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美容師にこれから必要なこと(技術編)

もちろんいろいろあるかと思います。

今回は「技術」にフォーカスして書こうと思います。

自分がこれからの美容師に必要だと思うこと。

2つ。

1つ目は、

「trendの理解と、それを高い技術力でフィッティングさせる力」

これが今の時代でありこれからの時代には特に必要になってきているかと思います。
みんな当たり前のようにスマホを持ち、毎日SNSを見る中で、自然と流行りのヘアスタイルが目に入っています。

流行の伝達速度がかなり早く、誰しもが最新の情報を得ている。

もう都心部とか地方とか関係無くなってます。

何回も何回も同じようなヘアスタイルを見て

「ん?このヘアスタイルが流行りなのかな?なんか良さそう。でも自分がやったら似合うかな?自分でもできる?」

そんなことをお客様は思う訳です。

実際に自分が担当している方でも、こちらが提案するわけでもなくお客様がtrendど真ん中のヘアスタイルを画像を持ってきて

「高橋さん、こんなのしたいんですけど、私に似合いますか?」

と言われる機会が実際増えています。

そう言われた時に

「このヘアスタイルの構成は、〇〇で△△なんで、ここがこのデザインのポイントです。トレンド的にもこの顔まわりの感じが軽さを作っています。今季はサイドをいかに小さく作るかがポイントです、全体バランスをみた時にAさんであれば輪郭的にもフィットします。ただ、気をつけないとAさんの毛質でと髪がパサついてみえやすくなってしまいますので、顔まわりはこのくらい切っていいですが、ここまで全体にレイヤーを入れないように調整していったほうが扱いやすいでしょうし、柔らかく見えるので雰囲気に似合うと思いますよ(^^)」

trendをいかに理解して、そのお客様にフィッティングさせる力。

これが今後本当に必要かと。

今期だってそうじゃん?

とりあえず顔まわりにレイヤー入れればいいだけじゃないでしょ?


2つ目は、

「悩みについて解決しつつも、その方の個性を活かすデザインを複数作れること」

もう、一つの正解を求める時代ではなくなっています。

多様化、多様性の時代であり、ヘアスタイルもそれぞれの個性がどう表現されていくかの時代です。

これにすればいい!って訳でもないし、悩みを解決するだけでは良いデザインという基準にはならない時代です。

悩みについては、

悩みである短所を長所に変えられる

でなければ

悩みを解決しつつ、その人の長所を探して生かす。

これができないとキツい時代になります。

悩みについてしっかりとフォーカスした上で、その人にフィッティングするデザインを生み出す力。

そしてそれを一つではなく複数個用意できる力。

美容師が提供するものが尖れば尖るほど初期集客はコンセプトが強くて分やりやすいかもしれませんが、自分ら美容師はお客様に長く通ってもらうのが大切です。

生涯顧客様になってもらえるように常にデザインの幅を持ってお客様に提案できる。

お客様だけのヘアスタイル、個性を活かすヘアスタイルを作れること。色々なパターンで。

お客様がヘアスタイル変えたいって思う時に美容師を変えなくて済むように、お客様の長い人生の美容の手助けをしっかりとできるようにしないといけません。

提供するデザインをなんでも広くやればいいというわけではなく、狭すぎると後程キツくなるということです。

美容室は通ってもらってなんぼの仕事ですから。

新規の方を入れ続けて予約を埋めるのか、顧客様で予約が埋まっていくのか、

どちらがベターかな?

ということで、今回は今後の美容師に必要なことであり技術ですね。

2つ紹介いたしました。

これらは確実に言えることかと思います。

どう捉えるかはあなた次第ですが、大切なことなんじゃないですか?

つまり、、、

常に時代を感じて勉強していないと、、

美容師として生きていけなくなるよ?

ってことです♪

Qoolon 高橋

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