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~レッツ専用PC!~ QuestNotes 大規模パブリックボードの専用PCの作り方

こんにちは、メルカトルです。
突然ですが皆さんクエストノーツ楽しんでいますか?
本ゲームには様々な楽しみ方がありますが、その中でもパブリックボードいわゆるパブボでの偶然の出会いや悲喜こもごももその一つです。
その一方で最近の傾向にあるリーンとは異なる文化圏を中心にしたパブリックボードでは、その独自性故にハードルの高さを感じてしまう人がいるかもしれません。
そこでこの記事では、専用PC推奨パブリックボードで幾らか遊んだことのある1ユーザー視点で、どういった手順で専用PCを作っていたのかをまとめ、これまで専用PCを作ったことのない人に『こんな人でも作れるなら私にも……』の精神を持って貰うための記事です。

画力も持ってねぇし!クエストも作れねぇし!PvPもうまくねぇ!
そんなプライドもクソもねぇテメェに一体何ができる!!
RPが出来る(どん!)
大体こんな感じの人が書きます、よろしくお願いします。


※当記事は以下の企画に参加しています。
クエストノーツアドカレ Advent Calendar 2023



0.そもそも専用PCとは

クエストノーツというゲームは自由なキャラクター設定構築がウリの一つですが、敢えてシチュエーションに応じた縛りを設ける遊び方があります。制約と誓約ですね。
私が把握している中で主だった縛りは3つ、『合わせ』と『短期企画』と『専用PC』に分けられます(メルカトル調べ)

それぞれの特徴として

  • 『合わせ』

    • 特定個人間で共通の設定を共有すること

    • きょうだいや双子、師匠と弟子、部族や民族等

  • 『短期企画』

    • 企画主催者の用意した短い共通のHO(ハンドアウト)をベースにPCを作成

    • 短期の名前通り、概ね一ヶ月前後の期限を設けて一斉に限定公開のパブリックボードに集合しRP、交友を深めていく

    • (短期企画に関しては昨年のクエノアドカレにも書いてありました)

  • 『専用PC』

    • 一般公開されたパブリックボードごとにいくつかあるHOから自身の立場を選択、交友を深める一方敵対HOのPCとPvPを行う事も

    • ボードの物語としての着地点はないため、PL個人でPCのストーリーを完結させる動きを取ることがある(生命を蝕む危険物に手を出している、いずれ旅に出る等)し、そもそも完結前提のHOが用意されていることもある(余命幾ばくもなし)

といった違いがあります。
個人的なイメージを上げるなら『合わせ』は少人数のスワンボート。
『短期企画』は水夫が集う定期船。
『専用PC』は潮流そのもの、といった印象です。
一般的な合わせよりも参加PLが大人数で、短期企画よりもHOの幅が広く、そもそも短期企画は原則1PL=1PCが鉄則ですがその条件も存在しないため(キャラスロットさえあれば)いくらでも作り放題です。勢力間抗争のどちらにもPCを置けます。改めて考えると凄いなこれ。


1.大前提確認

本記事ではこれら2つのパブリックボードで作成した専用PC、それぞれ1キャラずつのことに関して話していきたいと思います。
それぞれのボードマスター様は異なる方ですが、私が行った手順自体は殆ど同じなのでまとめて紹介し、独自の要素があった場合は適宜補足説明を挟んでいきます。

(こちら2つ以外にも専用PC可能なパブリックボードは存在しますが、今回は私がPC作成経験のあるボードに限定して紹介します)

どちらのボードも文化水準から宗教観、勢力図敵性存在戦闘用スキルご飯事情その他諸々様々な面でリーンと異なる要素が多く、場所によってはそもそも鎖国状態でリーンとのつながりがほとんど存在しない場合もあります。

そんな独特な世界で生まれたうちの子たちはこれだドーン!

うちの子語り記事ではないので詳細を読む必要はありませんが見てもらえると喜びます、私が。
性別やら種族やらなんやら何もかもが色々違う二人がどのようにして生まれたのか、本日はその真相に迫る……。


2.見学をする

ボドマス様が運営されている公式アカウントやサイト等によって大まかな設定やシチュエーションを把握することは出来てもやはりボードそのものを見なければ始まりません。
幸いなことにボードそれぞれで導入イベントや、特殊な見学用バフを配ることで専用PCへの下準備としてる事があるのでガンガン有効活用していきましょう。
それらが上手く使えなくても、パブリックボードでは最近標準装備となりつつある初期配布の演出用ステルススキルやログイン状態を取り込み中にしておくなどすれば、既存のPCさんとうっかり遭遇したとしても向こうに迷惑をかけることなく見学を続行できるでしょう。場合によっては現地のバトルも見学できちゃうかも……?
百聞は一見チャンスです、雰囲気を味わう為にぜひ見ていきましょう。

