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#私のオススメSideM楽曲10選

数年に一度動くnoteと化しております。
ご無沙汰しております、青空です。相も変わらず315プロのPをしながらホテルで副業しています。
先日は池袋サンシャインプリンスホテルで、お仕事を頑張る担当の様子を見守ってきました。年末年始シフト本当にお疲れ様。出勤手当も休暇もたんとあげようね。

さて今回は #私のオススメSideM楽曲10選 という企画に参加します。
詳細はこちらの記事にて。

「絶対楽しいやつ〜〜〜〜!!!!!!」と喜び勇んで書き始めたら止まらん止まらん。
好きが文章量に出るタイプと自覚しておりますが、長い。本当に長いです。1曲につき1000字は超えてます。その上一部の楽曲には自分語りも多分に含みます。
対戦よろしくお願いします。

せっかくなので、Pとしての自己紹介も書かせていただきます。
2019年の七夕から315プロにやってきた新参Pです。
幼い頃アイマス2のプレイ動画を見て真に衝突しました。理由あってアイマスを離れ、SideMをきっかけに出戻りました。
初現地が2021年プロミ、初周年ライブは6th東京Day1でした(何もなければ2020年プロミが初だった)。
THE虎牙道、F-LAGS、Legenders、C.FIRSTを担当しています。
一番最初に顔と名前を覚えたのは北村想楽と九十九一希でした。リアタイしていませんが、ライサムの亡霊です。PRS一生待ってる。
あと生粋の夢女子です。夢感情には基本蓋をしていますが、好きが昂ると吹きこぼれるタイプです。ご容赦ください。


1. 315ALL STARS/『Take a StuMp!』

初めてリアルタイムで聴いた全体曲。
ありそうでなかった315プロ版の『団結』。自己紹介ではなく他己紹介曲です。
サイスタでのストーリーを見るに、ユニットの紹介パートは「君のところにいる◯◯ってユニット、どんな感じ?」と聞かれたら皆が答える共通認識と思っています。

これを出した理由が「終わってしまったと思うならここにいないだろう」です。
私自身、実は子供の頃から憧れている仕事があります。ただ、夢を初めて願った瞬間に「あれは特別な人がなるものだから」と即刻諦めていました。
大学生になりダブルスクールで通える専門学校を知り、両親には学費は自分で稼いで払うことを条件に入学しました。
ただ、毎年200名の募集に1000名規模の応募があるような狭き門。同期が次々に合格していく中、私は新卒では入れず、全く異なる会社に入社しました。
いざ働き始めて「ここでは夢が遠ざかってしまう」と思い知り、人事と面談を重ねて入社1ヶ月で退職。
その後、今の会社に転職しました。

転職して1年経っても状況は変わらず「この決断が正しかったのか」と不安になった頃、友人PからSideMについて教わっていたことを思い出しました。
それまで別のアイドル作品を追っていましたが、折しもその頃には己の推し活に割ける時間と心の体力の低下を感じて離れかけていました。
ちょっとした気分転換になればいいなと思い、それまでスルーしていた315プロに触れたのが全ての始まりでした。

『Take a StuMp!』を初めて聴いた時の輝きと衝撃は今も鮮明に覚えています。
C.FIRSTのお当番回となった7thライブ愛知Day1、初めて聴くイントロ、ユニットのコールと紹介フレーズ、そして「終わってしまったと思うならここにいないだろう」
7thライブの頃はまだまだマスクも外せず、ライブのような人の集まる場所へ行くのも今よりまだ怖かった時期。
更に職場は1ヶ月に2、3人のペースで退職が相次ぎ、残ったスタッフの負担が増えるばかり。実のところ、両日参加のための有休取得も危ぶまれたほどでした。
何のために転職したのかすら忘れかけた時、315プロが思い出させてくれました。

元より今の職場へ転職したのも、どれだけ辛くても辞めずにしがみついているのも、私が私の夢を終わったと思っていないからでした。
夢を始めるのも、終わらせるのも、いろんな事情はあれど最後に決めるのは自分なのだなと。
だったら自分で自分に限界作りたくない。そんな風に思い出させてくれて、励ましてくれる曲です。
今でも面接に行く時、もっと言えば頑張りたい時に聴いています。

あと現場の時に聴きながら、各ユニットを担当しているフォロワーさんの顔を思い出しては「会いたいなぁ!」と思い馳せてます。らぶ。

2. THE虎牙道/『Reflection BREAKERS』

担当枠その1。先述の「自分で自分に限界作りたくない」に通じます。
負けたくない相手も追い越したい背中も見えるけれど、本当の強敵は鏡に映った自分っていう姿勢、大好き。
8thの殺陣に出てきたダンサーさんの腰布で震えあがり、落ちサビで「THE虎牙道、自分を超えろ……!!!!」と祈ったアンタオマエ師匠です。
ところで歌いながら殺陣って何??????

