見出し画像

千年鯨の旅日記 時計台と赤れんが庁舎

0.前回のあらすじ

 札幌芸術の森にたどり着いた私と母。
 野外美術館で彫刻を楽しみつつ、険しい道を歩いたりして足腰が鍛えられた。
 明日は筋肉痛かもしれないなあと思いながらも、札幌に戻るのであった。

1.時計台に行ってみよう!

 札幌の時計台に行くのは初めてである。
 前回訪れたときは工事中であり、入れなかった。
 白くてかわいらしい建物に入ると、時計台の歴史の展示や本などがずらり。
 1階には札幌の時計台は農学校の建物であるということなので、農学校で学んだ有名な人物や先生、札幌時計台にちなんだ小説や歌の紹介があった。

 2階の方には大きなホールと、札幌の時計台と同じころに生まれた兄弟関係の時計の紹介があった。
 さて、私と母はそれぞれマイペースに展示物を見ていたのだが、修学旅行生と時計台のスタッフのおばさんの会話が耳に入る。
 赤レンガ舎に行ったかどうかという話なのだが、修学旅行生は工事中なので諦めたと答えた。
 するとおばちゃんが耳よりの情報と教えてくれたのだ。

 実は一部だけ見学できるらしいと。
 それを聞いた私と母はよし、行こうと決意した。
 こういう耳寄りな情報を手に入れてラッキーだ。

2.赤れんが庁舎を一部だけ見学してみる

 時計台を出た私たちは赤れんが庁舎に向かう。
 時計台のスタッフのおばさんが言った通り、見学への出入り口が見つかった。
 展示の内容は赤れんが庁舎の歴史から、現在どんな工事をしているかについてのものだ。
 赤れんが庁舎の全貌は見れずとも、一部だけ見学できてうれしい。
 工事が終わった後、再び訪れたい。

3.夕飯はスープカレー

 2日目の夕飯はスープカレー。
 ほかほか、そしてスパイスが効いていて汗がじんわりと出てくる。
 とてもお腹いっぱいになった。
 思いっきり歩いた時のご褒美には最適だ。
 満腹と満足で2日目の旅は終わった。

4.次回予告

 次回は3日目、札幌最後の日。
 私と母は北海道開拓の村に足を運ぶ。
 古き良き建物に私たちは心をわくわくさせる。
 最後の旅は一体どんなものになるかは次回のお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?