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折り紙を教えた話

こんにちは、のぶえです。写真はゴミ箱の上に座る猫です。この街は猫が多いです。

先週から第2タームが始まりました。
授業が始まって早々に、2日後小学校に行って子供たちに自国の文化を紹介するから準備よろしく〜的な軽いノリで謎めなタスク渡されました。なかなか留学生ぽい経験です。

相手は6歳の子どもたち。

国ごとに分かれることになり、日本について紹介するプレゼンと折り紙をすることになりました。折り紙なんていつから触ってないのかも忘れるくらい遠い存在になっていたので日本人みんなで練習しました。なかなかシュールな絵だった。

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という感じで小学校に向かいました。私の通う学校から車で10分ほどの場所にあるそこは小学校というか幼稚園でした(たぶん)。各教室に分かれ、待つ(放置される)こと20分。子供たちが教室に入ってきました。

可愛すぎる、、、、!!!!!もはやでかめな人形って感じ。笑

日本紹介のプレゼンで最も盛り上がったのは「ポケモン」でした。計4回同じことをしましたが、全てポケモンの圧勝でした。ここまでとは思わなかった、ポケモンがどうしてここまで人気なのか知りたい、てかそういう論文もうありますよね。

折り紙タイムスタートです。時間は20分しかありません。結論、折り紙を初めて触る子供たちを相手に20分は短すぎました。「鶴(Clane)」を担当することになった私は平均5人の6歳児相手にかなり苦戦しました。前日まで鶴の折り方を知らなかったビギナーがポピュラーな折り紙の中でも割と難しめな鶴の説明をするのです。ここを半分に折って〜、裏返して〜、開いて〜、、、

さらに、実際にやってみて気づいたのは、子供と話すのは大人以上に難しいということです。語彙力の面では子供たちと同じかちょいマシくらいのレベルの私。しかし、子供たち、何を言っているのか聞き取れないのです。そして日本の子供たちと同じく「なぜ」攻撃。どうしてこの紙が鶴になるの?どうしてこう折るの?どうして?どうして?涙 こちらに気を使って言い直してくれるわけもなく、推察だけで会話していました。

でもみんな完成品を喜んで持って帰ってくれたからなんだか報われた気がしました。この数ヶ月教わることに終始していたので、人に何かを教えるってどんなことでも難しいんだって思い出させてくれる良い経験でした。

写真は跳ねるカエルです。漢字書けばクールになるのでは、となって、漢字だからバレないセンシティブなことを書きました。ブレクジットの影響を日々実感しています(為替)。

この話を母親にすると、あなた折り紙折れるの?と返信が来て、やはり私の母は鋭いなと思いました。



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