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〈ヌングンナム荘〉(4)

ドラマ『秘密の森』+アガサ=クリスティー著『ハロウィーン・パーティ』の二次創作です。

「魔女ハンヨジン」の続編です。

ハンヨジンは警部補で、国家警察情報部にいます。ファンシモクはスウォン市にある地方検察庁のアニャン市の支庁にいます。

*参照

『ハロウィーン・パーティ』(アガサ・クリスティー著、中村能三訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、1977年初版、1985年22刷)
"Hallowe'en Party", Agatha Christie, Agatha Christie Limited.1969.


(4)

ソウルに初雪が降ったのは、11月10日だった。*

翌週の水曜日の午後、国家警察情報部の捜査員たちが、〈ヌングンナム荘〉に到着し、封鎖した。

ハンヨジン警部補が、〈ヌングンナム荘〉の1階の入口で、ホンスギョンに令状を見せ、家宅捜索を始めると告げた。

ハンヨジン「亡命者キムウンミが、某国からの潜入者と連絡を取り合い、国家機密を漏洩し、テロを画策していた疑いがあります。キムウンミ名義の外国の銀行の口座は、2018年1月にイジュヒさんからキムウンミに名義変更されて以来、入出金がゼロです。キムウンミが出国した記録もありません。キムウンミが2019年末に海外に逃亡した事実はありません。その上、当局の情報通信網監視を避けるため、これまで十数回にわたり、〈ヌングンナム荘〉の3階の屋根裏部屋から、向かいの山上にいる連絡員と、光学的な手段で連絡を取り合ったのが目撃されています。即ち、キムウンミは、今も〈ヌングンナム荘〉に匿われている、あなたは、彼女の正体を知りながら、国民を欺き、危険に陥れている」

ホンスギョン「とんでもない! キムウンミがイジュヒ伯母を誑かして財産を横領したのに気づいて追い出したのに、なんてことを! あの女がスパイだったなんて! 知っていたら、警察に突き出していましたよ! あの女を伯母に引き合わせた、弁護士のペクソックンこそ、スパイの仲間に違いありません!」

ハンヨジン「亡命者支援活動をしている弁護士のペクソックンは、既に、わたしたちの手で捕えてあります」

捜査員たちは、〈ヌングンナム荘〉の1階、2階、3階に、分散して進入し、一斉に、捜査資料を押収し始めた。

ハンヨジンとホンスギョンとは、1階の居間に入った。

1階は、居間、食堂、玄関、廊下、お手洗い、階段、台所、それに、ホテルの個室のような、1DKの貸家のような部屋がある。この1DKにキムウンミが住んでいたのだった。キムウンミの所持品は何も残っていなかった。キムウンミは、スマホは持っていたが、パソコンは持っていなかった。スマホは、キムウンミと一緒に、消えていた。

2階は、寝室が3室と浴室が2室ある。かつては、イジュヒ、イソク、ホンスギョンの3人が、寝起きしていた。今は、ホンスギョンだけが使っている。イジュヒとイソクの部屋は、そのまま、所持品が残っていた。ホンスギョンのパソコンと書類も押収された。

3階は、屋根裏部屋で、読書や音楽などの趣味に過ごすための部屋である。キムウンミは、ここで、ひとりで自由な時間を過ごしていた。キムウンミひとりのための部屋にすることを、イジュヒが、イソクとホンスギョンとに承知させていたのであった。キムウンミは、絵を描いたり、本を読んだり、手芸をしたりするのだと、弁護士のペクソックンに話していた。今は、何も残っていない。

捜査員の一人がハンヨジン警部補に報告に来た。ハンヨジン警部補は、ホンスギョンに向きなおって言った。「キムウンミの遺留品のDNA鑑定をさせないために、すべてを処分したのですね。この家にキムウンミの痕跡はない。チェサンウさんの家も調べます」

捜査員たちは、二手に分かれて、一部は3階建ての家に残って捜索を続け、半数は、外に出て、チェサンウの箱のような家に向かった。

ホンスギョン「チェサンウさんの家は、同じ敷地にあるけど、全然、干渉しないで暮らしているんです。うちは、毎週、火曜日と金曜日に家事代行業者が来て掃除しますが、チェサンウさんの家には、入りません」

