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丸ノ内オアゾから見えました(ほぼひとりごと(2020年7月5日(日))

(写真は、丸ノ内オアゾの2階から、東京中央郵便局(KITTE)を望んで撮りました。左側は丸善丸ノ内本店です)

#丸の内オアゾ   #東京中央郵便局 (KITTE)  #浦島太郎


丸ノ内オアゾが竣工したのは、16年前のことでした。長い間、国鉄本社ビルがあったあとが再開発されました。東京駅よりの高層ビルにある商業施設が、丸ノ内オアゾと呼ばれるようになりました。


毎度、毎度、同じことを考えるのですが、ついこの間オープンしたと思った丸ノ内オアゾですが、そのころ生まれた赤ん坊はすでに高校生。時間の速度が年々高速になっていることをあらためて感じます。


あちこちに、高層ビルが出来るようになって、行ったことのない施設がどんどん増えていきます。見慣れた景色もガラッと変わり、地上へ出た時に、浦島太郎のような気持ちになることもあります。


丸ノ内オアゾは高い階まで吹き抜けになっています。空中を通っている通路からの景色は見ると、初めて経験する構図でいろいろなものが見えます。何回も行っている場所ですが、初めての経験でした。


遠くに見えるのは、東京中央郵便局です。東京駅のような完全復元ではありませんが、紆余曲折の末、保存された外側だけを見ると、第一生命ビルや明治安田生命ビルと同じ、昔のままです。


何度も行っているところでも、角度を変えて見ると、違った景色や印象が目の前に現れ、今までにないことに気づくことがあります。以前の記憶があるから気づくことです。結構、感激します。


加齢により、視野が狭くなったり、動態視力が低下すると、気づく力も衰えますが、長い間に蓄積された膨大な量の記憶と照合すると、新しいことに気づけるのかも知れません。そんな気がしました。

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