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マーケティングをデザインせよ!マーケティングって何?からスタートした1年を振り返った初学者向けのポイント|938

(株)テイ・デイ・エスというデザインカンパニーに在籍の938です。
主に「ブランディング」や「UX/UIデザイン」を支援をするデザインコンサルティング部門に約1年前から所属しています。
良い意味で、仕事モンスターばかりで毎日刺激になります。

異動と同時に、会社としても新領域である自社マーケへのトライをスタートしました。その1人目担当であり、上長&同僚と3人の小さなチームをメインにアイデア出しなどしながら業務を進めております。

周囲の力を借りまくりながら進む初学者は、まだ胸を張って自身を「マーケター」とも称せぬ小心者ですが、この「アドベントカレンダー」の企画を機に一年の軌跡を振り返りも込めて記してみようかと思います。

※この記事は「今年を振り返ってみた(広報note勉強会主催アドベントカレンダー)」の12/8担当の記事です。


3つのテーマ

早速、今年のすべてを振り返り書こうかと意気込みましたが、1年のトライ&エラーが膨大なので、書けない部分は上手に隠しながら、私と同様の「マーケ初学者の方に少しでも為になりそうなテーマ」に絞って以下3つ書いてみようと思います。

  1. 「発信」手段とコンテンツ

  2. 「マーケティング」概要を学ぶ

  3. 「商材と顧客」理解を深める

これらの経緯を記して、同じ初学者さんの参考や勇気になれば幸いです。

1. 「発信」手段とコンテンツ


MEDIA & CONTENTS

世はネット戦国時代。マーケティングの本質ではなくとも「ネット上での情報占有率=陣取り合戦」の世相は無視できません。
当初、安直に「オウンドメディアだろう!」と考え調べはじめましたが、正直、ゼロ構築の敷居が高い高い。。。

いろいろ調べて「note」に辿り着き、Twitterでやえがしさん主催のコミュニティ「広報note勉強会」や勉強会(以下リンク)に参加させて頂きました。(この記事が参加するアドベントカレンダー主催でもあります)

そこでの学びを活かしつつ「そもそもライティングやコンテンツ作りができるのか?」という小さな検証をnote上で開始します。

それが以下の「TDS base」です。miroでアイディエーションしながらネーミングしたり社内のディレクターに作ってもらった目のついたロゴやTOPイメージなどとても愛着があります。

手段が見えてきましたが、発信には当然コンテンツが必要です。
誰かに執筆を頼むか?自分で書くか?そもそも異動ホヤホヤの新入りにブランディングもUXも自分で書く知識がありません。

そこで上長のアイデアをベースに、ブランディングやUXの経歴が浅いメンバーの「業務上の疑問」を吸い上げ、最適なベテランとマッチングしてインタビューやディスカッションを実施。その様子を記事化しようという企画を始めます。

経歴の浅いメンバーの疑問解消→私のブランディングやUXの解像度向上→記事化という一石三鳥の企画でした。(ヒリヒリとしたリアルなやりとりに金言が溢れ、参加者の解像度向上や共通認識化も感じる良い企画です。筋書きがない分、記事のまとめは負荷が高いです。。。T_T)

2.「マーケティング」概要を学ぶ

MARKETING KNOWLEDGE

経験もノウハウもない私は、自社マーケを期待されている状況のなか、急いで知識をつけなければならないと焦ります。
今では、学ぶほどに千差万別の企業や商材があるなか、実践と検証しかないと思い知らされますが、最初はとにかく知識ゼロでしたので、わからなくてもとにかく情報を浴びようと書籍、動画、ゼミ、ネットといろいろ手を出しました。

その中で、まず全体概要理解をして、必要な部分を深堀りするスタンスが良いと思ったので、個人的にマーケ初学者として「概要理解」に役立った書籍を少しですが紹介しようと思います。(※あくまで自身の状況、主観、タイミングで役立ったものです。)

■業務遂行のイメージを掴むのに役立った書籍
本のタイトルの通り実践のノウハウが溢れています。初学者的な書籍で概要を掴んだあと、実践の参考としてじゃあどうやるのが書いてあります。「階段設計」などありがたかった。サイトも知見に溢れていて活用しています。


■概要を知りたい時に辞書的に使用している書籍
通しで読むと書籍いうよりは、キーワードにぶつかった時に概要や概念を理解をするのに適している書籍だと思います。私の中では、辞書的な使い方になっています。


■WEBライティングやオウンドメディア運営の立ち回りの参考書籍
私の状況や好みにピッタリなのもありますが、情報の粒度、社内の立ち回り、読みやすさ=理解しやすさがジャストフィットしました。このぐらいすっと入り込む文章を書きたいものです。


あくまで初学者向けの概要理解の際に、特にわかりやすかった書籍という観点でチョイスしました。BtoB企業でこれからマーケをせねばという立場の方であれば、(自己責任で)買って損はないかと思います。余談ですが、ジャンルは違えど「企画営業向け」に書かれた書籍も、同じ導線上で顧客獲得のクロージング手法が見えるので役に立ちました。

3.「商材と顧客」理解を深める

PRODUCTS & CUSTOMERS

いざマーケティングをしようと広告やWEBサイトやメールやら展示会などいろいろな検討を始めると、如何に自分が顧客に興味を持っていなかったか=意識が足りなかったかと思い知ります。はっきり言って何も見えていませんでした。

■「誰に何を?」
マーケティングを知らない先入観、特にデジタルマーケティングのイメージが強いと、どうしても手法から入りたくなります。先人とのお話を通して痛み入るのは「誰に何を?」の整理が出来ていないと「どうやって?」が場当たり的になり手戻りが多くなります。

いや、ぶっちゃけ実際、検証しないと効果なんてわからないので、今でも場当たり的でもいいと思ってる部分はあるんですが、軸を持たないとピボット出来なくなるイメージです。むしろ「変化する前提」で迷子を避ける為に軸を決めてる感じです。

■展示会
自分なりにとても顧客理解の手助けになったと思うのは展示会です。展示会にはテーマがあり、集まる来場者やニーズもある程度絞れます。多少狙いとズレていても構いません。話せばすべて勉強になります。そこで千本ノック的に色んな人と声が枯れるまで話すと、千差万別の来場者のミッションや課題感の共通点や差分が見えてきます。

2日目ぐらいから「このパターンは昨日いい感じに刺さったパターンだな」と、営業トークの型が徐々に出来るのを感じます。顧客理解、自社商材の応用理解、営業スキル磨き、場慣れなどの教育目線。全てにおいてお薦めです。※この記事公開の12/8もビッグサイトでコンテンツTOKYO出展中です!

ただ、立ち仕事に慣れていない場合、2日目以降、足腰が(T_T)悲鳴を上げます。ダイエットだと思ってポジティブに自分を騙し騙し頑張りましょう。

最後に

というわけで、この一年間を振り返って「マーケティング初学者」のポイントになるかなと思った部分を書いてみました。あまり具体的に掘り下げるよりも、抽象的な「切り口」が伝われば再現性もあるかなと思って書いてみたつもりです。

折角なので、自社の一押しサービスの宣伝もしておきます。

メリークリスマス!& 健康で良いお年を!

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