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ありがとう、ごめんなさい

9/2、祖母の母が亡くなった。

私は今、祖母・祖父・オババと一緒に暮らしている。
本来、今日は家にいるオババ(祖父の母 92歳)の体調があまり良くないので、祖母が病院に連れていく予定だった。
だけど朝突然、祖母に電話が来たらしく、私が5:30に起きた時には
「ばあちゃん(祖母の母)の体調が悪いので行ってきます。おばばには、病院に行けませんと伝えておいて。ご飯は自分で食べてね」とだけ書かれた紙が卓上に置いてあった。

そして7:00ごろ。「ばあちゃんは亡くなりました、オババにも伝えておいてください」というメールが届いた。

ばあちゃんとは、最近はほとんど関わることはなかったけれど小さい頃は沢山可愛がってもらってた。だから正直けっこう衝撃だった。
それよりも、祖母が悲しむ姿を見たくない。夏休み前から親とうまくいかなかった私を住まわせてくれて、たくさん迷惑かけちゃって、すごく忙しい思いをさせていた。もしかしたら、ばあちゃんの状態が悪いって知ってたかもだけど、私の前では一切そんな様子見せなかった。
もし、忙しいが故に実の母であるばあちゃんのところへ行けてなかったとしたら、と考えるとものすごく申し訳ない気持ちになる。

それと、私はどうやってオババに伝えればいいんだろう、と悩んでいる。
実際のところ、オババと祖母はあんまり上手くいってないように感じるところが多く、それはオババ本人も気付いてるらしい。
3日ほど前、オババが体調が悪くて病院に行きたいけど、祖母には伝えにくいから...っていうことで私に話してくれた。その時に「そろっと歳だからもう、いついなくなるかわかんないけぇねぇ」って言ってて。
その後に私が祖母に伝えてやっと今日、(はじめにも述べたが)ちゃんとした大きい病院で診てもらおうって話でまとまってた。

さっき祖母からのメールでオババに伝えててって言われて、すごく悩んだんだけど伝えた。
今後、多分オババは祖母に気を使って病院に行かなくてもいいって言うと思う。そしたらオババの体調も悪化して...って考えてしまう。

怖い。周りの人が居なくなることが。
また誰か大切な人がいなくなってしまうのではないか、という考えが頭から離れない。
こんなに誰がを失うことって怖かったっけ。

それに、私は祖母が帰ってきた時になんて言えばいいのかな。
何だか、「あんたのせいよ!あんたが私を忙しくさせたが故に、逢いに行く暇もなくて、こんなに呆気ない最期になっちゃったじゃんか!!」っていう声がどこからが聞こえてきそうで。
いつも元気に振舞ってる祖母だからこそ、こういうことになってしまう前に気付けなかった自分の不甲斐なさ。ごめん、祖母。

...ばあちゃん、小さい頃たくさん可愛がってくれてありがとう。
それと、あなたの娘である祖母を、私が親と上手くいかないが故に忙しくさせてしまい、ばあちゃんと祖母が一緒に過ごすはずの時間を奪ってしまいました。ごめんなさい。
祖母はとても優しいです。とても尊敬できる人です。私は祖母に救われました。
ばあちゃんが祖母を育ててくれたから、私は救われました。ありがとう。
ゆっくり休んでね。

#ありがとう #ごめんなさい #いがらしの備忘録

よろしくお願いします!