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九段会館(ほぼひとりごと(2021年5月22日(土)))

(写真は、2022年に開業予定となっている旧九段会館。もとの建物は残すようです)

#九段会館 #東急不動産 #千成


2011年3月の東日本大震災で、九段下にある威厳のある建物、九段会館ホールの天井崩落で2名が亡くなられたあと、休館になっていた九段会館の改築工事が写真のように進み、形が見えてきました。


激しい揺れが襲って来た14時46分、ホールでは、観光関係の専門学校の卒業式が行われていました。亡くなられた方は大変お気の毒ですが、完工から80年ほど経った建物には厳しかったのだと思います。


あまり、縁のない建物でしたが、2011年の数年前から九段下あたりで会食する機会が増え、九段会館内にある和食店、千成を使うようになりました。焼酎のボトルもキープしていました。


おもてなし用の高級店ではなく、小ぎれいで値段も適当な和風居酒屋という風情でしたので、後輩をおごる時など、気軽に使えるお店でした。そろそろ、認識されるかなという回数は通ったと思います。


当然のことながら、九段会館休館とともに、休店になってしまいました。住所とか名前を登録していたわけではないので連絡もありません。キープボトルがあるというだけで親しみを感じているだけでした。


しばらくは、囲いがされ、そのまま残っていましたが、入札が行われ、東急不動産が落札して、元の建物が残された、丸ノ内の第一生命や明治安田生命と同じ手法で建て替えられることになったようです。


大がかりな再開発の完成には10年以上かかるのも普通ですが、ここは、来年には、新しいビルが完成する予定です。ボトルをキープしていた千成が復活するとは思えませんが、ひそかに楽しみにしています。


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