ハンヨジン「あなたのスマホも提出してください」

ホンスギョン「わたしはスパイじゃありません」

ハンヨジン「10月31日の通話履歴を調べるだけです」

ホンスギョンは、はっとした。「なぜ、10月31日だけなんですか」

ハンヨジン「スマホを提出してください。さもなければ、証拠隠滅の恐れがあるため、緊急逮捕します」

ホンスギョン「弁護士を呼びます」

ハンヨジン「2018年にイジュヒさんの遺言書を作成した、ミン弁護士が、そろそろ、到着します」

言っているそばから、ミン弁護士が、入ってきた。「ハンヨジン警部補さんですか」

ハンヨジン「そうです」

ミン弁護士「電話でお問い合わせのあった、2019年のイジュヒさんの遺言書を持ってきました」

ホンスギョン「2019年の遺言書は無効になったはずでしょう」

ミン弁護士「ええ。キムウンミが現れたら、遺言書の偽造で裁判になると思って、証拠として保管していたんです。今日、キムウンミが現れると聞いたものですから」

〈ヌングンナム荘〉の3階建ての家の捜索を終えた捜査員たちが、押収資料を詰めた箱を、車両に運んでいく。

ミン弁護士から書類の入った封筒を受け取ったハンヨジン警部補は、ホンスギョンに、もう一度、言った。「スマホを提出してください。遺言書偽造の裁判ができるかどうかに関わります」

横から、ミン弁護士も言った。「ホンスギョンさん、スマホを提出してください。そうしないと、こっちがイジュヒさんの遺言を不当に破棄したとして、起訴されてしまいます」

ホンスギョン「いいえ。わたしは、スマホを提出しません。キムウンミが現れるはずがない」

ハンヨジン「この家の捜索は終わりました。チェサンウさんの家に行きましょう。ホンスギョンさん、コートを着てください」

ハンヨジン警部補とホンスギョンとミン弁護士とが、3階建ての家の外に出ると、暗くなっていた。夕方でもあるが、空が、真っ黒な雲に覆われていた。

捜査員たちが、チェサンウの家で押収した資料を車両に運んでいく。パソコンも押収されていた。

背の高い、ほっそりした男が、薔薇の花壇のそばに立って、捜査員たちを見送っていた。ハンヨジン警部補が近づいていくと、西洋の古典彫刻のような美しい目鼻立ちが、はっきりと見えてきた。男は、警部補を見て、その後ろに続く、ホンスギョンと、ミン弁護士とを、順々に見た。

ハンヨジン「チェサンウさんですね。妖精の庭園に案内してください。こちらの道から」

ハンヨジン警部補が、妖精の庭園の西の端の出入り口を指差した。蔓草模様の鉄格子の扉が閉まっている。ハロウィーン=パーティの事件以来、昼間でも、閉めるようになっていた。

チェサンウは、黙って、からだの向きを変えて、2,3歩、歩き、蔓草模様の鉄格子の扉を開けた。

ホンスギョン「なぜ、妖精の庭園に行くんですか」

ハンヨジン「二つの家のどちらにもいないのなら、あとは、妖精の庭園を探すしか、ありません」

ホンスギョン「妖精の庭園に、隠れるところなんか、ありませんよ」

チェサンウが、扉を開けたまま、立ち竦んでいる。

ハンヨジン「池まで、行きましょう」

ハンヨジン警部補の声に促されて、チェサンウが、歩き出した。

ホンスギョンも、妖精の庭園に踏み込んで、立ち竦んだ。

夜間照明のない妖精の庭園に、まばゆくなるほどの、数多くの照明灯が点いたところだった。そこら中に、警察官たちがいた。

ホンスギョンが、震える声で言った。「なぜです?」

ハンヨジン警部補が振り返り、ホンスギョンの背中に手を回した。「さあ、行きましょう」

池までたどりつかないうちに、白い四阿のあたりから、大きな破壊音が聞こえてきた。

ホンスギョン「四阿をこわしている! あの四阿を!」

ハンヨジン「パンデミックになるまで、四阿を建てなかったのは、なぜですか」

ホンスギョン「建てられなかったんです。伯母は、特別に高価な、真っ白なセメントを取り寄せることにしたんです。外国から。だから、最後にまわして、四阿を建てる前に、自分が死んでしまったんです」

ハンヨジン「池も最後にまわしましたね」

ホンスギョン「四阿を建てるのに、いくらか地面を掘り下げたので、その土で、枯れた泉を埋めたんです。泉があった穴を埋めてから、四阿を建てて、中に水盤を造ってから、池を造って、最後に、水盤に水を入れる順番だったんです」

ハンヨジン「八角形の水盤ですね」

ホンスギョン「バーン=ジョーンズの絵のような……わたしじゃない、伯母の趣味です」

https://southamptoncityartgallery.com/object/sotag-108/
SIR EDWARD COLEY BURNE-JONES (1833-1898)
The Baleful Head

