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聴く読書『乙女の像ものがたり』六、十和田湖

北原久仁香
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作:小山弘明(高村光太郎連翹忌運営委員会代表)http://koyama287.livedoor.blog/
画:安斉 将 https://anzaimasaru.wixsite.com/anzai
*この物語は史実をもとにしたフィクションです。

出典:『十和田湖乙女の像のものがたり』(十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会 発行)
協力:山本隆一(一般社団法人十和田奥入瀬観光機構)https://www.towada.travel/ja/index

音楽素材:クラシック名曲サウンドライブラリー、フリー音楽素材MMTスタジオ より

青森県十和田湖畔に立つ高村光太郎の彫刻、通称『乙女の像』の物語です。
光太郎と妻・智恵子の生い立ちや出会い、その後のあゆみなども、解りやすく伝わるよう書かれました。
大人の方はもちろん、小さな方も、ぜひ聴いて下さい。

<言葉メモ>
県庁…県の中心となる役所。

知事…都道府県の長。

津島文治…(1898~1973)青森県知事。小説家の太宰治の兄。

十和田湖…青森県と秋田県にまたがる湖。1936年に、国立公園に指定された。

国立公園…国が指定する広い面積の自然公園。

功績…あることをなしとげたてがら。

石碑…いろいろなものごとの記念などのため、石に文章などを彫って残すもの。

谷口吉郎…(1904~1979)建築家。のちに、青森県庁の設計もした。

原民喜…(1905~1951)草野心平や藤島宇内と同じグループの詩人、小説家。広島で原子爆弾の被害にあい、その体験を作品にした。

顕彰…亡くなった人などの功績を、広く世の中に紹介すること。

除幕式…石碑などが完成した時におこなう、おひろめの式。

湖畔…湖の岸辺。

原生林…人の手が入っていない、自然のままの林。

透明度…湖などで、水がどのくらいきれいなのかを表す数字。

金メッキ…他の金属に、金をぬりつけること。

菊池一雄…(1908~1985)彫刻家。光太郎は、乙女の像が完成しないうちに、自分が死んでしまう事も覚悟し、代わりの作者に菊池を指名した。

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