見出し画像

公園デビュー(金杉橋の公園)(ほぼひとりごと(2020年9月21日(月)))            【自分(の仕事)史 (www.akihiko.com)㊴裏ばなし】

(写真は、浜松町近くの金杉橋のそばにあった公園。きれいに整備されています)

#公園デビュー #金杉橋 #外部の風


浜松町のそば、金杉橋の近くに、少し場違いな感じではありますが、かわいい公園があります。誰も遊んでいない時間帯でしたが、きれいに整備され、転んでもケガをしないような気配りもされていました。


官営のあと、半官半民の政府関係機関としての時代が、30年と少し続いた電電公社は、1985年間から、民間の株式会社一年生になりました。新しいルールに慣れるまでには、少し時間が必要でした。


電電公社時代は、国の予算や財政投融資と同じに、国会で予算が審議され、幹部も頻繁に国会の委員会出席を求められていました。郵政省と電電公社に分割前の逓信省とほぼ同じでした。


監督官庁の郵政省には、局長級の電気通信監理監というポストが事務、技術とふたつあり、そのうち、技術ポストは電電公社からの出向だったはずです。民営化前にこのしきたりは廃止されました。


NTT株上場前後のNTT株フィーバーや、5000人以上の株主が出席した最初の株主総会など、初めての経験が次々に現れました。そのたびに、広報部報道担当はアタフタを繰り返すことになりました。


京セラ系のDDI、国鉄系のJT、道路公団系のTWJの3社が新電電として、競争に参入するサービス開始前には、各社と一緒に、通信が集中して混乱した際の対策などを相談し、準備した記憶があります。


そのほかにも、いろいろなことが起こりました。半官半民だったら、話題にならなかったことが、民営化し、注目度が高くなったNTTへの風当たりが強く、大きなニュースになったこともありました。


すでに民間会社だったJALや、新日鉄など大企業のみなさんに教えてもらいながら、対応していきました。公園デビューをしたNTT、よちよち歩きの時代があったことを、金杉橋の公園で思い出しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?