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消防士の究極の目的地は、消防士が不要になること?

消防士という職業は、多くの人にとって憧れの存在であり、命懸けで人命を救う英雄のイメージがある。しかし、実際に消防士として働いている人の中には、事務仕事ばかりで現場に出られないという悩みを抱えている人も少なくない。

事務業務の効率化と消防士の本来の役割

消防士の仕事は、大きく分けて「現場業務」と「事務業務」に分けられる。現場業務は、火災現場や救急現場での活動であり、消防士の醍醐味と言えるだろう。一方、本部業務は、書類作成や各種手続きなど、事務的な仕事が中心となる。

近年、行政機関では、事務仕事の効率化を進める動きが活発化している。背景には、少子高齢化による人口減少や、職員の負担軽減の必要性などが挙げられる。

具体的には、書類作成の電子化や、各種手続きのオンライン化など、様々な取り組みが進められている。これらの取り組みによって、事務仕事の時間は大幅に削減されることが期待されている。

消防士の究極の目的地は?

事務仕事の効率化が進めば、消防士はより現場業務に集中できるようになるが、将来的には、技術進歩によって火災や救急の発生件数が減少すれば、消防士の必要性自体がなくなる可能性もある。

とことん突き詰めて考えると、消防士の仕事など、必要なければ一番良いわけで、火事も自動か素人でも消せるようになるか、そもそも火事の起こらない世界になると我々は失業する。救急業務にしても、ロボット医師が駆け付けるなど、病院でなくとも治療ができるようになれば、搬送など必要ない。

つまり、消防士の究極の目的地は、消防士が不要になることなのかもしれない。一見、矛盾しているが、火災や救急の発生件数が減少することは、社会全体が安全で安心な場所になっていることを意味する。消防士が不要になるということは、誰もが安心して暮らせる社会が実現した証と言えるだろう。

変化を恐れず、未来を創造する

消防士の仕事は、時代とともに変化していく必要がある。事務仕事の効率化や、新しい技術の導入など、様々な変化に対応していくことが、未来の消防士に求められる。

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