前を行くチェサンウは、少しも歩を緩めない。

ハンヨジン警部補は、何も言わずに歩き続けた。ホンスギョンは、押されるようにして、口をぎゅっと閉じて、うつむいて、歩いた。ミン弁護士がついていく。

4人が池にたどりついたとき、四阿は、ほとんど、こわされていた。

池の向こう側に、ファンシモク検事が立って、四阿の方を見ていた。そのそばに立っているのは、弁護士のペクソックンだった。

ファンシモク検事が、ハンヨジン警部補に振り向いて、目礼を交わした。

ミン弁護士が、ペクソックン弁護士に、声をかけた。「ペク君」

ペクソックンは、ミン弁護士に、黙って頭を下げた。

それから、5人同時に、四阿を見た。

5人の目の前で、四阿だった場所の八角形の水盤が壊された。池に流れこむ水が無くなった。池から水路に流れていく水は止まらないので、徐々に水位が下がってきた。警察官たちが、消防ホースのような大きなホースを持って来て、水を吸い上げ始めた。浅い池なので、じきに、池は、からっぽになった。

今度は、警察官たちは、池を壊し始めた。

ホンスギョンが震えはじめた。

ハンヨジン警部補は、ホンスギョンの背に添える手に、若干、力を籠めて、彼女のからだを支えた。

池の底も縁も、コンクリートが壊されて、取り除かれた。警察官たちは、シャベルを持ってきて、浅い池があったところの、地面を、掘り始めた。

ホンスギョンは、ハンヨジンの腕を振り切るようにして離れた。チェサンウは、さっきから、微動だにしていない。ホンスギョンはチェサンウの腕をつかんだ。

チェサンウは、相変わらず、微動だにせず、池の下の地面が掘り下げられていくのを見ていた。

やがて、警察官たちは、シャベルを持った手を止めた。鑑識課員が交替して、手袋をはめた手で、少しずつ、土を、取り除け始めた。

洋服の生地があらわれた。ペクソックン弁護士が、小さく、かすれた声をあげた。ハンヨジン警部補が彼の顔を見た。ファンシモク検事は、まだ、作業を見ていた。

洋服全体の形が、ほぼ、わかるぐらいに、土が取り除けられた。ファンシモク検事も、ペクソックン弁護士の顔を見た。

ペクソックン弁護士が、かすれた声で言った。「キムウンミさんが着ていた服です」

鑑識課員が、何かを拾い上げた。ペクソックンが、しゃがれた音を立てて、息を飲んだ。「僕がプレゼントしたブレスレットです」

いつの間にか、アニャン市警察署の刑事が、そばに来ていた。鑑識課員からブレスレットを受け取って、証拠保全袋に入れた。

作業は続けられた。全身の骨格があらわれた。鑑識課員が告げた。「首の骨が折られています」

ハンヨジン警部補が言う。「キムウンミさんの、国家機密漏洩の容疑は、晴れました」

アニャン市警察の刑事が、ホンスギョンの腕を捕えた。「キムウンミさんがイジュヒさんから相続した財産の窃盗、および、キムウンミさん殺害の容疑で、ホンスギョンさんを逮捕します。ホンスギョンさんの発言は、裁判で不利になる可能性があります。証言を拒否する権利と、弁護士を呼ぶ権利があります」

ホンスギョンが、手錠をかけられながら、チェサンウの方に身を乗り出して言った。「この人が、キムウンミの首を折ったんです。わたしにはできません」

チェサンウは、池が取り壊されたときから、ずっと、俯いて、作業を見つめ続けていた。今も、俯いたままで、言った。「わたしが埋めました。死体の下に、スズランの球茎があります。わたしが埋めました」

鑑識課員たちは、遺体の写真を撮り始めた。

ホンスギョンは、チェサンウを見たまま、言いつのった。「この人が、スズランを持ってきたんです。わたしは、花瓶に生けただけです。わたしの知らないうちに、花瓶の水が水差しに移されていたんです。夫は、知らずに、水差しからコップに注いで、飲んだんです。わたしの、知らないうちに」

遺体が、運び上げられた。袋に、しまわれた。〈ヌングンナム荘〉と反対側、サイクリングロードにある入口の方へ、運ばれていく。

鑑識課員は、更に、手作業で、土を取り除け続けた。やがて、チェサンウが、指差した。「そこにスズランの球茎がある」

ホンスギョンが言った。「キムウンミの首を折ったのは、この人です。わたしにできることじゃありません。わたしの夫も殺しました。わたしと結婚すれば、財産を取れるから」

チェサンウが、顔を上げた。ホンスギョンの顔を見てから、アニャン市警察の刑事、ハンヨジン警部補、ファンシモク検事、ペクソック弁護士、ミン弁護士と、順々に顔を見た。それから、遠くを見るような眼をして、言った。「花瓶の水が、勝手に水差しに移るはずがないのに、と、シニョンが、水盤を覗きこみながら、言っていました。あの子の顔が、水に映っていました。わたしも、反対側から水盤を覗きこみました。お互いの顔が水盤に映っていました。シニョンは、水に向かって囁きました。りんごの花の下にいたら、ネットフェンスの間から、おばさんが、スズランの花を生けた花瓶を持って、箱の家から出てきたのが、見えた。テラスに入って、台所に行った。台所から、水差しとコップの載った、お盆を持って出てきて、テーブルに置いた。スマホで、何か言った。おじさんが植木屋さんと薔薇の花壇から出てきた。おじさんはテラスに入った。植木屋さんは、こっちの方に来た。おじさんが水を飲んで苦しみだしたので、植木屋さんは振り返って、テラスに行った。シニョンが、そう言ったとき、水盤に、わたしと、シニョンの間に、もう一人の顔が映りました。恐ろしい女の顔でした。見たことのない恐ろしい顔でした。わたしとシニョンは、同時に顔を上げました。誰もいませんでした」