一番好きなのは「"あの日"の壁 ブチ壊すため」です。
315プロ屈指の肉体派アイドルTHE虎牙道にも、打ちのめされた"あの日"があるのです。
頂点を渇望し己を鍛え上げる三人ですが、戦う身だからこそ負けて諦める悔みや重み、限界を超えた先で見る景色を知っていると思っています。
メンバーそれぞれの"あの日"、聴く人それぞれの"あの日"があって、その悔しさを鮮明に思い出しては、二度と同じ轍を踏んでたまるかと頑張れる曲です。

ちなみに私の"あの日"は、新卒の時の第一志望二次試験です。
あれほど敗北を確信した帰り道はありません。三日三晩泣きました。

3. F-LAGS/『Hope's Journey』

担当枠その2。
大好きなF-LAGSが、大好きな飛行機・旅行モチーフの曲を歌いました。ありがとう現実。
「自分革命の旅」をキャッチコピーに掲げている彼らにぴったり~~!!と思ったら、本物の旅行会社様とのお仕事コラボが来てひっくり返りました。
担当たちと一緒にお仕事(業界単位)……ってコト……!? とか言いました。尚池プリコラボ。

旅行に出かける朝のわくわく感が、そのまま音楽になったような曲。聴くたびに心も足取りもふわっと軽くなります。
形は変わりますが、同じ旅に関わる副業をしているので本当に刺さる刺さる。
特に効くのが、忙しさのあまりお客様の視点と夢の原点を忘れそうになった時。
どうしても繁忙期になると時間とお客様の対応に追われ、仕事が嫌いになりかけたり「なんでこんな仕事選んだんだろう」と思い詰めたりしてしまいがちなのですが、『Hope's Journey』を聴くと「ああ、こういうわくわく感を作りたかったんだよな」と原点に帰れるといいますか……
後述の『Delicious Delivery』と合わせて、副業メンタルを支えてくれています。欠かせない。大好き。

あと思い出深い瞬間があったので何度でも語ります。
6th北海道の翌日、始発の飛行機に乗って出勤しないといけなかったんですが…
離陸直後に「そうだ『Hope's Journey』聞かなきゃ!」と思い出して再生しました。
雲を突き抜けて青空が広がった瞬間、一番のサビに突入。人生で一番美しい空を見ました。
私の7thへの旅路はそんな朝から始まりました。

4. Legenders/『PERMAFROST』

担当枠その3。
「ふーみん待望の冬のラブソングだ!!」と食らいついたらとんでもなかった。
このCDと『Time Before Time』の3DMVが出た頃が誕生日でした。弊社ではベスゲ朗読といい超常事変といい、毎年Pの誕生日に北村想楽が深めの爪痕残していきがち。

この曲は全部が好きです。
「時間」「時代」という止まらない概念を背負うLegendersが「永久凍土」という時が止まる(止められる)ものを歌う意味合いも、現地での演出も、ラストサビの雪解けのような転調も、何もかもが。

個人的な解釈を語らせていただくと、この曲は「棺から送る最期のラブレター」なのではと思っています。
両腕を胸で組んでいる最初の立ち姿やパキパキとした振付が棺に眠る人のように見えてから、ずっとそんな幻覚を抱いています。
※これを書いている人間は、過去に江國香織の『デューク』や『レイトン教授と最後の時間旅行』に脳を焼かれています。

遺してきた大切な人に別れを告げ、その道行きが暖かい未来に繋がっているよう祈りながら背中を押すような。それでいて自分のことは永久凍土に沈めて、どうか引きずらないでと。
特に大好きな演出がラストサビ。
サビに入るタイミングでモニターが凍り付くのですが、ラストサビは一瞬遅くなります。
具体的には1番2番は『降りしきってく』で既に凍っているのが、ラストサビは『世界の色を消し去って』の辺りで凍り始めます。

