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再び飯田橋へ(ほぼひとりごと(2020年8月2日(日)))

(写真は、外濠通りから撮った、新しい飯田橋駅。左上の黒い建物が新しい飯田橋駅西口駅舎です)

#飯田橋駅 #ボートハウス #外濠通り


夏目漱石の「坊ちゃん」、愛媛県松山に赴任するときに同僚から文庫本をもらい、何度目かの読書をしました。主人公の坊ちゃんは、松山での大騒動のあと、後年都電となった、街鉄の技師になります。


通った学校の物理学校は、今の東京理科大。外濠通り沿いにあります。このあたりは、坊ちゃんに関係あるなと思い出しながら、外濠通りを飯田橋に向かって、数日前の暑い日、汗を拭きながら歩きました。


今までは、ボートハウスが主役だった景色の中に、西側にホームが引っ越した、新しい飯田橋駅が登場しました。以前は小さな出口だった西口が立派に出来上がり、飯田橋駅の玄関になりました。


鬱蒼とした緑の向こうに見える黒い低層の建物が、新しい飯田橋駅西口です。今までは脇役だった西口でしたが、今後はエキナカも充実するようで、今までとは、様変わりする予定になっています。


山手線の内側で、水と緑に囲まれた場所にある駅は飯田橋駅だけです。ボートハウスのある外濠を間にして、両側に桜並木があります。どちらを歩いても、良い感じで散歩することが出来ます。


新しいホームや西口駅舎も、今が最盛期の繁った緑で、見えにくいくらいになっています。いろいろな建物が出来て、景観も整備されたのでしょうが、坊ちゃんもこんな景色を見て、外濠通りを歩いたはずです。


いろいろな角度から、文京区、新宿区、千代田区の境目にある飯田橋駅の周辺を巡っています。ほんの少しアングルを変えただけで、今まで気づかなかった飯田橋駅が次々と出現します。興味は尽きません。


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