ファンシモク検事が、ホンスギョンの顔を見た。ホンスギョンが、手錠をかけられた両手を持ち上げて、振り回しながら、言った。「わたしじゃない」

ファンシモク「ホンスギョンさん。あなたが、シニョンさんを連れ出して、池まで連れて行ったんですか」

ホンスギョンは、腕を降ろして言った。「あの子が、勝手に抜け出したんです。わたしは、後をつけていっただけ。あの子が、自分で、池に顔を突っ込んで、死んだんです」

ファンシモクが言いかけた。「四阿の水盤なら、ともかく、」

ホンスギョンが遮った。「池を覗き込んだんです。池の縁にすわって、ハロウィーンだから、死んだ人が戻ってくるはずだから」

ファンシモク「クォン医師が、シニョンさんと仲の良かったおばあさんに会ってきました。パクセヒョンさんが、シニョンさんは、よく、おばあさんのところに遊びに行っていたと教えてくれたからです。ホンスギョンさんがハロウィーン=パーティの魔女役を頼んで、イジュヒさんに枯れた泉の話をしてくれた人です。シニョンさんは、そのおばあさんと仲良くなり、何度も、おばあさんの家に遊びに行きました。おばあさんに、森の中を通っていく道を教わって、妖精の庭園の四阿の近くまで来て、壁際の木に登って、庭園を覗いたことも、何度もありました。林檎の花が咲く頃には、〈ヌングンナム荘〉のなまえの元になった木にも、遊びに行きました。いろいろなことを見聞きして、おばあさんに話していました。おばあさんから、スズランに毒があることも教えてもらいました。すぐには、わからなかったが、だんだんと、何が起こったのか、わかったんです」

ホンスギョン「あちこち、のぞきまわって、妄想をたくましくした末に、勝手に、池に、顔を突っ込んだんです」

ハンヨジン警部補が、ホンスギョンの顔を見て、言った。「誰にも証明できません。あなたが、シニョンさんが溺れるのを、ただ、見ていただけなのか、あなたが、その手で、シニョンさんの頭を池に押し込んでいたのか。今となっては」

チェサンウ「わたしが見ていました。ホンスギョンさんがスマホで、手伝ってくれと呼び出したので、妖精の庭園に行きました。わたしが池に着いた時、ホンスギョンさんは、シニョンさんの頭を池に押し込んでいました。わたしが手を出すまでもなく、シニョンさんが動かなくなりました。それで、二人とも、〈ヌングンナム荘〉に戻りました。わたしはわたしの家へ、ホンスギョンさんはテラスから台所へ戻りました」

ハンヨジン警部補「なぜ、ホンスギョンさんの不利になる証言をするんですか」

チェサンウ「ホンスギョンさんは、わたしのために夫を殺したと言いましたが、わたしには、そんなことはどうでもよかった。庭園さえあればよかった。イジュヒさんは、毎日、妖精の庭園を歩き回って、いつも満足したようすで、何も注文をつけなかったのに、一度だけ、スズランを、一株、抜いたのかと、ききました。その時、気付かれたんだと、わかりました。イジュヒさんは、それ以上、何も言わなかった。後で、遺言のことで揉めた時、やっぱり、わかっていたんだと思いました。それでも、キムウンミさんには何も言っていなかった。ホンスギョンさんは、キムウンミさんが何もかも知っていて自分を脅しているんだと、思い込んでいましたが。キムウンミさんも死んで、もう、何も心配はなくなったのに、わたしと一緒に外国に行きたいと言いだしたので、わたしも、新しい場所で庭園を造るつもりになりました。妖精の庭園を手放すのも惜しくなかった。黙ってここを離れるだけで逃げのびられた。何も女の子を殺さなくてもよかった。ホンスギョンさんは、女の子の後をつけている間に、こわくなって、わたしを呼んだんです。こわくてたまらなくなったんでしょう」

ハンヨジン警部補「何が、こわくてたまらなくなったんですか」

チェサンウ「水鏡に映るのが」

雪が降ってきた。


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2021년
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11월 10일 - 서울특별시에서 올해 첫눈이 관측되었다.
이 문서는 2023년 3월 8일 (수) 20:50에 마지막으로 편집되었습니다.

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