あそこに物語が、歌の主人公がギリギリまで伝えたい想いがあるような気がしてなりません。7thの円盤がお手元にある方は是非ご確認ください。ご確認ありがとうございます。
なおこれだけ手放す愛を歌いながら、最後に振り返ってあの抱擁です。
愛知は真っ白なライトから始まり個人カラーを抱きしめ、横浜では個人カラーの中から動き出して真っ白に溶け合って終了です。現地で呻いた。

歌詞で一番好きなのが『たとえそれが温もりとは違う優しさとしても』
私事になりますが、この曲が出てきた頃に「このままオタクとして生きていっていいのか」と悩んでおりました。
オタクとして生きること自体はやめられないものの、それと同時に自分は歳を重ねていくし、同居している親も遅かれ早かれ見送らねばならない。
そうして孤独に生きていくのではと。
早い話、婚活を真剣にやらねばいけないだろうかと思ったのです。
これまで恋愛経験は……残念ながらほとんどなく。
夢女子としての生き方も曲げられませんが、それが通用しないのも重々分かっています。
この先、人生を考えられる人がいたらどうしようか。
そう考えた時に「僕たちの手から離れてもいいんだよ」と背中を押されたように思ったのです。
思い上がり上等ではあるのですが「プロデューサーさんが幸せならいいんだよー」と言われたような気がしました。

その後で「この人達の手を絶対に放しちゃダメだ」と思うことになるのですが、それはまた別の話。

ちなみに7th愛知で浴びるまでは、試聴動画をひたすら聴いては「ワンチャン『Legenders冬の箱パカ案件』だったりせんか」と発想の逆転をひたすらやってました。重ねた日々を宝石に変えて渡す、みたいな。別にそんなことなかった。
でも最後の転調には絶対希望があるんだよ。春がやってくるんだよ。ありがとう7th横浜、いいセトリです。

5. C.FIRST/『Face the World』

担当枠その4。記憶に新しい新曲。
"世界"の見方が変わる曲です。
この曲を語る上では『この世界の主人公』が欠かせませんが、今回はあえて抜きで語ります。見ていただきたいのは山々ですが、アソプレ限定なのが本当に悔やまれる。単品で売ってくれ。

曲の話の前に、一度ご自身の担当アイドルを思い浮かべてみてください。
できればC.FIRST以外で。
その人の前職は、資質があればさしあたって就くことができるものだと思います。本人の希望のポジションかどうかはさておき、その肩書きを名乗ることはできるはず。

では、「生徒会長」はなりたくてなれるものでしょうか。

答えは当然、いいえです。
立候補することはできても、生徒会選挙で全校生徒の信任を得なければ生徒会長にはなれません。
C.FIRSTのお三方はこれまでの315プロアイドルとは違い、任せられた役職に就いています。

リーダーとして選ばれた三人は、確かに各々リーダーに相応しい資質があると思います。
でもその反面、リーダーならではの孤独や弱さも抱えている。
選ばれた期待に応えたい、上手くやりたい、皆を引っ張らないと。
そんな本心をひた隠し、時には自分の弱さから目を逸らして必死に頑張ってきた……それが、C.FIRSTの柔いところなのかもしれません。
誰にも明かせないけれど、才能と運命が引き合わせた奇跡みたいなこの人達になら、あるいは。
弱みを見せられる味方であり最高の仲間と、肩を並べて世界に向き合えるのがこの曲だと思っています。

C.FIRSTは実年齢よりもずっと幼い、放っておけない子供たちだと個人的に思っています。
かといって大人があれこれと手取り足取り面倒を見る時期はとうに過ぎている。彼らは少なからず、自分達がもう大人に甘える子供じゃないことを知っている。
できるのは彼らに考える時間、挑戦する機会を用意して、その背中を見守ること。勿論失敗してもフォローできるように。
お節介かもしれません。けれど三人が今の自分の弱さと向き合い、怖さに打ち勝ち、時にぶつかり合って、やがて家族ともライバルとも言える唯一無二の三人になってくれたなら、お節介と言われる甲斐もある気がいたします。

『We're the one』でも"あなた"というフレーズはありますが、『Face the World』の"あなた"はもう少し近しい人のイメージがします。
生まれも育った環境も、歩んできた人生も違う三人がようやく手を取り合い、背中を預けて世界と向き合う曲なんです。好きだ…………。

