怠惰を選ぶ勇気。
心ここにあらずという状態でもできるルーティンワークでないかぎり、落ち着かない状態や、胸がそわそわしているときには、何をしても上手くいかないものです。
近年はごくふつうの会社員でさえ「創造性を求められる仕事」をするようになってきています。創造的な仕事は「時間をかければいい」というものではありません。むしろその逆です。
つらく厳しいけど仕方がない、と仕事に耐えて耐えて成果物が上がるものではなく、気軽に、楽しんで働いたときに、より多くの成果が得られるのです。
しかし……
現代社会には「つらくても簡単には休むことができない」という常識がまかり通っています。それだけではありません。とくに若い人には「休みの日にも何かをして日々成長しなければならない」というような圧力すらあります。
これでは「気軽に」「楽しんで」働くことなど、ほとんど不可能です。」
現代人はもっと「怠惰に」なるべきだとぼくは思います。
怠惰とは本来「だらしがない」ことを意味し、自ら選び取るようなものではありません。しかしむやみに働きすぎてかえって生産性を欠いてしまっている現代の会社員には、あえて怠惰を選ぶ「勇気」をもってほしいのです。
◆
……と、いうことでぼくは今日もだらだらと過ごしました。
おしまい。
著者情報
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・ブログ:たのぶろ@今日より楽しい明日を
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