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週刊ユグド通信Vol.39 罪の大陸も人減りましたよね?(後編)

 罪の大陸の話も今回で終了。ここからはまだ紹介しきれていない関係者と罪の大陸まとめになります。


4.罪の大陸と義勇軍3

その他

1.リーア【罪のクロニクル管理者】
先代のクロニクル管理者の所長が亡くなった後に新たな管理者となった罪の大陸で生まれた少女。人の本質を見抜く洞察力や鋭い直感(予知?)、一切の邪気を帯びない無垢な心で囚人達に見守られながら成長した。その為基礎知識以外の世間には疎く感情の起伏にも乏しかった。
2.クライン【懲役一億一千年の罪人】
罪の大陸地下深くにある特別房に収監されていた大罪人。
看守達にも忘れ去られる程の長い間閉じ込められていたが、望郷と復讐の念に駆られて脱獄。しかし故郷は黒の軍勢に滅亡させられており怒りの矛先を黒の根源にぶつけた。
黒の軍勢が減った後は自ら罪の大陸に出頭。刑期は延長されたものの静かに刑期を全うするつもりだった。しかし同郷の気配に触発され脱獄、今も同郷の魔神ファルゴース達と行動を共にしていると思われる。
3.エイルニルス【果実の魔神】
生まれの貧しさから果物を盗み続けて投獄されたものの「思う存分果物を食べたい」という欲求に黒の因子が呼応し魔神化して脱獄した少女。周囲の果物を魔物に変える力を有するが、効果はエイルニルスの周囲に留まる上に被害も限定的なことから各国も長年対応に本腰を入れることもなかった。現在は精霊島の環境が性に合ったので果樹園の開拓に勤しんでおり、島の森妖精達も半ば諦め気味に黙認している。
4.イノ【黒の軍勢】
罪の大陸で見つかった黒の軍勢の一個体でありながら黒の因子をほとんど持たない特殊な少女。自由に姿を変えられる他、マナを含んだ物質(無機有機問わず)を取り込むことで魔石を生み出すことが可能。リーアのことが大好きで暫く世界を巡っていたが再び罪の大陸に舞い戻ってきた。
5.チェリマー【船長】
本国から罪の大陸へ囚人を運ぶ護送船の船長。かつて魔神ファルゴースの襲撃にさらされた。(ここに分類して良いものか悩ましいですが国家連合の関係者なので一応)

5.結局何人残っているの?

看守、職員は異動はあれど変動がないので囚人に絞りますね。各記号の意味は以下になります。(便宜的にエイルニルスは貪欲、クラインは憤怒に分類します)

『外』新世界と行き来している。外出許可が降りる。『内』基本的に監獄内にいる。
『出』出獄、釈放、脱走したメンバー。
『職』非正規雇用

愚痴の監獄

1.ザエル『出』
2.ヴァリー『外』
3.ゾーイ『外』
4.アリシア『外』
5.イラリオン『外』
6,ドーリィ『出』
7.エリシャ『内』
8.キサ『出』
9. キース『内』
10.ゼハティ『外』
11.ヴィリヘルム『内』
12.カミラ『内』
13.チョコロロ『出』

貪欲の監獄

1.ヴァレリオ『出』
2.ヴィンス『内』
3.タチアナ『内』
4.トリッシュ『内』
5.リュドミラ『外』
6.ベッツィー『内』
7.ハーディー『職』
8.ジェラルド『職』
9.アンセルム『出』
10.サンディ『内』
11.エイルニルス『出』

憤怒の監獄

1.ゼィヒア『内』
2.ボムボマー『外』
3.ホルスト『内』
4.ヨハンナ『出』
5.ユディト『出』
6.エレオノーラ『出』
7.セスト『出』
8.ザカリー『出』
9.クライン『出』

●内訳はこんな感じですね
脱獄or出獄13人
新世界or義勇軍本部への出入り7人
非正規雇用2人
基本的に監獄内11人

義勇軍の囚人33人中、2/3が外出していることになります。(しかも1/3は当面戻る気無し)

6.新世代いませんよね

ユグド大陸の新世代(※1)は各地域概ね15人以上。外海も各5人程度。比較的少ない迷宮と鉄煙も3人はいます。年代記とレムレスはちょっと特殊(※2)ですけど三人以上は当たり前な新世代ですが、罪の新世代って誰がいます?

ヴィンス一人なのですよ。

一応チェリマーも候補ですが、囚人でも看守でもない彼女は旅人や年代記枠の可能性もありますので現状新世代が壊滅的ですね。

(※1)チェンクロ3以降の『伝説の義勇軍』と呼ばれない世代の総称
(※2)年代記の所属キャラはリヴェラの仲間か、栄光の大陸、翼人の大陸、色彩の大陸、竜神の大陸、最北の大陸、海底都市出身者に限られるので新世代はプリェストしかいませんし、レムレスもコラボなので当面追加予定はありません。

7.罪の大陸の今後

囚人が改心して出所したと見なせば世間的には悪い話でもなさそうですが、新たな囚人か看守(新所長は事実上困難)が送られてこないことには罪の大陸ファンには厳しい冬の時代が続きそうですね。

8.まとめ

今回の調査で分かったことは、第3部以降外海の話が限られている上に余所の大陸と違って人の出入りが管理されているので隠れた逸材が見つかる可能性は低いということです。これが年代記なら人はいませんが、リヴェラが旅先でスカウトする可能性と各大陸から現れる可能性は残されています。

なので先述の通り新たな囚人が送られてこない限り罪の大陸からは人が減り続けることは確実なようです。
因みに監獄同士の力の均衡については愚痴と貪欲の囚人による小競り合いと憤怒の囚人の襲撃が続きそうですが、アメリーもいますしゼィヒアは囚人を扇動する気もありません。ヴァレリオ、ザエル抜きで監獄を支配できるカリスマも不在なので当面は現状維持でしょうね。

今回は以上です。

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