隠形雑種

3.相談をする

見学が終わったら早速ボドマスさんへ相談です。
基本的にツイッターアカウントがそのまま相談窓口になっていることが多いので、とにかくDMにGOです。Just Do It!(というかインゲーム機能のメールがやりとりとして重く感じるのでツイッターがあるのかも……?)
ボドマスさんの立場としては質問相談なんでもござれのスタンスだとは思いますが(そうじゃないと専用PC作れないし)その一方でボドマスさんは基本的に多忙です。
我々PLの小さな相談とて塵も積もればカスタマーサービス案件ですし、そもそも専用PCの舞台であるパブリックボード活動、リアルの問題など様々込み入った状態だろうと思われます。
なのでとりあえず質問いいですか!?とだけ宣言して、余裕が生まれたのであろう向こうからの返信が来たら一気呵成に尋ねに行きましょう。さっき私がシャイア・ラブーフになったのはそういうことなんですね。
ボドマスさんからの返信が来ない間は名誉点でも稼いで来たる専用PCへのユニクリ貯蓄にしましょう。 ◆備えよう◆
ちなみに私個人が前述の両ボードにどのような相談や質問をしたのかと言いますと

  • PC詳細文より前の草案めいたPCの企画書

    • 性別、所属、特徴、クラス、やりたいRP等を纏めたもの

      • (レガリアでは)ボードへの参入時期が遅かったため、勢力の偏りを避けるためにどちら所属のPCが多いかの確認

    • ボード固有の世界観に関する質問

      • (アルガダでは)国家外周を覆う魔霧と無尽蔵に現れる異形の歯車ミストギアに関する装備やスキルの固有化に関して

      • (レガリアでは)騎士団身内の裏切りを暴く秘密舞台所属ファントムメナスの為に、一般騎士の間ではどういった存在として見られているかに関して

等を相談、質問しその回答を受けて最終的なPCの詳細を固め、最終稿としてそれをボドマスさんへ送りました。


4.作る

相談や質問によりPCの要素が固まり、尚且つボドマスさんからの許可も頂けたらPCの作成に着手しましょう。
とは言えこの項目はクエストノーツユーザーにしてみれば必ず通る道なので何をどう、と言う説明は無粋でしょう。
個々人の作りやすい方法でバシバシ作ろう!箱を開けよう!!ユニクリを割ろう!!!
強いてこの記事で補足するならPCが完成した段階でまた改めてボドマスさんにPCの詳細URLを送ります。
というのも相談の段階でPL間で考えていたPC像が時間経過で熟してきて、ボドマスさんの想定やボードのレギュレーションを超えることがあるかもしれないため。
また、ボドマスさんはパブリックボードにおいて神的な存在ではありますが、一方で全知全能神めいて全てのPC状態をリアルタイムで把握できているわけではないと思っています。なので「完成品が出来ましたよー」という奉納と祈りを込めて参拝するわけなんですね。


5.動かす

PCが完成したら後はRP、動かすだけです!!
こちらに関しては最早PC作成以上に愚問、クエストノーツユーザーにしてみれば呼吸も同然なので最早何も言うことはありません。
ですが敢えて説明するなら、既知設定に関する相談は必要かもしれません。
大規模パブリックボードは一般に国家や都市を舞台にしており、そこに所属する専用PCは一般的にそのパブリックボードの地で生まれ、現在の年齢まで成長している事になります。
その為彼ら彼女らにはメタ・羊のしっぽからパブリックボードに入るまでの人生が存在していることになります。
そんな専用PC達、中でも同じ勢力やHOに所属するPC同士が(いくらメタ的に初対面だったとしても)お互い初めましてのRPを行うのもおかしな話になってしまいます。
そこで既知設定有無の記載や、『このPCは同じ所属の人たちの間ではホニャララな性格で知られている~』等を付け加えることでファーストインプレッションをスムーズに行うことが出来るでしょう。
気心知れたPL同士であれば事前相談やメッセージ上で『ウチらマブダチだよね……?』と打診するのもアリかもしれません。上手いこと気心知れましょう。月島さんのように栞を挟みましょう。


6.とはいえ

これまで話してきたことは全て1PLであるメルカトルが結果的に上手く行った行動を書いたものであって、個々人でその手順は異なるものかと思われます。
これまで書いた手順が絶対であることを押し付けるつもりはありませんし、そもそもこの記事は全然"答え"でもなんでもありません。ここまで記事を書いて何言ってるんだって話なんですが。
偉大なるアドカレ先達記事の言葉曰く『私の†神†の話であり、私の宗教の話』です。この記事もそうです。
皆さんも是非己の†神†を信じてください。



7.まとめ

いかがでしたか?
専用PCやそれに伴うパブリックボードは前述の通り世界観から大きく異なるため、それによってRPで得られる楽しさ俗に言う『栄養素』は通常プレイとは大きく異なるものになります。私がそうなので。
この記事を読んだ方の中で専用PCへの機運が高まってくれた方、或いは既に専用PCを作っている方がこういう作り方もあるのかと確認をしていただければ嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!良きクエノライフを!

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