惑星01

本質を掴む人の話は引力が強い理由

私は、車がそこまで詳しくないんですけど、かっこいい車は好きです。


とは言え、昔はそれほど好きではありませんでした。


それよりもギターに夢中だったというのもあるのですが、少しずつ車に興味を持つようになったのは、元日産のエンジニアの水野和敏さんを知ってからです。


水野さんの経歴はwikiでも見てもらうとして、今日はなぜ水野さんの話に引き込まれたのかを考えてみた結果をシェアさせてもらおうと思います。


水野和敏さんのブログ→水野和敏  [公式HP]


例えば、今日ツイートしたんですけど、このベストカーというYoutubeのチャンネルの動画。





他にも面白い動画がたくさんあるんですけど、これらの動画を見てて思ったのは、もう少しこれらの車について知りたいなって思ったことです。


なぜもっと知りたいと思うのかと言えば、水野さんがそう思わせる位に、「車って楽しいものなんだよ」と思っている感じが伝わってくるからです。


エンジニアとして出発して営業、開発に長年関わり、日産時代は社長のカルロス・ゴーンさんと経営層を介さずに一対一で、GT-RやフェアレディZを作ってきました。


その経験が、一つの車の性能のみならず、どうやってその車が作られているか?を解き明かしていくので、車の細かい部分が分からなくても他の部分から興味をそそられて行くことになります。


ポルシェ911GT3の動画の最後の方にありましたが、車の操作においての『間』について話していますが、水野さんはこの『間』は車を運転する現場の人でしか知りえない情報であり、設計だけでも、経営だけでも、それだけの視点では絶対に作れない『間』であると解説しています。


車と関係している情報をたくさん血肉化している水野さんならではの解説だと思います。


さて、なぜ、この水野さんの話に引き込まれていくのか?


E=mc2(2は二乗)というアインシュタインの公式がありますが、まさにこれです。


説明すると、情報の量=エネルギーとした場合、エネルギーとは質量と光速度の二乗とイコールなわけですから、情報のエネルギーが大きいということは、質量も大きいという事になります。


質量が大きい星は重力が大きい=引力が強いので、引き込まれるというわけです。


物理的なエネルギーではなく情報エネルギーなので、水野さんに物理的に引力が働くわけではありませんが、情報が持つ魅力に惹きつけられるっていう感じがするなと思ったわけです。


後、人が惹かれる要素って様々で、水野さんの場合はユーモアと顧客目線っていう所も見逃せないですね。


そういう意味で水野さんの講演と著作はおすすめです。


水野さんの講演とコチラ↓


と、の著書『非常識な本質』もおすすめです。



最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?