしています)。気が向いて描いただけなので、次いただくことがあってももう描けないと思います!

※「パフェ!」と書いてるのは、「シカダさんがフラミンゴのパフェ食べた時の『最初は甘さが強い印象ですが、徐々に爽やかな一面が姿を表し、まるで赤ちゃんのフラミンゴが成長していくようでした』って文章」が好きだからです。

 これで本当におしまい。読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?