【香港99日間 #30】「ビクトリアピーク」まで歩いて登ってみよう
「ビクトリアピーク」百万ドルの夜景を見ることが超有名な観光スポットです。ビクトリアピークは山の上にあるので、通常はピークトラムというケーブルカーを使って簡単に行くことができるのですが、今回は歩いて登ってみることにチャレンジしました。山歩きが好きな方にオススメです。今回は私が登ったコースについて紹介をしたいと思います。
ビクトリアピークへ歩いて登った理由
なぜ、ピークトラムを使えば簡単にいけるところへ、わざわざ徒歩で登ったのかという理由がいくつかあります。
香港で食べまくって摂取してしまったカロリーをリセットするため。
ビクトリア・ピークは何度も来たことがありたまには違う楽しみ方をしてみたかった。
実は香港は自然が豊富で、香港の自然にふれてみたかった。
本当はNoteを書くネタが欲しかっただけです。
ビクトリアピークまでの道程
まずコースの全貌を紹介します。この地図、非常にわかりやすいのですが、ゴール地点に置いてあります。この地図のスタート地点はスターフェリーの船着き場になっていますが、私は今回、地下鉄の最寄り駅の中環駅から行きました。
下は私がGPSの腕時計でとった経路です。ボタンの押し忘れがあり、最初の部分がちょっとだけ欠けています・・・。The Peak Tramと書いてある場所が本当のスタート地点です。全部で3kmほどの道程で、400m程度の高低差を登っていきます。全部で1時間ほどかかりますので覚悟して登りましょう。1時間程度かかります。
下はスタート地点付近の拡大図です。数字は冒頭の地図の数字に対応しています。Googleマップと照らし合わせながら見ていただくと迷わずにすみます。
まずはコースへの入り方です。下の写真右側にピークトラムの改札入り口(THE PEAK TRAMと書いてあります)があります。休日の日はここに人が多く並んでいますが、横目に道路が高架になっているところの下に抜けます。
歩道になっているので坂道を登っていきます。すると、WWFの建物が見えてきます。
WWFの左側を抜けると、Tram Viewというカフェが見えます。(帰りにこのカフェに行きましたが、なかなか良い雰囲気でした。) ここを登っています。このくらいの斜度が続きますので、無理だと思った方はここで引き返してピークトラムに乗りましょう。
道の途中にはこのような標識があります。これに沿っていけば迷うことはありませんが、ちょっと分かりにく場所もありますので注意が必要です。見どころも書いてあるので観光しながら登っていけます。
下の写真は拡大地図でいうと12'番地点です。Macdonnel Rdという細めのGoogle Mapsなどでは拡大しないと出てこないですし冒頭の地図にも道が書いてありませんが、車が走れるしっかりした道路です。東側にいくと12(写真では11になっていますね・・・)の地点にいけるのですが、私は間違えてそこまでいきませんでした。13までピークトラムの線路沿いに登りました。
上の写真に(下の写真も)ちょうどタクシーが停まっているのが見えると思います。階段がありますのでそこを登りました。
この階段を登り道沿いを進んでいくと、13番地点に出ます。ここも大きな通りです。橋になっていて下にピークトラムの線路が見えます。この橋を渡ってこの線路沿いに登っていきます。
時々トラムが横を走っていきます。緑が非常にきれいです。
しばらく登ると、また大きな道路に出ます。ここが15番地点です。Magazine Gap Roadという通りは車が多く走っているので注意してください。少し西側に進むとBrewin Pathという道の入口があるのでそこを登っていきます。この道は途中まで車も走れる道ですので気をつけてください。
途中から歩行者専用の道になります。緑が多くなりますが舗装されているので歩きやすいです。
左に折れる道があります。17番地点の手前です。案内があるので間違えることはないと思いますが、気をつけてください。
May Rdという大きな道にでます。奥に変わった建物が見えます。
Gladdonという建物で、1929〜30年頃に建てられた駐車場で、付近に住んでいた人がピークトラムと車を乗り換えるときに使っていたようです。
上記の写真の右側からChathan Pathという小道に入っていきます。ここからなかなか険しくなります。がんばりましょう。
Chathan Pathはずっと山道です。Googleマップでは緑色の細い線で表されています。分岐はないので道を間違えることはないですが、足元が滑りやすいので気をつけてください。
このような道をどんどん登ってきます。ところどころ標識があったり、上から人が降りてくるので、安心感があります。この道で10人ぐらいすれ違いました。親子連れもいました。
だいぶ登ってきました。中環エリアの高層ビル群がよく見えます。20番地点あたりです。
Chathan Pathを登りきりました。ここまでが一番つらいところです。
Chathan Pathの出口から100mほどBarker Rd(白加道)を西に向かって進みます。山が左側に見えるように歩きます。
左側にOld Victoria Hospital Maternity Blockが見えてきます。1921年に建設された病院です。この病院の脇にHospital Pathという道があるのでこれを登っていきます。(肝心の写真を撮り忘れました・・・)
Hospital Pathを登り終えると一旦Severn Roadという車が通行できる道にでますが、すぐにまた小道を登っていきます。(写真を撮り忘れました・・・)
Severn Roadを西側に進んでも問題ありません。24番地点にいければOKです。多分こちらの方が近いです。
小道を抜けると、また車道にでます。Plantation Rdです。ここを右側に進みます。下ります。(登りたくなりますが、下ります)
Plantation Rdを下っていくと、進入禁止の標識が見えてきます。車が入れないだけで、人は入れます。ここを進みます!
どんどん進みます。展望台のスカイテラスが見えてきます。
少し進むと分岐があります。また進入禁止の標識が見えてきますが、ここを登ります。Findlay Roadという名前がついています。
このあたりが24番地点です。もう少しでゴールです。
25番あたりで、このような景色が見れます。
ここからスカイテラスが見えます。$75支払うと登れます。
スカイテラスからはこのような景色が見れます。天気が良いと最高です!
注意点
徒歩といっても特に自然の中を1時間程度歩きます。十分に注意してください。
歩きやすい服装かつ歩きやすい靴がよいです。全ての道が舗装されていますので、普段着でも行けますが、最低限スニーカーを履いていきましょう。
虫刺されには十分に注意する。特にサンドフライというものにさされると痒くて大変だそうです。私は現地で買った虫除けスプレーを使いました。Deetという成分(使いすぎは身体によくないそうですが)が入っているのがよく効くそうです。可能であれば長袖・長ズボンがよいでしょう。
雨の日の直後は一部、路面が滑りやすいです。また香港は夏場は急に雨がふることもありますので天気予報を事前にチェックしましょう。
水分を持っていきましょう。自動販売機がありません。
夜になると真っ暗になります。できれば午前中から登り始めましょう。
香港は高層ビルだらけで人も多く都会ですが、実は自然がすぐ手に届くところがあります。登り終わった後は大きな達成感が得られます。時間と体力に余裕のある方は是非チャレンジしてみてください。
聽日見!
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