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絵画館前(ほぼひとりごと(2020年9月5日(土)))

(写真は、神宮外苑の方から、青山通りに向けて、並木道を撮ったものです)

#絵画館 #神宮外苑 #いちょう並木


神宮外苑、絵画館前には、早朝でも、明るくなる、ジョギングやウォーキングをしている人、6時半からのご近所ラジオ体操を待つ人など、結構な数の人たちが、三々五々、あちこちから、行き交い始めます。


数日前、珍しく、クルマも人も写らないいちょう並木を撮ることが出来ました。セミは目を覚まし、一生懸命に鳴いていました。ミンミンゼミの声の間に、ツクツクボウシの鳴き声が目立つようになっています。


自然と親しめる神宮外苑ですが、絵画館の立派なたたずまいや広場など、国威発揚の場だったという歴史を思い浮かべてしまいます。そんなことがあってから10年後に生まれたことになります。


出陣した学徒と同じような年齢になった時でも、30年とは経っていませんでした。鮮明な記憶は、戦後10年と少し経ってからですが、痕跡の残る街や人には、身近なところで何度も遭遇しました。


どでかい新国立競技場が建てられたことからも、神宮外苑は今でも国威発揚の場として、利用される場所になっています。大好きな環境ですが、その中にややきな臭さを感じてしまうことがあります。


そんなことを考えながら歩くこともありますが、いつまでも、神宮外苑やいちょう並木が平和の象徴であってほしいと願っています。すでに、現役をリタイアした今、余計にそう思うようになっています。


最近、戦前戦後をテーマにした本を読むことが多くなりました。大学時代、戦時統制経済の勉強をしたことがあります。受け身のまま、迂闊に行動しないよう、少しでも声を上げようと思いました。


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