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VRoom theater 紹介と、これから

▼VRoom theaterとは?

VRoom theater は、Live2DCubismEditorで制作したLive2D背景を
リアルタイムに合わせて動かす、新しい配信向けソフトウェアです。
主にVTuberさんにむけたソフトウェアになります。

バーチャルとリアルの世界を、時間という軸で繋ぐことにより
よりリアルに、より深くバーチャル世界を表現することを目指します。

▼紹介動画

Live2D Creative Awards 2021 にあわせ、紹介動画を制作・投稿しました。

この動画内の映像は、Live2DCubismEditerのアニメーション機能で再現している映像です。
テンポや分かりやすさを考慮すると、どうしても倍速をかける必要があったのですが、24時間の背景の動きを録画して倍速をかけるのはあまりに非現実的だったため、断念しました…笑
実際にソフトウェア上で動いている様子をお見せできず残念ですが、
もうしばしお待ちいただければと思います。

▼予定している機能

▼リリース時実装
・時間に合わせて動く(小数点単位)
 →動画ではアナログ時計や、空 の移り変わり等に用いました。
・時間に合わせて動く(整数単位)
 →デジタル時計等に用います。
・月の満ち欠け
 →その日の月齢に合わせ、自動で変わります。
・ループアニメーション再生
 →ランダム再生も検討しています。
・キー操作、時間指定操作(アニメーション再生、表情ファイル等)
 →アラームの動きや電気の自動ONOFF等、設定した時間に合わせて動作します。
・デフォルト背景4~5種
 →VRt Lab.は田園地帯さん、その他2つは唐揚丸さんにお願いしています。のこりはイラストコンテストにて決定。
▽田園地帯 (VRt Lab. Background Artist)
https://twitter.com/denen57m
▽唐揚丸 (Background Artist)
https://twitter.com/karaagemaru0002

▼以下は検討・リリース後実装を予定しているものです。
・日の出日の入り時間
 →対応可能か検証中です。可能な場合、空の移り変わりはこちらに実装します。
・風の物理演算
 →カーテンや野外の木等に用います。
・天気の自動変化
 →設定した都市の天気に合わせて、自動で天気を変更します。
・複数ウィンドウ対応
 →前景を別モデルとして制作し、OBS上に別ウィンドウで読み込むことで、卓上の時計等もモデリング可能に。

※本ソフトウェアは現在、開発初期段階です。
リリース時には変更が加わる場合もございます。

▼今後の予定

・2022春 リリース を目標に進めています。
(大変少人数での開発なので、遅れても許して…下さい…)
 プラットフォーム:Steam

・Live2D背景の作り方動画の投稿
・export_parameter_objectsの配布
(モデルのパラメータの一括設定ができます。)

▼募集

・Cubism SDK for Unity ができる方
現在、超少人数で開発を進めています!
興味がある、Unity詳しいですという方、いらっしゃいましたら
925までご連絡下さい!

・テスターストリーマー
リリースまでの間、テスターとして
配信でVRoom theater を使っていただける方を後日募集いたします。
僕の部屋を使うのもあれなので、ご自身で用意いただく形になります。
Live2D背景が作れる方、もしくは作れる方とグループでご応募ください!
正直、誰も24時間動くLive2D背景なんか作ったことないと思います!
初めてのことはみんな大変です。
イラストレーターさんとLive2Dモデラーが密に連携して制作できる環境を強くお勧めします。
(作り方のアドバイスなどは提供いたします!)

・リリース時にデフォルトで導入されている背景の
イラストコンテストを実施予定です!
背景イラストレーターさん、是非どんな背景があるといいか考えておいてください…!


▼開発への思い

Live2Dを、キャラクターを動かす以外の方法でも
もっと広く使ってもらいたいと思い、開発をはじめました。

ユーザー様には、ぜひ沢山の風景を制作して使って頂き
バーチャル世界をより深く表現し、共有できることを
楽しんで頂きたいと思っています!
リスナーとして、VTuberさんと共に同じ時間を過ごしているのだという
感覚は、格別なものです。
特に長時間配信をされる方、雑談配信が多い方、
現代ではない特殊な世界にお住まいの方にオススメです!

また、Live2Dをもっと使ってもらえるようにするためには、
Live2Dを作る人がしっかり稼ぎ、業界から撤退しない事。
そして、参入する人が増えることが大事だと考えています。

1モデルにつき1人しか使えないキャラクターは
オーダーメイド的な側面が強く、フロー収入ばかりになります。
個人事業主にとって、これだけで十分な稼ぎを得るのは大変なことです。
Live2Dモデラー様には、不特定多数に使ってもらえる素材を制作して
ストック収入も増やし、しっかり稼いでほしい。
そのうちの1つに、Live2D背景はなれると思います。

背景イラストレーター様には、是非Live2Dに触れていただき、
イラストが動くことの楽しさを感じていただきたい。
そして是非参入していただきたいと思っています。

クリエイターの皆様には、是非一緒に
新たなLive2D市場を築いてほしいと思っています!

開発者一同、頑張って開発を進めてまいりますので
応援のほど、よろしくお願いいたします。

925


是非 VRoom theater の Twitter をフォローして、
今後の続報をお待ちくださいませ!!!
▼VRoom theater
https://twitter.com/VRoom_theater

開発者Twitterもよろしくお願いします。
▼925_kuniko
https://twitter.com/925__niconico
▼KAY (Developer)
https://twitter.com/K_of_the_Year


▽開発のきっかけ小話

Live2Dを、キャラクターを動かす以外の方法でももっと広く使ってもらうために、なにか出来ることはないだろうか…と考えていたのが始まりでした。

きっかけになったのはこちらの配信でした。

2020年12月28日に、にじさんじ所属の三枝明那さんと黛灰さんが、黛さんの住む施設にて行ったゲーム配信です。
深夜の、10時間にわたる長時間の配信でした。

当時、長時間配信を見終えた完走感だけでなく、
 ”共に同じ時間を過ごした”
という感覚を強く覚え、ものすごく感動したのを覚えています。
そう、なぜなら…
背景に映る窓の外の風景が、時間に合わせて移り変わっていたのです!

どういう技術でそれが行われたのか、私にはわかりません。
しかしその空間に彼らは生きているのだ!というのが、
ものすごく感動したのです。

この配信以降、時間に合わせて動く背景を作りたい!
バーチャルはもっとリアルに近づける!
そしてこれはLive2Dを広く使ってもらうために、きっと役に立つ!
と強く思うようになり、開発に至りました。

Discordを見返すと、1月にはデベロッパーをして下さっているKAYさんに連絡を取っていたようです。
その後田園地帯さんに背景をご依頼し、少しずつ制作を進めてきました。

本当に少人数開発なので、(なんならデベロッパー1人ですし)
スローペースですが、今後も頑張って開発していこうと思います…!
Unity出来る方で協力したいよって方いらっしゃったら、
マジで…声かけて下さい…よろしくお願いします。
(ちゃんとお給料払うので…!)

では、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!

読んでいただき、ありがとうございます! サポートは本を買ったり、学びに活用させていただきます。