忙しい自慢はもうやめよう

ブラックな労働はもう日本の常識みたいになっちゃってるけど,ここら辺でもう忙しい自慢はやめにしよう.

もちろん,愚痴りたいときは誰にでもある(もちろん自分にだって,あなたにだって).吐き出すことで少しでもラクになるなら,それは全然止めない.おれもできる限り聞いてあげたい.

一方で,友だちへの愚痴と緊急時のヘルプコール以外での「忙しい自慢」はもうやめよう.だって,同僚間で忙しい競争してお互いに人生すり減らして,得するのは「エライ人」だけ.そして,その忙しい自慢は同調圧力を生み,次世代への強制を生む.もし,本当に次世代のことを考えるのなら,いま自分がブラック労働してるとしても,「忙しい自慢」を次世代に向けてするべきじゃない.

若い人たちは,そのような人についていってはいけないし,真似する必要もない.もちろん,好きなことを追求して,不眠不休で働いてしまうことはある.しかし,経営者の利益のために,自分をすり減らす必要は一切ない.自分は身をもって知っているけど,あなたがどれだけ尽くしても,あちらには仁義などないからね.

中堅以上(で個人で生きていく力のある)の人は,自分が率先して休みましょう.対価の見合わない仕事は断りましょう.それこそが,他の何よりも次世代のためになることだと,自分は思っています.

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