誰もいない浅草(ほぼひとりごと(10月9日(水))
(写真は、たまたま、誰も人が写っていなかった浅草伝法院通りです)
浅草仲見世を歩いて、浅草寺境内に入るところを左折すると、伝法院通りになります。以前から、おみやげ用かなと思うような派手な着物を売っている小さなお店が並んでいました。
その先は、新しく開店した飲食店がまじり、仲見世ほどではありませんが、賑わっています。屋台の親戚みたいな囲いのお店で飲むと、いつものお酒が美味しく感じられそうです。
国際観光地として、様変わりした浅草。南の方の国からやって来たと思われる母娘がそれぞれに、派手な着物を着て、楽しそうに、写真を撮り合っている光景が自然に見える街になっています。
夕方に近い、平日の昼下がり。休日では無理だと思いますが、ほんの一瞬間、誰も写真に写らない時間がありました。残念ながら、時間は止まってくれませんでした。
一時期は、閑古鳥が鳴いていたようだった、旧浅草六区にも、人が戻っています。以前は、ガラガラの時もあった寄席も満員立ち見であきらめるくらいな賑わいになっています。
観光客が多くなり過ぎて、地元で不協和音が出ている京都ほどではないでしょうが、地元民も、われわれも、来なければ困り、来過ぎても困るというのが本音だと思います。勝手なものですが。
たまには、誰もいない浅草を見たいなとぜいたくなことを思っていたら、こんな光景に出合いました。観音様にお願いしたおかげかも知れません。深く感謝して、写真を撮ってしまいました。
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