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弱虫ペダルの実写版映画を観た。私にとって弱虫ペダルは、私という人間を作り上げた大切な作品のひとつだったから、実写映画化するってなった時は暴れたんだけど、観ずに批判はしたくないと思ったから観に行った。劇場に着いたらなんかジャニオタみたいな女の子が沢山いて、弱ペダのオタクに量産型っていたの?!と思ったけどそういえば主演がジャニーズだった……。ジャニオタ=怖いっていうイメージしかない(根暗コミュ障ド陰キャアニオタの偏見です)からソーシャルディスタンスがあって良かった。いやそんな事はどうでもよくて、映画自体は星4って感じだった。すごく面白かったし爆泣きしてマスクはロストした。けどやっぱり原作が好きすぎるが故に納得出来ない部分もあって……でもここまで高い完成度で持ってきてくれるとは思わなかったから驚いたし、実写化叩いたことをマジで反省しました。映像の要所要所に原作への愛みたいなものを感じて嬉しかった……。ただ、正直全く期待していなかったことにより感動が増したみたいなところはあったのかな?人生に於いても期待を捨てるというスタンスが満足度の向上に繋がるということが分かりました。弱虫ペダルは色々なことを教えてくれますね。

去年の今頃はプロメアに狂ってたなぁ。もう一年経つんですね……。今思えば、同じ映画を週3で観る生活を数か月続けるなんてマジで頭がおかしかったんだけど、あれは人生の中で一番楽しい夏だったかもしれないと思う。それに比べて今年のつまらなさですよ!!貴重な二十歳の夏がどんどん死んでいって悲しいな。別に夏に対して特別な思い入れはないし、なんなら冬のほうが好きですが。

季節といえばですが!!『晴れのち四季部』という漫画が最高です。あのね、いっそ鮮やかすぎるくらいの色彩が、青春特有の目を伏せるほどにまぶしい瑞々しさを真っ直ぐに表現していて、なぜだか少し切なくなる。色使いの天才か?大切な貴方と過ごす季節はいつだって美しいんだということに気付かせてくれる作品です。こんなにも輝かしい日々が私にもあったんかな…………あとはとにかく日乃が可愛い。以上です。