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自分の余命について思うこと

先日、社会人3,4年目の時にとてもお世話になった元上司が亡くなったとの連絡を受け、お通夜に参列してきた。71歳だった。

自分の年齢と亡くなった元上司の年齢と、自分を指導してくれていた時の上司の年齢といろいろなことを考えたとき、自分の「余命」が、自分が生きてきた時間よりも、もう短くなってきているのだということを強く意識するきっかけとなった。

その亡くなった上司は、とても人間味にあふれ、あったかい人だった。私は、当時、プレゼンが上手ではなくて、そのことについても、いろいろと指導してくれた。今も、上手ではないけれど、あの時の指導のおかげで、どうやったら上手に話せるようになるのか?を知っているということが自信につながった。

私は、彼のような上司になれているだろうか?

答えは、NO!!!!!!全然なれていない。あんなに人間できてない。もちろん、性格の差もあるだろうけど、あんなに人に優しく生きれていない。

あと、30年くらいをどう生きたら、自分は幸せだと思えるのか???病気などをしなければ、もう少し長く生きているかもしれないけど、時間は有限だ。彼の様には生きられないけど、自分が自分の人生を生きるために、どうやって生きていくのか?そろそろ真剣に考えなくてはいけない。1個は浮かんでいる。娘を身ごもっていた時から思っていたこと。高齢出産をした私は、娘のサポートをいつまでもできるわけではない。弟妹を産む力もない。だからこそ、娘には、この厳しい社会を生き抜いていける力をつけてもらいたいと思っている。そのために私ができることを、日々模索しつつ、ではある。

あとは、なんだろうなぁ?

いろんな国を旅行に行きたい。小説を書いて出版もしてみたい、子供を産んでから行っていないお笑いライブも行きたい。しばらく会っていない友達にも会いたい。なんだろう?やりたいことは、まぁ、こういうことを通じて、家族と笑っていない。友達と笑っていたい。ってことなのかもしれない。

なにか、もう、おしまいにしたいことあるかなぁ?

風呂掃除、やめたい。あれ、どうにかならないかなぁ。お風呂あがった後、シャワーでながすだけで、湯垢とか全部落ちちゃう素材のバスタブ、誰か開発してほしい。ルンバや食洗器が登場したんだから、あと30年くらいの間に、お風呂掃除の家電も何かいいのを誰か開発してくれるかも!?(まぁ、うちはルンバも食洗器もないんですが・・・・・)

あと、洗濯物を干すこととたたむこと。あれ、乾燥機だと、タオル以外のものはちょっと無理だから、すべての洋服が洗って、乾燥して、たたんででてくる洗濯機、パナソニックあたりが開発してくれるといいのになぁ?

出勤もやめたい。仕事自体は辞めたくなんだけど、満員電車にのって、会社くという作業をやめたい。どこでもドアを誰かが開発してくれるか、在宅勤務にしてもらいたい。

一番やめてもらいたこと、忘れてた。性差別による不公平な事柄の廃止。娘が今後大きくなった時に起こりうる、今問題となっているいろいろな性差別による不公平な事象がなくなっていてもらいたい。入試であったり、入社試験や会社に入ってからの昇進・昇格、出産にまつわること、家庭内の家事育児のことなど、昔からなーんとなく続いてきた性差別からくる不公平なこと全部なくなっていてほしい。

やりたいこと、あった。この性差別からくる不公平なことに対して、自分ができることから、何かはじめてみよう。

まずは自分の家の中からでもできることはある。ママが家事育児をするのが当たり前ではなく、ママとパパ二人家事育児をするのが普通なんだよって見せていく、伝えていくこと。その価値観をもたない人とは家族にならない方がいいこと。これは、できるかもしれない。

会社の中でも、できることはある。家の中よりハードルはたくさんあるけど、この後に続く若い子たちのためにも、おかしいと思うことは変えていかなくてはいけない。やることは、みえてくる。

今日だけかもしれない。こうやって思えるの。でも、何も思わずに生きるよりずっといいと思う。そして、ここに記しておけば、自分でも振りかえることができる。

30年後、どんな社会になっているんだろう?




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