あと2番サビでびっくりしました。
『僕らはいつか 何かを変える』
「俺は、この世界を変える」とアイドルになったセンターを擁するユニットがこれを歌うのか、と。
C.FIRSTが変えるものは、世界とは限らないのかもしれません。
誰かの心、とか。目標や行き先は、いくつあってもいい。北極星だって変わるんだから。

6. Cafe Parade/『Delicious Delivery』

担当外からの救済。
学生時代から飲食業界で働いていたので、Cafe Paradeにはものすごい親近感を覚えています。
フードデリバリーと遠距離恋愛の掛け合わせが天才的過ぎる。

副業先の仕事の一つにルームサービスの提供があるのですが、私の出勤シフトの8割はこちらと言っても過言ではないほど、日々お客様のお部屋にお食事を届けています。
おかげでこの曲の刺さりがすごい。
お客様がおしゃれして待っててくださるわけでも、毎回甘いものもお持ちするわけでもないのですが、この曲に救われたシフトがあまりにも多い。
とりわけ多忙極めて泣きたくなる時に、この仕事の魅力を思い出すために聴いています。自分はお料理を通じて、最高の時間と空間を届けに行ってるんだと。
裏を返せば、この曲を選んで聴いている時は大体精神が参ってます。指標になってて文字通り心身が助かっています。

落ちサビの『そうだね 当たり前と思うことが続くとは限らない 時は移り変わってくから』では毎回泣きそうになります。
ここに関しては仕事が大変な時もさることながら、567で半年ほど出勤停止したり、稼働が低くて仕事らしい仕事ができなかった時のしんどさにも効きました。
マスクしないとお客様の前に出られない、やる仕事がないけど出勤しないといけない。そんな「当たり前」が辛かった時、神谷さんの「時は移り変わってくから」を励みにしてきました。
仕事のお守りのような曲です。

余談ですが、この曲を掃除のBGMになさるというライフハックを得て「その発想はなかった」と衝撃を受けました。
確かにCafe Paradeがおうちに来るなら掃除しないと……!!

7. 北村想楽/『you're』

担当ソロ枠です。12人いる中で断トツで狂わされた曲。
アクアリウムイベと『自分の見え方』はご覧になりましたか? ありがとうございます。
まだの方はポータルのアーカイブスから是非。ちょうど書いている時に追加されて歓喜雀躍のPです。やった~~~!!!!

試聴段階から「嘘なんて一つもない!? 覚悟!!?」と全北村Pを震撼させたであろう曲。
8thでのパフォーマンスを見た上での最初の感想は「ファンコンストーリー見なきゃ」でした。
8th直前は副業先のド繁忙期ということもあり、実はもりアゲ隊エピソードですら当日後半を駆け足で見たというレベルでポータルに触れられませんでした。
「とりあえずファンコンは8thの後で読もう」と考えていた私が甘かったです。『自分の見え方』なんてタイトルと、北村想楽の語る覚悟が関わりないはずがなかった。

実はモバエムでPになった日、研修の後に最初に迎えに行ったのが北村想楽でした。
ビジュアルが1番刺さっていたのもありますが、友人Pからは「縁側で川柳を詠んでいるような人」「ちょっと毒舌」と教わっていて気になっていました。
彼の人となりや話すこと、雑誌やイベストを見て知っての第一感想は「あなたは私?」でした。

自分語り失礼しますが、私もまた自分の思うように生きていきたいタイプです。
思ったことを素直に話したい。自分に嘘をつきたくない。
子供の頃は無意識でしたが、大人になるにつれてそのような考えが浮かぶようになりました。
学生の頃、一生の友達と思えるような人に出会いました。オタク話も創作も、人生観も似ている、何でも話せる友人でした。その「何でも話せる」居心地の良さに私は甘えてしまい、彼女が他の友人と遊んだり話したりするだけで嫉妬してはLINEの追撃をしてしまいました。当時の感覚は「私は悪くない。思ったことを話しただけ」。
ですが、今思えば異常でした。結局彼女とは喧嘩別れしてしまい、以来一切の連絡を取っていません。連絡先もSNSのIDもその時に全て消去しました。当時のことを謝りたいけれど、まず無理でしょう。そして、受け入れてもらえないのも分かっています。せめての償いに、幸せであれと願うだけです。

