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ほぼひとりごと(9月11日(火))


(写真は、2001年当時、オフィスのあった、マンハッタングランドセントラル駅近くです。)
#9 .11の起こった朝 #この日から世界が変わった #忘れられない出来事


(信じられないことが起こってから、17年経ちました)


まさかと思ったことが起きました。2001年9月11日(火)、当時勤務していたニューヨークで遭遇したことです。今年は、あの年と同じ火曜日、夏休みが終わって、ニューヨーク全体が仕事モードになっていました。朝8時46分、現実のこととはとても、思えませんでした。


ニューヨークに住むなど、想像したこともありませんした。英語が特に得意でもなく、会社からの留学もしていません。英語を話そうと思って、ひとつ単語がわからないと頭が真っ白になっていました。そんな私が、ニューヨークに住んで仕事し始めてから、5年経った時のことです。


ワールドトレードセンタービルにオフィスがあった、金融機関の知り合いの方も巻き込まれ、亡くなりました。他人事ではありませんでした。仕事では行けるようになりましたが、帰国後、ニューヨークを訪ねても、現地には行けません。トラウマになったままです。


ニューヨークに赴任した時、誰もが驚きました。その上、5年後に起こった大事件、責任者として決断しなければならないことが次々と出てきました。勤め人生活、私生活、良い意味ででも、悪い意味でも、大きな転機になりました。得難い経験でした。


翌日から、会社のみなさんに、日本語と英語でメッセージを出しました。不安を鎮めるという趣旨で、その日にあったことを書きました。同時に、自分のHP( www.akihiko.com )で、日本のみなさんにあてて、毎日ブログを書いたので、ページビューが激増しました。


社内向けの英語発信は大変でしたが、不安でいっぱいだったみなさんが笑顔になり、明るいムードで、被害にあった会社や影響のあった会社のお役に立つ仕事を始めた時のかがやきを目の当たりにし、仕事をしていて良かったと思うことができました。


ひと月経って、ページビューも激減し、そのままの状態が続いていますが、事件発生とほぼ同時にかかってきた東京からの電話に励まされ、翌日から発信をほぼ毎日続けました。不安いっぱいでしたが、深呼吸をして、気持ちを落ち着けたことを鮮明に覚えています。


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