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第77回現展名古屋移動展レポート

2021年6月30日~7月4日愛知県美術館 8階ギャラリーにて開催。まず無事に開催できたことに感謝いたします。29日午後から搬入です。さてあの大きさの作品がどのように展示されるかご存じでしょうか。まず一昨年の現展で私は3600×1800mmの作品を展示しました。

『龍になれ』木製パネルに油彩、白亜地、紅茶インク、胡粉、箔、アルキド、黒鉛シジラータ3600×18002019燃 (3)

『龍になれ』2019年 
杉板に白亜地、油彩、紅茶インク、顔料、胡粉、牡蠣殻、アルキド、シジラータ、箔

これを出品するときに先輩作家に搬入方法をお尋ねしました。「上半分とした半分に分けて搬入したらいいよ。展示方法はちゃんと書いておいてね。」

現展にはやりたいことを実現するのに丁寧に相談に乗ってくださる大先輩方がたくさんおられます。

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ということでアトリエでこの状態だった作品は上下2つのピースで運送屋さんにもっていってもらいました。

CMYK-平会-みずかみたくや-水上 卓哉-Img0120-2

P120 号を2枚ずつ繋ぎコの字型に仮額装します。

CMYK-平会-みずかみたくや-水上 卓哉-Img0120-1

吊り金具は全部で4組付けました。天井からフック8個ワイヤー8本での展示となっています。まず下のピースを吊り上げ、その上に上のピースをのせていきます。はしごの脚立2台4人がかりでの作業で、ぴったり収まるように展示されます。さすが!息が合っています。
私は制作しながら毎日写真を撮って縦にして確認し描きこんでいきましたが、アトリエでは見上げるように組み立てることができませんので縦に展示された様子を見るのは愛知県美術館が初めてです。

「やった~下から見上げた時の感じもうまくいった!!」

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画面に対したときに視線がどこに行くか・・・も思い通り。うまくいったと思います。

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早くコロナが収まってみんなで合唱できたらいいね。来年1月6日に55周年コンサートが予定されている名古屋少年少女合唱団のみどりさん


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大須の朝日軒の伊與田さん。2016年に作品をご覧くださってからずっと応援してくださっています。今回はファミリーでご覧くださいました


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サックス奏者の野道さん、お嬢さんたちもお元気でそれぞれの道へ進まれていると伺いました

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2018年個展「ここから・・・」でお世話になった中村さん。またおいしいコーヒー飲ませてくださいね


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フィジカルトレーナーの牧野さん。今日の立ち姿はどうですか?

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同級生でジュニアリーダーで一緒だったノコノコ ありがとね~。

そして今日は表彰式。中日新聞社賞をいただきました。中部支部長の樋口せんせいに「新しいことに挑戦している姿勢を評価しました。よく頑張られました」と言っていただきました

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次は7月14日~19日大阪市立美術館での大阪移動展で関西の皆様に作品をご覧いただけます。ご都合がよろしければどうぞご覧になってください💛💛💛

※掲載にOKをいただいたお写真で構成しておりますがほかにもたくさんの皆様のご来場を賜り心より感謝申し上げます。これからもよい制作をしてまいります。応援よろしくお願いします



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