「自分を偽りたくない」という思いが顕在化したのは、就職活動の時。
私にはリクルートスーツが喪服に見えていました。これから社会の歯車になって自由に羽ばたけなくなる己への弔いみたいな。着て向かう場所にときめくこともないし、語る言葉は概ねテンプレ、身に纏っていて1番テンションの上がらないつまらない服だと思っていました。
また自己分析の際に知った自分の欠点は、言葉に棘があること。これに関しては友人にも「青空ちゃんってたまに毒舌だよね」と言われたことがあり、母からは長らく「あんたの言葉には棘がある」と言われて育ちました。
かといって何がどう棘になるかも分からず、さしあたって何も言わずに微笑むことが増えました。本当はすごく言いたいのに。
何故思ったことを思ったまま言ってはいけないのか。本音を語らない人は信頼されないのではと思っていたのです。

そんな経験と転職を経て、北村想楽という人に出会いました。
友人からSideMを教わったのは学生時代。当時から触れていればLegenders加入当時から知っているPになったでしょうが、その時に出会ったとしても私は北村想楽に「あなたは私?」と聞いていたように思います。
あまりにも生き様が似ているので、担当アイドルでいながら「魂の双子」「オレンジの片割れ」と個人的に読んでいます。12名いる担当の中で誰か1人を挙げるとするなら、間違いなく彼の名前を出すでしょう。

それほどに思っていたので、モバエムのアクアリウムイベではもやつきました。
求められるイメージに応えるのはプロのアイドルとして正しい。ではアイドルになったあなたの理由は? このままでいいの?
というか、こんな幕引きでいいの?
サイスタに引き継ぐ? 整合性は?
北村想楽が見せたいもの、私たちはまだ全然見せてもらってない。
そんな思いを抱えたまま、4月にとどめを刺されました。

『you're』をはじめて聴いた感想は「ようやく見せてくれた」です。
求められるイメージに応えつつ、魅せたいあり方も諦めない。何があってもこの道を歩いていく覚悟。でもそれは僕だけじゃ叶わないから、「みんな」覚悟決めてねー?
4月の配信以降、担当たちの曲が何一つ聴けなくなってしまったところにやってきて、これからの覚悟を見せて問いてくれました。
担当が覚悟を決めているなら、差し出された手を離すわけにはいかないと思い、2023年の上半期の命を繋いでいました。
現地…………本当に良かった…………まさしく甘く、けど綺麗なだけじゃない一本の赤い薔薇がそこに誇らしげに咲いてました。
ファンコンストーリーの『自分の見え方』で、北村想楽のアイドルとしての方針がようやく定まり、何ならLegendersが Legendersのこと大好きなのも改めて思い知って「よーーしもうこれで大丈夫!!」と安心した次第です。
ところでビジネスライクって何????

8. Legenders/『Eclipse of the Heart』

個人的な救済枠。
『you're』でも語りましたが、私の2023年はLegendersの49Elementsに救われたと言っても過言ではありません。
4月の配信の日は夜勤シフトだったので仮眠をしなければならないのですが、その日は虫の知らせでなかなか寝つけませんでした。
寝て起きて最初に見たスマホのトレンド欄は、今も覚えています。思い出したくないのに。

それからは担当が12名もいるのに、誰の曲も聴けなくなりました。取るものとりあえずちゅんたちを撫でたり、アクスタを見つめたり。
何をしても世界がモノクロに見えていました。

そんな折に出てきたのがLegendersの49Elementsでした。
担当だし、試聴来たし新曲聴くか……。
過去一気乗りしないままタップしたら、救済が聴こえました。
「失うものの痛みさえも問う境界線」「その輪郭も 紛れもなく Shape of yourself」
ああ、私痛がってたのか。その痛みも私になるのか。
憑き物が取れたとも荷が下りたとも違うかもしれませんが、この曲で何かが変わったように思いました。
現地の演出がまさに自分の見た景色、そして理想通りで泣きました。
「時には暗闇で立ち止まってしまうこともあるだろう」
「だけどその中で、光を見つけたなら」
「私たちはその光に向かってまた一歩、踏み出して行くのです!」

ディレクション私かと思った。演出家さんにいくらでも包みたい。

時代の荒波に立ちながら「行けるか」とこちらの意思を問うてくれる。Legendersの真骨頂であり新境地を見せてくれた曲です。
4月の配信で尚更引き立ったのは何とも皮肉。こちとら絶対315プロの手を離してやりませんが!!? だって担当たち誰1人諦めてないからね!!!!!!

