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MARUZEN CA870 ファイルNo.8 Close Game Addict

マルゼンCA870のカスタマイズ記録その8

CQBエリアや屋内フィールドでの接近戦用の構成。ゲーム開始と同時にゾーンに入りスローに流れる時間の中を本能に任せて突き進む、アドレナリン大好き閉所近接戦闘マニアへの処方箋

ベースはCA870ブルドッグ

Close Game Addictの構成

●内部カスタム

ノーマルでも初速が0.25gで80程あり近距離戦では充分に使える為に現状では未実施。ゲーム時は0.2g推奨。

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●フロントサイト

BLITZ ARMS製フロントサイト

CA870シリーズは、標準ではどのモデルもフロントサイトが付いていない。ブルドッグも同様。

アウターバレルは銃口側にテーパーしており、サイト無しでアウターバレルの先端を目印にして撃つとターゲットよりも上に着弾してしまう。

サイト代わりにフレームの溝を利用もできるが着弾が左右方向にぶれやすくまた、サイティングに時間がかかってしまう。

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視認性の良い集光アクリル付きフロントサイトは、ノーマルよりも素早く正確にサイディングできるので、より早くトリガーが引ける。

これは近距離戦での大きなアドバンテージとなる。

●マズルキャップ

CA870 減音マズルキャップ 

メルカリで購入。3Dプリントの個人製作品。

アウターバレルと同じ太さのシンプルな部品だが、発射時に出る破裂音の高音部分をカットしてくれる。

内部にメラミンスポンジを入れると更に消音性能が向上した。また、バリケードや障害物にぶつけやすいマズルの保護にもなる。

ゲーム中の抜け落ち防止の為、フロントサイトの一部を被せるように取り付けている。

●CA870ブルドッグについて

実は、主観でCA870シリーズの中で最もカッコ悪い銃がブルドッグだった。

中途半端な大きさのグリップが前後にダブルで付いたデザインがどうにもしっくりこない。

なので、まず買うことはないだろうと思っていた。

しかし、ゲームに行くと誰かしら使っているので気にはなっており、CA870カスタムを進めるにあたって、使わず嫌いは良くないと手に入れ実際ゲームに持っていってみた。

ゲームの最初は両手で前後のグリップをしっかりと握った、多分初めてブルドッグを使う人は必ず取るであろう構え方で使ってみる。可もなく、不可もなく、まあ普通に使える。

しばらくして、バリケード裏から必要最小限だけ身を晒し敵に照準を合わせようとした時、身体が自然にとった構え方に、突然ブルドッグが馴染んできて驚く。

違和感なくまるで身体の一部の様な使い心地に、ゲーム中にも関わらず一人バリケード裏で「何これ!何これ!すごい!すごい!」と喜んでしまった。

トリガーを引く指を中指に替え、グリップを浅く握り、頬のあたりを銃の後端につけてサイティングを安定させるエアガンならではなスタイルの構え方と使い方にドンピシャにはまる。

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特長的なフォアグリップは、人差し指を上に外して中指と薬指で、若しくは人差し指と中指まで外して薬指と小指で背中の筋肉を使いつつコッキングすると、わきを閉めたサイティングを安定させ易い体勢を変えずに素早くコッキングできる。

顔に近い方のグリップはコッキングに合わせて前に押すようにすると更に効果的だった。

反動がある実銃ではとても出来ないし、エアガン射撃に実銃の取り扱いをベースとしたリアリティを求める方は抵抗がある構え方になっていると思う。

しかし、安全性を保った上でエアガンならではの特性を活用し、可能性を見出し、想像力を膨らませながらシューティングやゲームをする方は、とても楽しめるのかもしれない。

これまで自己評価がいまいちだったCA870ブルドッグが、ここにきてとても魅力的に思えてきた。

フォアグリップは、今のスタイルで指のかからない下半分はカットしても良いのかもしれない。加工するか検討中。



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