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週刊ユグド通信Vol.37 罪の大陸も人減りましたよね?(前編)

 チェインクロニクル10周年! この度は罪の大陸のリーア覚醒クエストが配信されましたね。最近は義勇軍絡みで脱獄とか外出している面々が増えたり、第2部から立ち位置が変わった人も増えました。今回はそこら辺を掘り下げ検証したいと思います。

1.罪の大陸のおさらい

 そこはチェンクロの主舞台であるユグド世界の外海にある監獄島。その構成は看守達が詰める中央監視塔。無知と無神経揃いの愚痴の監獄。強欲と狂気渦巻く貪欲の監獄。感情的な罪人の多い憤怒の監獄に大別される。そこに連合国家から多種多様な罪人達が送られてきます。所長が健在の頃から魔物が出るわ、囚人は武器を持ち歩くわ、番犬が脱走するわと無法地帯ではありましたが、それでも所長はクロニクルや看守達の力でどうにか秩序を維持していました。

しかし黒の軍勢の襲撃と囚人の暴動の果てに所長は亡くなり、以後大陸の秩序は崩壊したまま獄主達の危うい力の均衡を維持したまま現在に至ります。

2.罪の大陸と義勇軍1

義勇軍の仲間入りを果たした罪の大陸に居た仲間達も六年の歳月(作中)を経てだいぶ変化しました。ここでは罪の大陸の仲間達+αの現状にスポットを当ててみましょう。

・看守、職員

1.アメリー【看守長】
所長が亡くなった後に本国から派遣されてきた看守長。
彼女が来てから舐めた囚人は絞められていますね。所長空席の監獄の中では一番偉い人。
2.レオン【看守】
ぶれない媚びない諦めない不屈の熱血看守。囚人達には変わらず舐められっぱなしですが、根負けして少しは気に留めてくれるケースも出てきました。
3.ローゼマリー【事務官】
看守を辞めたがっていた彼女は念願の事務官になれたものの配属先は古巣という。手柄を挙げて栄転したいものの挙げ過ぎれば便利に重用は確実。これはもう監獄の呪い?
4.アデライド【拷問官】
名門生まれのエリートながら生粋のサディストである自身の悪癖を遺憾なく発揮すべく拷問官を志願した女性。今の職場を天職と感じており実家からの見合い話を拒否している。
5.ギデオン【処刑人】
所長とアデライドの話以外一切聞く耳を持たない不死身の処刑人。戦う相手は一応選別してはいるものの暴走すると誰にも止められない。先代所長も彼の経歴は知らなそう。

・愚痴の監獄

1.ザエル【愚痴の獄主】
国家機密の閲覧要求が通らず故郷を滅亡させたインテリサイコパス。愚痴の監獄の囚人は無知が多いこともあり不死身で魔力と腕力に秀でた彼はカリスマ的存在。(当人に監獄を仕切る意欲はない)収監に応じた動機であるクラインとの邂逅も果たし、ヴァレリオが釈放されて以降は監獄にも戻っていないようで神出鬼没に各地に現れる。
2.ヴァリー【元用心棒】
生まれながらの脳筋で闘うことを生き甲斐とする怪力無双。
喧嘩友達のゾーイ共々リーアのことを気に入っており三人でつるんでいることが多い。難しいことは苦手だけど拳で解決できることは率先して立ち向かう。リーアとゾーイが遊戯世界に出かけている間は荒れていそうですよね。
3.ゾーイ【切り裂き魔】
切り裂くことが大好きな肉屋の娘。両親の形見のナイフをパパ、ママと呼んで無差別に切り付けていましたが、近頃は切る相手を選ぶし確認もするようになりました。リーアのことは大好きでヴァリーのことは手加減なしで切りつけられる好敵手という認識。最近は遊戯世界でケバブ屋台に精を出しています。
 4.アリシア(アシリア)【元殺人鬼】
現実逃避から人格を分裂させたものの、なんだかんだ互いをかけがえのない存在として共存することを決めたアリシア達。荒事が苦手だったアリシアも戦えるようになり攻撃的だったアシリアも自重するようになりました。幻獣世界で力を貸してくれた双頭竜のせいで頭の中はますます煩くなりましたけど。
5.イラリオン【王子】
傍若無人な帝王学で育ち、国を傾けて追放されたバカ王子。
無知で無教養な自意識過剰だが、それ故の絶対的自信とカリスマ性で従者達を引き連れて故郷に凱旋。しかし再度国を傾けて追放される。相変わらず人畜有害ながら何処憎めない人柄で今日も監獄や義勇軍を翻弄する。
6.ドーリィ【看板女優】
狂気的な主の元で人形として飼われていた少女。生い立ちは一切不明で主の暴力的な愛情表現をそのまま返して殺害してしまう。更に追っ手も次々射殺したことで投獄。
義勇軍との出会いを経て暴力に頼らないスキンシップを学び現在はヨハンナ一座の看板女優を務める。
7.エリシャ【神官】
生まれつき痛覚を持たない神官の女性。自国の兵達の痛覚を封印して戦争を勝利に導いたものの、瀕死の兵達が死に物狂いで戦う姿に恐怖を抱いた人々によって投獄される。
痛覚を持たないが故についつい自己犠牲を優先する自身が、周囲の人々を心配させていることに思い至り考えを改める。
8.キサ【暗殺者】
元は薄命の民のハグレモノ。自身の寿命の身近さに絶望して大陸を出たものの悪人に利用され暗殺者になり投獄された。
義勇軍との出会いを経て故郷に帰ったけど、銃のメンテでゼハティには会いに来ている模様。
9.キース【悪童】
争いの火種に発火する才に長けた愉快犯的悪童。
悪逆が過ぎて一度はシルヴァ(※)に徹底的にしごかれるものの、監獄の方がマシと密航してまで罪の大陸に戻った。

(※)【聖王国】副都に本部がある戦士ギルドの長

10.ゼハティ【ガンスミス】
祖父譲りの手先の器用さで水鉄砲から狙撃銃、果ては100%野菜銃まで作る筋金入りの銃職人。あまりに販売した銃の用途に無頓着だったことから犯罪の片棒を担いだと投獄される。
現在も服役中ながら義勇軍本部に出張することで銃に触れる機会が増えたからかあまり気にしていない模様。
11.ヴィリヘルム【外法僧侶】
想いを寄せた女性の死を受け入れられず死者蘇生の術を施し大惨事を引き起こしたサイコパス博愛主義者。
自身のやらかしが招いた悲劇を理解出来ず、良かれと思って未だ死者蘇生の研究を続けている。
12.カミラ【予言者】
嘘か真か判断に困る怪しい予言を繰り返し人々を扇動してきた邪教団の教祖。偶然に寄る所が大きそうだがたまに予言が当たることから軽視しづらく、彼女は今日も信奉者を増やそうと予言を続けている。
13チョコロロ【脱兎】
立身出世を夢見て悪い大人に騙された兎耳族の少女。監獄内でも怖い大人に絡まれて逃げ回っていた彼女は、偶然出会った義勇軍に便乗して帰郷。もう監獄には戻らないでしょう。

 まとめ

今回はここまでですが、愚痴だけで三人が帰郷&行方不明。六人+αが出獄自由状態の監獄島。さてさて残る監獄の囚人は如何でしょうね。そして現在も空席の所長のポストはどうなるのでしょうか?


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