9. 桜庭薫/『My Starry Song』

担当外で大好きな曲です。8thで衝突した。
私元々星や宇宙が大好きで、自ずとそのテーマの曲も好きになりがちなんですよ。
ただこれは特大のスリップ攻撃だった。空のソロ繋ぎはずるい。コックピットの窓からプラネタリウム、夜明けの一番星、それらを全部繋ぐオレンジ色の歌詞は泣く。

とりわけ好きなのが「ぜったい僕らは世界中笑顔で癒すんだ」です。
このフレーズ、1番は「いつか僕らが世界中笑顔で癒せたら」とifの話してるんですよ。大人として、今すぐには無理だけどいつか……と展望を話す印象。
でも最後のサビは、字だけ見たら子供の語り口調なんですよ。星の歌にこれを載せるの、七夕の願い事を書いた短冊みたいって思いました。
アニメの時じゃない、今の桜庭先生が歌える『きらきら星』なんだなって。

あと繰り返し出てくる「僕ら〈一番〉まばゆい〈星と〉信じているから」で泣きます。
ドラスタP〜〜!! 桜庭先生めっちゃドラスタのこと大好きですね〜〜〜〜!!?!?!!?!

10. S.E.M/『BeSide EMotion』

担当外で大好きな曲その2。
私にSideMを教えてくれた友人Pは、S.E.MとFRAMEの担当です。
今は別ジャンルにいたりお仕事が忙しい身ですが、現地の感想を聞いてくれたりハンドメイド作品を見てくれたりとどれだけ時を重ねても昨日の続きみたいに遊べる親友です。
そんな彼女に捧げたい、というか聴いてほしいくらい刺さった曲が『BeSide EMotion』です。音が好きなのもあるんですが、私の好きの理由は他にあります。

なんで友人Pの話をしたかというと、この曲が離れていった人にも届けたいエール曲だから。
元教師のS.E.Mは、卒業や離任、時には転校や退学など色んな理由で見送った生徒たちがいると思うんです。
学生時代の先生の多くは、あんなに身近にいて、授業のことからこれからのことまで相談できるのに、いずれは「また明日」と会えなくなる人たちだと思っています。
それでも、S.E.Mはそうしてお別れしてきた生徒たちのことを今でも応援しているだろうなと。
具体的には、一年しか担当していなかった生徒たちの卒業式の日に、祝電を寄越して涙腺刺激してくる感じです。硲先生絶対やったことある。ミッチ〜〜!!って卒業生泣かせたことがある。

「見失いそうな自分の道も 叶うって信じて歩いていく為の日々だったって覚えていてほしい」
「君が今まで重ねてきた瞬間を 決して無駄になんてさせないさ」

で、過去を肯定(それも頑張りを見てくれていた先生がという意味)して、
「誰だって支えて欲しい そんな時に寄り添って伝える為の歌を歌い続けていこう」と、アイドルとしてこれからの未来を照らしていくと。
書いてて涙と鼻水が止まりません。先生〜〜〜!!!!!!

しかも49Elementsの発売した頃って確かファンコン第一弾ありましたよね??
「君と今まで重ねてきた瞬間が 最高の理由だと伝えたいんだ」
「共に進もう これから始まる世界へと」
モバエム、エムステ、アニエム、ポプマス、サイスタで重ねてきた瞬間が最高の理由で、ファンコンという未知のコンテンツとポータルがある世界へ共に踏み出してくれる。
その口火を切るのが、およそ他のアイドルコンテンツにいないであろう元社会人同士の6人のアイドル。
8thライブの詳細も出始めて、色々あって離れてしまったPも、もしかしたら戻ってくるかもしれない機会。
戻ってきてこんなかっこいい曲で迎えられたらプロデューサー泣くが?? 他担でこれなので担当Pの情緒に思い馳せてしまう……。

惜しくもBRAINPOWER!!!!!!のアーカイブスを友人Pに見せる機会には恵まれませんでしたが、曲だけなら聴かせられるので来月彼女と会う時に語ってきます!!
あなたの担当、今もずっとずっとかっっっこいいぞ!!!!!!


以上10曲でした。
素敵な企画を立ててくださった主催者様、長文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございます!
SideMはいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!

#私のオススメSideM楽曲10選

https://open.spotify.com/playlist/35T8xgLv6CwdJXHiM79p5E?si=M7X9rxIERMOBCBKQBYO7xw

せっかくなのでプレイリストを作ってみました。
C.FIRSTの『Face the World』を除いて9曲です。いずれサブスク解禁したら完全な存在にします。

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