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TOKYO MARUI コルト M1911A1ガバメント エアコッキングガン ファイルNo.1

TOKYO MARUI コルト M1911A1ガバメント エアコッキングガン (ハイグレード/ホップアップ版)ついての記録

【エアコッキングガバメントの特徴】

圧縮されたスプリングの力で空気を押し出す仕組みなのでガスや電池などのパワーソース不要。1発ずつスライドを引いてスプリングの圧縮とBB弾の装填を行う。

固定タイプのホップアップ機能が内蔵されており、限られたパワーでもより遠くにBB弾を飛ばせる。

適度に艶消し処理された質感の良いスライドや、リアルタイプのマガジン、またスライドやトリガーとリンクしてセフティも動作するハイグレードタイプにも関わらず¥3000程度とエアガンの中では比較的ローコストで入手できる。

細身のグリップは見た目以上に手に馴染み握り易い。グリップ内部の他、マガジンにも金属製のウェイトが組み込まれており、手に持つと適度に重量感もある。

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【お気に入りポイント】

モデルとなった銃はなんと100年以上も前にデザインされたもの。その機能的な工業デザインは幾多の人の手を渡りながら少しずつ変化して現代まで受け継がれている。

そんな実銃のデザインを再現したトイガンの一つであるのと、10m程度の距離で直径6㎜のBB弾を飛ばして楽しむ為の構成がミニマムにまとまったツールとしてとても気に入っている。

【分解しても楽しめる】

工具不用である程度分解できるので、外からは見えない内部の仕組みやパーツ形状を見て触れてとできる点もお気に入りなポイント。

外観以外にも、限られたスペースにコンパクトにまとめられたBB弾射出機構とそれを構成するパーツ類はとても優れた工業デザインになっている。見ていて飽きない。

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ただし、分解するとメーカーの保証が受けられなくなり、破損した場合は自己責任となるので注意。

【最初は慣らしが必要かも】

使い始めはセフティレバーが固く、かかりが浅かったが何度か動かしていると機能するようになってきた。部品同士の慣らしが必要なのかもしれない。

【サイティングのコツ】

プリンキングの際はサイティングにも少し工夫が必要。0.25g BB弾、距離5m前後で下の画像の様にサイティングしてターゲットを撃つと的の上に着弾してしまう。

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そこで、フロントサイトの位置をリアサイトの谷間からギリギリ見えるか見えない位の場所まで下げ、下の画像の位置で狙うと的にヒットするようになった。

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写真では隠れてしまっているが赤丸のセンターの真下にフロントサイトがある。

フロントサイトの位置決めがやりにくく使いにくい場合はリアサイトの谷間をヤスリなどで深く削る加工を行うと、谷間からフロントサイトの位置が見えるようになる。

この場合、リアサイトの付け根部分の段差を目安にフロントサイトの高さを決めるとやりやすい。リアサイトを加工した方がサイティングがスムーズにできるが、現状は未加工で射手側で補正を行いながら使っている。

【まとめ】

モデルになった銃の機能的なデザインは100年以上経った今でも健在。そこに無駄なくコンパクトに組み込まれたBB弾射出機構のデザインも逸品。エアコッキングガバメントは眺めて触って、プリンキングして、分解しても楽しめる。


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