女子高生にバドミントンを教えて学んだ事パート1

普段は会社員として働きながら運動が苦手な子どもにバドミントンを教えたりしています!

先日とある方と話しをしていて夜間定時制の後輩にバドミントンを教えていた話しで盛り上がりました。一応定通制の全国大会に出た女の子を指導していたのですが、そこの大変さを理解してくれる方だったのでつい調子に乗ってしまいましたが。
具体的に何がどう大変かというのはいろいろありますが、大まかにいうとで言えば『家庭環境が複雑でメンタルが不安定な女の子に年間通して練習をやらせること』が一番大変です。わかる人はわかってくれるのですが。
そこでコーチ的な役割で指導をさせていただいた中で学んだ事をいくつか書こうと思います。

これは今でもいろんな所で役にたってますが、『自分の役割を理解してその役割を全うすること』というのは学びました。

夜間定時制にいる女の子は本当にメンタルが不安定な子が多いです。彼氏に依存している子とか水商売的な事をやってる子なんて珍しくもなんともないです。普通に援交や自傷行為という言葉も聞きました。ちなみにこれは高校生活の話です。
自分もある後輩をなんとかしてあげたいと思っていろいろやってみた事もありました。結果はなにも変える事が出来ずにただ無力さを感じただけですが。
そんな事もあったので、自分は『バドミントンを教えるだけの人間』に徹しました。
全国大会に行くような女の子でも、『気分が乗らない』という理由で練習を休むこともありました。他の子なんて日常茶飯事でした。普通のスポーツ指導者からしたらありえないと思いますが、自分はそんなもんだと割り切ってました。翌日謝罪もなく普通に練習をやっていてもなにも怒らずいつも通り練習をしていました。全日制の常識からはかけ離れてると思いますが。
彼女達の私生活の話しを聞いても口を挟む事はなかったです。向こうから話しをすれば聞きましたが。
自分はあくまでもバドミントンのコーチであってそれ以上でもそれ以下でもない。彼女達がある日突然退部してもなにも言わなかったです。

その代わりに練習を頑張りという子にはとことん付き合いました。ドタキャンされることもあったけど、彼女達が一所懸命やりたいという気持ちがあるならそこにとことん向き合うと決めていました。それが自分ができる唯一の指導なので。

その時の経験はボランティアでの大学生との関わりだったり運動が苦手な子どもにバドミントンを教える活動に活かされてます。
彼女達から学んだ事をいろんなところで活かせたらいいなと思っている今日この頃です。

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